新潟県で不用品を処分する方法は？

新潟県で不用品を処理する方法は、以下の3つです。

• ①自治体の粗大ゴミ回収に出す
• ②処理施設に粗大ゴミを直接持ち込む
• ③民間の不用品回収業者に依頼する

自治体によって不用品の出し方には少々違いがあるものの、新潟県における不用品の処分方法は上記3つのやり方が中心です。ここからは、新潟市における粗大ごみの出し方を例に挙げて解説します。

①自治体の粗大ゴミ回収に出す

新潟市で粗大ごみを出すには、事前に「粗大ごみ受付センター」へ申込みが必要です。収集は申し込みをしてから3日～1週間ほど時間が掛かります。

新潟市の粗大ごみ回収手順

1. 「粗大ごみ受付センター」へ電話やインターネットで申し込む
2. コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入
3. 収集日には指定された場所に粗大ごみを出す

新潟市の粗大ごみ処理券は100円、200円、300円、500円の4種類です。購入後、収集日当日の朝8時までに、シールを貼った粗大ごみを指定排出場所に出します。
粗大ごみ処理券のシールには、氏名又は受付番号を記入する必要があります。

また、新潟市の不用品回収料金を以下に記載します。
参照：「新潟市」の粗大ごみの価格

上記は新潟市の例ですが、新潟県の自治体において粗大ごみを出す方法は概ね同じです。詳細はお住いの自治体のHPなどを確認してください。

②処理施設に粗大ごみを直接持ち込む

新潟市では、指定されたゴミ処理施設に粗大ごみを持ち込むことも可能です。この制度は、引っ越しなどで一時的にごみが多量に出る場合や、通常のごみ収集日に出せない場合などに対応するためです。

新潟市の粗大ごみ持ち込み手順

1. 車に不用品を積んだ状態で各ごみ処理施設へ持ち込みます。
2. 事前もしくは当日に、受付へ「廃棄物処理依頼書」を提出します。
3. その後指定の場所に不用品を自ら荷下ろしし、車両重量を計測したあと料金を支払います。

不用品の直接持ち込みでは、重さ10㎏ごとに処理手数料が加算されます。家庭系ごみは10㎏ごとに60円、事業系ごみは130円です。
こちらも回収と同様に、持ち込めるゴミの種類や受付時間は各エリアによって異なるため、各自治体の公式ウェブサイトで詳細を確認してください。

また、新潟県のみでなく、日本では家電リサイクル法があるため、テレビやエアコン、冷蔵庫、洗濯機は自治体での回収ができません。
これらの家電を処分する場合、電器店に回収を依頼するのが一般的です。
家電リサイクル法に当てはまる電化製品のコストは、基本的に大型で重いものほど高額になります。小さな薄型テレビの場合は総額3000～4000円程度で済みますが、大型冷蔵庫などの場合は総額1万円近く掛かる場合もあります。

KADODE作業担当

これらの家電をよりスピーディーに処分したい場合は、不用品回収業者に依頼する方法もおすすめです。

③不用品回収業者に依頼する

3つ目は専門の不用品回収業者に依頼して、自宅まで回収に来てもらう方法です。

民間の不用品回収業者の場合、電話1本で依頼できるのが便利です。自治体で不用品を出すよりコストは掛かるものの、自分が希望した日時にスピーディーに対応してもらえる上、冷蔵庫やエアコンなど家電リサイクル法の対象となる電化製品も引き取ってもらえます。

すぐに粗大ごみを処分してほしい、夜間でも対応してほしいなどの場合は、民間の不用品回収業者に依頼がおすすめです。

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新潟県における不用品回収の料金相場

新潟県で不用品回収を依頼する際の料金は、回収する不用品の量や種類によって異なります。主に以下の2つの回収方法があり、それぞれに料金相場が設定されています。

少量の不用品回収の場合

不用品の数が少ない場合は、1品目ごとに料金が設定されることが多いです。例えば、家具や家電の単品回収では、一般的には数千円から1万円程度が相場です。小型家電や小物の場合はもう少し安く抑えられることもあります。

品目やサイズに応じて料金は変動しますが、出す不要品が少ない場合は1品ごとの料金で利用したほうが良いでしょう。

下表は、新潟県での1品ごとの不用品回収価格の目安です。

※業者やサービス内容によって価格は変動します

大量の不用品回収の場合

大量の不用品を一度に処分したい場合には、積み放題プランや定額パックプランの利用がおすすめです。軽トラックを使用した積み放題プランでは、おおよそ1万円から5万円程度が相場となります。2トントラックのプランでは、2万円から5万円程度が一般的です。
下表は、新潟県での定額パック料金の目安です。

業者ごとに提供されるプランの内容や条件は異なります。複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなくサービスの内容や条件も比較して選ぶようにしましょう。

不用品の量が多い場合、1品ごとに回収料金を算出するよりも、積み放題プランなどを利用する方が経済的です。積み放題プランや定額パックプランでは、一定の料金で車両に積載できる量まで回収してもらえます。そのため部屋全体の不用品をまとめて処分したいような場合はパックプランが良いでしょう。

