佐賀県での不用品処分は自分でできる？

佐賀にお住まいの方で、業者に依頼しないで自分で不用品を処分したいと考える場合、その方法は主に2つあります。

• ①自治体が行う粗大ゴミ回収を利用する
• ②処理施設に粗大ゴミを自分で持ち込む

自治体によって多少の違いはありますが、佐賀県で不用品を処理する方法は上記の2つです。
ここからは佐賀市を例に挙げて解説します。

①自治体の粗大ゴミ回収に出す

佐賀市では毎月1回、粗大ごみ回収が行われています。通常のごみ回収のように決まった日に収集場所に出すのではなく、申し込みが必要です。回収の依頼は各自治体に申し込みを行い、粗大ごみ処理券を購入して、道路から見える場所にご自身で運び出さなければなりません。

佐賀市での粗大ごみ回収手順

1. 「佐賀市ごみ予約センター」へ電話やインターネットで申し込みを行う
2. 収集日の前月末日までに、金融機関またはオンライン決済で処理手数料を支払う
3. 収集日の朝、道路から確認できる場所に粗大ごみを置いてでおく

粗大ごみは基本的に、収集日当日の朝8時30分までに出します。処理手数料は、500円・1,000円・1,500円の3区分があり、粗大ごみのサイズなどで分けられます。手数料を金融機関で支払った場合は、粗大ごみに貼り付けるステッカーが渡されます。オンライン決済の場合は紙を用意し、申し込みの際に表示された受付番号をマジックで記入し、粗大ごみに貼り付けてください。

上記は佐賀市の手順ですが、佐賀県内の粗大ごみの出し方は上記とほぼ同じです。ただし、自治体ごとに回収ルールが決められているので、お住まいの自治体の公式ウェブサイトで事前に詳細をご確認ください。

②処理施設に粗大ゴミを自分で持ち込む

佐賀市では、指定のゴミ処理施設に直接不用品を持ち込むことも可能です。ただし自治体によっては持ち込み対応がない場合や、回収できない品目があることもあるため、事前にルールを確認してください。

持ち込みの場合は、平日であれば事前の申し込みは不要です。当日受付で搬入許可申請書に記入が必要ですが、事前に公式ウエブサイトからダウンロードして持参するとスムーズです。
以下の表で、粗大ごみの処分にかかる費用の目安を紹介します。（※市町村によって料金は異なります。正確な料金は、お住まいの自治体のウェブサイトでご確認ください。）

また、「テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫」などは家電リサイクル法によって、自治体で回収ができません。
家電リサイクル法は、家庭やオフィスから出されるテレビやエアコンなど家電製品のリサイクルを促進するために制定されました。処分にはリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
特定の電化製品やそのほかの不用品を一気に処分する場合は、専門業者に依頼するほうがスピーディーです。

現在時刻！ 今ならご案内可能です

佐賀県の不用品回収で料金相場の目安

不用品回収の際の料金は、不用品の量によって異なります。また、１品目ごとの料金のほか、積み放題プランなど大量の処分がお得にできる料金設定があるのも一般的です。不用品の量が少ない場合と多い場合について、それぞれの料金体系を解説します。

少量の不用品回収の場合

回収する不用品が少量の場合、一般的には1品目ずつ料金が決められています。家具や家電などを1点だけ回収してもらうときの費用は、品目や大きさによって違いがあるものの、数千円から1万円前後が相場です。
また、1品目ごとの不用品回収では、一部の業者が品目ごとの料金に加えて「基本料金」を設定しています。佐賀県の不用品回収業者の基本料金相場は3,000から5,000円程度です。
不用品回収料金は、業者やサービス内容によって違いがあります。そのため、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
1品ごとの不用品回収における価格の目安

2. 大量の不用品回収の場合

まとめて処分する場合など、回収する不用品が多ければ、積み放題プランや定額パックがお得です。積み放題プランでは軽トラックが2万円から5万円程度、2トントラックは5万円から10万円程度が相場となっています。

積み放題プランや定額パックとは、指定されたトラックのサイズ内で複数の不用品をまとめて回収してもらえるプランのことをいいます。１品目ごとに金額を計算していくよりも、まとめたパック料金のほうが、不用品の量が多ければ多いほどお得です。

