和歌山県で自治体の回収サービスを利用して不用品を処分する

和歌山にお住まいの方が、自分で不用品を処理する方法は主に2つあります。

お住いの自治体によって多少違いがありますが、和歌山での不用品処理方法は上記の2つです。
ここからは和歌山市を例にそれぞれ解説します。

①自治体の粗大ゴミ回収に申し込む

和歌山市では粗大ごみの回収を行っています。回収を依頼する際には事前に各自治体に申し込みを行い、指定された場所にご自身で搬出する必要があります。和歌山市の粗大ゴミ回収は、1回の受付が2点〜15点と数量の制限があるものの、無料で回収してもらえます。
参考：https://www.city.wakayama.wakayama.jp/faq/gomikankyou/1007991/1007994.html

和歌山市の粗大ごみ回収手順

1. 「粗大ごみ受付センター」へ電話で申し込みを行う
2. 収集日の朝8時までに、指定された場所に粗大ごみを運んでおく

上記は和歌山市の例で、和歌山県内の他ほとんどの市町村では、申し込み後に粗大ゴミ処理券の購入が必要です。

また、和歌山市でも、家電リサイクル法対象品目の場合は、申し込み後に郵便局で「リサイクル券」を購入しなければなりません。
このように地域によって回収ルールや料金が異なるため、詳細は自治体の公式ウェブサイトなどでご確認ください。

家電リサイクル法とは、家庭やオフィスから出た「エアコン・テレビ・洗濯機・冷蔵庫」などのリサイクル促進を目的としたものです。対象家電を処分する場合、一般的には電気店へ依頼します。処分の際には、リサイクル料金と収集運搬料金が必要です。

• リサイクル料金：1,000円～5,000円程度 ※製品やメーカーによって異なる
• 収集運搬料金：1,500円～3,000円程度 ※小売業者によって異なる

②処理施設に粗大ゴミを自分で持ち込む

指定のゴミ処理施設に直接不用品を持ち込むこともできます。ただし、自治体によっては持ち込みに対応していない場合や、回収できない品目もあり、事前にルールを確認してください。
和歌山市では費用がかかりませんが、他の市町村では料金を支払うことが一般的です。（※市町村によって料金は異なります。正確な料金は、お住まいの自治体のウェブサイトでご確認ください。）

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和歌山県で不用品回収業者に依頼するときの料金相場

不用品を回収してもらう際、不用品の量や種類によって料金が異なります。料金の決め方は、主に2通りあるので、それぞれの料金相場を見てみましょう。

不用品が少量の場合

処分する不用品の数が少ない場合、ほとんどの業者では1品目ごとに料金が設定されます。家具などの回収を依頼し、個数が1点だと品目や大きさもよりますが、料金相場は数千円から1万円前後です。

また、1品目ごとに不用品回収を依頼すると、「品目ごとの回収料金」だけでなく、基本料金が設定されていることが多いです。和歌山県の不用品回収業者の基本料金は3,000〜5,000円程度を見ておくとよいでしょう。

料金相場は業者によって違いがあり、悪徳業者に引っかからないためにも、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

1品ごとの不用品回収における価格の目安

大量の不用品回収の場合

不用品を一度にまとめて処分したい場合は、トラックの積み放題プランや、定額パックがお得です。積み放題プランや定額パックは、指定されたトラックの範囲内で、複数の不用品をまとめて回収してもらえます。不用品の量が多いほどお得です。

積載可能な量や料金設定は業者によって違いがあるため、それぞれの業者のホームページなどで事前に確認してください。

以下の表は、和歌山の不用品回収におけるパック料金のおおまかな目安です。

自治体サービスと民間業者のメリット・デメリット

自治体サービスによる不用品回収のメリットは、何といってもコストを抑えられることです。信頼性が高いこともメリットといえるでしょう。しかし、すぐに対応してもらえないことや、不用品の種類によっては回収できないなど制限もあります。