また積み放題プランでは、車両の積載容量に応じて一定料金での回収が可能です。そのため回収する不用品の量が増えるほど、1品あたりの回収単価が安くなります。特に家具や家電など大きなアイテムが多い場合、個別に回収するよりも定額プランを利用した方が総費用が抑えられます。

行政・民間業者それぞれの不用品回収におけるメリットとデメリット　

不用品回収を依頼する際には、行政と民間業者のそれぞれにメリットとデメリットがあります。
下表は行政のサービスと民間業者のメリットとデメリットを比較したものです。

KADODE作業担当

それぞれの特徴を踏まえ、状況に応じてどちらが合っているかを見極めましょう。

自治体やアプリで処分できない物は不用品回収業者に依頼しよう

ここまでで紹介したように、自治体の回収サービスやフリマアプリでは対応が難しい物も多くあります。これらの方法で処分できない場合は、民間の不用品回収業者に依頼しましょう。

不用品回収業者は幅広い品目に対応しており、今日中にゴミを出したいといったスピーディーな要望にも応じています。大型家電や家具、リサイクル法対象品目の処分、解体や分別が必要な不用品でも、専門業者であれば迅速対応が可能です。

新潟県で信頼できる不用品回収業者の選び方

不用品回収業者への依頼はとても便利ですが、中には費用をだましとったり不法投棄したりする悪質な業者も存在し、後にトラブルに発展するケースもあります。
そのような業者に当たらないためにも、依頼の際は以下5つのポイントを見極めましょう。

見積もりが明確かどうかを確認する

不用品回収業者を選ぶ際、まずは見積もりの明確さを確認することが重要です。
信頼できる業者は見積もりに詳細な内訳を説明し、追加料金が発生する可能性についても事前に知らせてくれます。

優良業者の見積もりには、回収する品目の種類や数量、作業にかかる時間、運搬費などが含まれます。
これにより、後から予期しない追加費用が発生するリスクを避けることができます。反対に見積もりの料金が不明瞭であったり、具体的な説明がない業者は避けた方が良いでしょう。

業者の口コミや評判を確認する

業者の口コミや評判を確認することで、その業者の信頼性やサービスの質を把握できます。
まずはインターネットのレビューサイトやSNS、掲示板などで、実際にその業者を利用した人たちの評価を調べましょう。ポジティブな口コミだけでなく、ネガティブな評価も参考にすることで、業者の強みや弱点を知ることができます。また、知人や友人からの紹介も信頼性の高い情報源です。

適正な許可や資格を確認する

不用品回収業者には、適切な許可や資格が必要です。基本的に家庭から出る不用品を取り扱う業者は「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。
許可証や資格が適切に取得されているかどうかを確認することで、安心して依頼することができます。また、特定の廃棄物やリサイクル品については、追加の資格や認証が必要な場合もあります。その点も合わせて業者に聞いてみると良いでしょう。

電話対応や見積もり対応をチェックする

業者の電話対応や見積もり対応は、その業者のサービス品質を判断するための重要なポイントです。電話での対応が不親切な場合、その業者が実際の作業でも信頼性に欠ける可能性があります。
また、見積もり時の対応が不明確であったり、質問に対する答えが曖昧である場合も注意が必要です。しっかりとした対応をする業者は、サービスの品質にも自信を持っていることが多いです。実際に相手と会話をすることも業者選びの指標になるでしょう。

回収方法や処分方法を確認する

回収業者選びにおいては、回収方法や処分方法についても確認が必要です。
業者によっては、特定の品目に対して適切な処分方法をしていない場合があります。業者がどのような方法でリサイクルや廃棄を行っているかも確認しましょう。優良業者の場合は環境に配慮していることが多く、リユース先なども教えてくれることが多いです。回収方法が自分のニーズに合っているかも確認し、スムーズな処理に対応している業者を選びましょう。

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新潟県でお得に不用品を処分する3つの方法

リユースショップを利用する

新潟県では粗大ごみの資源化を図るために「リユースショップ」の利用を推奨しています。

リユースショップは使わなくなったものを買取店へ持ち込んだり、業者に家に来てもらったり、宅配を利用して不用品を買取ってもらうシステムです。

リユースショップでは、まだ使用可能な家具や家電製品、衣類などを買取り、中古品として再販売します。状態や使用年数が良い物ほど高価で買い取られる可能性があり、処分費用がかからないばかりか、逆に現金を手にできるチャンスです。

新潟県内には多くのリユースショップが存在し、持ち込むだけで簡単に査定してもらえます。不要品をただ処分するのではなく、ぜひリユースショップを活用してお得に処分する方法を検討してみましょう。

「おいくら」サイトを利用する

新潟県で不用品をお得に処分する方法として、「おいくら」という買取価格比較サイトの利用があります。

「おいくら」は、新潟県を含む全国の自治体と連携し、SDGs（持続可能な開発目標）の取り組みの一環としても注目されているサービスです。このサイトを利用することで、複数のリユースショップの買取価格を一度の申請で比較検討できます。