行政の不用品回収・民間業者それぞれのメリットとデメリット

コストを抑えるなら、行政による不用品回収がおすすめです。行政だと信頼性が高く、メリットも多いです。

ただし、処分したい物が置いてある場所まで回収に来てもらえない、混み合う時はすぐに対応してもらえないなどのデメリットもあります。そのため、急いで不用品を回収してほしい時や、自分で運び出せない場合には、民間の不用品回収業者に依頼するのが良いでしょう。

ここでは、佐賀県での行政サービスと民間業者、それぞれのメリット・デメリットを比較しています。自分の状況やニーズには、どちらのサービスが最適なのかを判断してください。

佐賀県で優良な不用品回収業者を選ぶポイント

佐賀でどの業者が信頼できる不用品回収業者なのかを見極めるには、次の5つのポイントをチェックしましょう。

不用品回収の許可を取得している

不用品回収を行う業者は、法律に基づいた許可を取得しなければなりません。「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。許可を取得している業者であれば、ウェブサイトや見積書などに、許可番号が記載されています。依頼する前に、許可番号を確認しましょう。許可がない業者は悪徳業者の可能性が高く、法的トラブルに巻き込まれることがあるため、注意が必要です。

サービス内容が明確

優良な業者は、提供するサービス内容が分かりやすいです。追加料金が必要なオプションサービスなど、わかりやすく記載し、説明してもらえます。ウェブサイトに具体的な回収品目や対応エリア、オプションサービスなど明確に記載されているかをチェックしましょう。サービス内容が曖昧な業者は、追加料金など不当な請求をされるリスクがあります。

ポイント3. 料金が透明でわかりやすい

料金体系が明瞭であることも、業者選びで大切なポイントです。料金が一律でない場合、業者が事前に明確な見積もりを出してくれるかを確認してください。複数の業者から見積もりを出してもらい、比較して選びましょう。

事例や実績を確認する

信頼できる業者かどうかを判断するポイントの一つが、実績です。実績が豊富にあれば、安心して依頼できるでしょう。ウェブサイトに、実績や事例が掲載されているかを確認してください。回収前の不用品の状態と、回収後の状態を写真で紹介されているケースが多いです。

口コミやレビューを確認する

他の利用者の口コミやレビューは、実際に利用した生の声として、業者選びに役立ちます。レビューや評価から、業者の信頼性やサービス品質が判断できます。評判が悪い業者は避けるようにしましょう。

KADODE作業担当

佐賀で不用品回収業者を選ぶ際には、これらのポイントを参考にして選びましょう。

現在時刻！ 今ならご案内可能です

佐賀県の不用品回収の事情アンケート

みんなはどうやって不用品処分しているの？

佐賀県在住の方を対象にした「不用品の処分方法」について、アンケートを行いました。その結果、いずれかの方法に偏るのではなく、多岐にわたる方法で粗大ごみの処分が行われていることが分かりました。

【佐賀県】「不用品回収」vs.「自治体の粗大ごみ収集」利用者の割合

‣不用品回収業者を利用…28％
‣自治体の粗大ごみ収集を利用…44％
‣処分する品目によって両方を利用…10％
‣その他、リサイクルショップや友人へ譲った…18％

この結果から、佐賀県では不用品処分方法の多様化が分かります。「不用品回収」も「自治体の粗大ごみ収集」も、状況に応じて利用しているようです。

不用品回収業者を利用した職業別での割合

‣専業主婦・主夫…54％
‣会社員…54％
‣自営業…36％
‣アルバイト・フリーター…51％

佐賀県では、自営業以外では不用品回収業者を選ぶ人が多く、利便性を優先する割合が高いです。自営業では自治体の粗大ゴミ収集を利用する人が64％と多く、費用面のメリットを重視していると考えられます。
不用品回収業者を利用する全体的な割合は半数近くに及び、佐賀県における不用品回収業者のニーズが高まっていることがわかります。

処分個数別の不用品回収業者を利用した割合

‣1～3個程度を処分する場合…80％
‣4～6個程度を処分する場合…47％
‣7個以上を処分する場合…64％

こちらの結果では、少数の品目を処分する場合に注目してください。一般的には、少量の処分は自治体の粗大ごみ回収を利用する割合が高いのですが、佐賀県では80％と圧倒的に民間の業者が選ばれています。費用をかけてでも、利便性の高さを重視する人が多いことがわかります。