「おいくら」を使うと、不用品が思わぬ高値で買い取ってもらえるチャンスがあります。また不用品を処分するだけでなく、利益に変えられる可能性もあります。利用方法も非常に簡単で、ウェブサイトやアプリから売りたい商品の詳細を入力するだけです。登録後は、複数のリユースショップからの査定結果がメールで届くため、ちょっとしたワクワク感も味わえます。

お得に不用品を処分したいなら「おいくら」の利用もぜひ検討してみるのも良いでしょう。

フリマアプリを利用する

最後はフリマアプリを利用する方法です。

フリマアプリは多くの種類がありますが、中でも「メルカリ」はユーザーも多く手軽に利用できるアプリです。不用品を簡単に出品して処分できるため、初心者にもおすすめです。

メルカリは取引全てがアプリ上で完結し、購入者との決済も安全に行える点が魅力です。商品が売れた後は、宅配業者に集荷を依頼することもできます。

特に不用品の状態が良ければ、メルカリではすぐに売れることも多いです。古いアイテムや長年使っていない物でも、まずは気軽に出品してみると良いでしょう。

このようにフリマアプリを使うことで、自宅から手軽に不用品をお金に変えることができます。フリマアプリの利用者は新潟県でも多く、「メルカリ」をはじめ、直接相手と待ち合わせをして取引ができる「ジモティー」も人気です。

KADODE作業担当

これら3つの方法は、取引までに多少時間はかかるものの、場合によっては無料で処分することが可能です。

不用品は定期的に処分することが大切！

何でも簡単に物が買える現代だからこそ、家の中の不用品を溜め込まないために定期的に見直し処分しましょう。
以下3つのポイントを押さえることがおすすめです。

見直しを習慣にする

不用品をため込まないためには、定期的な見直しを習慣にすることが大切です。季節の変わり目や年末の大掃除など、定期的に自宅の中をチェックする機会を設けましょう。
日常的に少しずつ片付けることで物が増えすぎるのを防ぎ、不要な物をすぐに処分できます。特に使っていない物や忘れられた物に目を向け、必要かどうかを考えることが大切です。

収納をオーバーした場合は処分する

家の収納スペースが入らない時は、不用品を処分するサインです。新たに物を購入する際は、同じ数だけ物を処分するよう意識しましょう。例えばクローゼットの中がパンパンになったら、新しい服を買う前に着ていない服を処分します。
収納スペースに収まりきらない物が増えると、部屋が散らかる原因になります。物が増えてきたらその都度使っていない物を選び出し、手放すことが大切です。

必要なものと不要なものを分ける

物を処分する際には、まず必要な物と不要な物を明確に分けることが重要です。使っている物と頻繁に使用する物は残し、長い間使っていない物や不要と感じる物は手放しましょう。
これには「1年間使わなかった物は処分する」など、自分なりの基準を設けると判断がしやすくなります。不要な物を明確にすることで、生活空間がスッキリし、必要な物に囲まれた生活が実現できます。

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新潟県在住の方に聞いた！不用品回収はどこを利用するのか

今回新潟県在住の方々を対象に、不用品の処分方法に関する独自アンケートを実施しました。その結果、粗大ごみの処理方法が多岐にわたることが明らかになりました。

【新潟県】「不用品回収」vs.「自治体の粗大ごみ収集」利用者の割合

‣不用品回収業者を利用…28％
‣自治体の粗大ごみ収集を利用…44％
‣処分する品目によって両方を利用…10％
‣その他、リサイクルショップや友人へ譲った…18％

アンケートからは自治体の粗大ごみ収集を利用している割合が44％と最も高いことから、多くの住民が自治体のサービスを利用していることがわかります。
ただ、それに次いで多いのが不用品回収業者の利用者です。今回利用している方の割合は28％となっており、想像以上に多いことが分かります。
民間の業者は、スピーディーな対応や幅広い品目の処分が可能であるため、特に急いで処分したい場合や、大型家具・家電などの処分に適していると考えられます。

【職業別】不用品回収業者を利用した方の割合

‣専業主婦・主夫…54％
‣会社員…48％
‣自営業…40％
‣アルバイト・フリーター…52％

アンケートでは、不用品回収業者を利用した割合は専業主婦・主夫が54％と最も高くなりました。この結果から、家庭での不用品処分のニーズが特に高いことがわかります。
そして会社員の利用割合が48％、自営業が40％となりました。これは専業主婦やアルバイト・フリーターに比べて少し低い数値ですが、それでも一定の利用が見られます。会社員や自営業者は忙しい仕事の合間に不用品回収を依頼することが多いと考えられます。

処分個数別で見る「不用品回収業者」利用者の割合

‣1～3個程度を処分する場合…20％
‣4～6個程度を処分する場合…43％
‣7個以上を処分する場合…66％

上記のデータからは、処分する個数が多いほど、不用品回収業者を利用する割合が高くなっています。具体的には1～3個程度を処分する場合の利用者は20％ですが、7個以上の場合は66％に達しています。これは個数が増えるにつれて、業者に依頼する方が効率的で手間が少ないためと考えられます。