その反面、回収を急ぐ場合や不用品の種類が多い場合は、民間の不用品回収業者が便利です。

このように、自治体サービスと民間の業者それぞれにメリット・デメリットがあります。下記の表にそれぞれの特徴を記載していますので、比較する際の参考にしてください。

困った時には不用品回収業者に相談しよう

上記でも紹介したように、粗大ゴミなど不用品を処分したいと思った時に、自治体では何でも何時でも自由に回収してもらえるわけではありません。

一方で不用品回収業者に依頼すれば、一般的な家庭にあるようなものであれば、たいていのものは回収してもらえます。自分で運び出す必要がないため、大型の家具や家電などを簡単に処分できるのも魅力です。引っ越しの退去などで処分を急ぐとき、多くの業者では即日対応してもらえます。

ただし、注意点もあり、不用品回収業者の中には悪質業者も存在します。不当な高額請求や、不法投棄など、トラブルが起こりかねません。トラブルを避けるためにも、信頼できる業者を見極めることが大切です。

和歌山県で信頼できる不用品回収業者を選ぶポイント

トラブルに巻き込まれないため業者を見極めるポイントは大きく4つです。

許可を取得している

不用品回収を行うには、許可の取得が必須です。一般的には「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」がありますが、家庭の不用品回収には一般廃棄物運搬業許可を取得しなければなりません。許可された業者は、ホームページや見積書などに許可番号を記載しています。不用品回収を依頼する際には、許可番号があるかどうかを確認しましょう。許可がない業者に依頼すると、不法投棄など法的なトラブルに巻き込まれる可能性もあり、注意が必要です。

料金が明確か

信頼できる業者は、提供するサービスについて明確な料金を提示しています。オプションサービスなど追加料金が必要なサービスについても、詳細をわかりやすく記載しているはずです。料金がわかりにくい業者は、追加料金など不当な請求をされるリスクがあります。具体的な回収品目や作業時間など、料金の詳細な説明がされているかのチェックは欠かせません。

適正な料金か

料金が適正であることも、信頼できる業者選びのポイントの一つです。相場よりも大幅に高い料金を設定している業者がいるので、注意しましょう。1社だけに見積もりを依頼すると、高いのか適正なのかがわかりにくいです。複数の業者に見積もりを出してもらい、比較して選びましょう。料金が高すぎる業者が良くないことはもちろんですが、安すぎる業者にも気をつけてください。無料など安すぎる業者も、悪徳業者である可能性が高いです。

実績や事例がある

実績や事例が豊富な業者だと、安心感があります。多くの業者はこれまでに行った回収作業について、ホームページで作業前後の写真や、どのような作業なのかを紹介しています。不用品回収を依頼する際には、実績や事例も確認すると良いでしょう。
ポイント5. 良い口コミや評判がある
実際に利用した人の口コミや評判は、業者選びの際の参考にできます。評判が悪い業者は避けるようにして、良い口コミが多い高評価な業者を選びましょう。

KADODE作業担当

これらのポイントをチェックし、信頼できる良い不用品回収業者を選んでください。

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和歌山県で不用品を処分する方法の割合

みんなはどうやって不用品処分しているの？

和歌山在住の人を対象に「どのように不用品を処分しているのか」というアンケート調査を行いました。その結果、和歌山県ではさまざまな方法で粗大ごみを処理していることが分かりました。

和歌山県の「不用品回収」vs.「自治体の粗大ごみ収集」利用者の割合

‣不用品回収業者を利用…38％
‣自治体の粗大ごみ収集を利用…46％
‣処分する品目によって両方を利用…11％
‣その他、リサイクルショップや友人へ譲った…5％

上記の結果を総合すると大阪府では不用品の処分方法が多様化していることが分かります。「不用品回収」も「自治体の粗大ごみ収集」もそれぞれ状況に応じて利用している人が多いです。

職業別の不用品回収業者を利用した割合

‣専業主婦・主夫…55％
‣会社員…55％
‣自営業…37％
‣アルバイト・フリーター…52％

自営業では63％とやや多めの人が自治体の粗大ごみ収集を利用していますが、これは費用面でのメリットを重視しているためだと考えられます。しかし、業者のサービスを選ぶ人も多いです。自営業以外では半数を超える人が不用品回収業者を利用しており、利便性を優先しているのでしょう。
和歌山では、不用品回収業者のニーズが高まっていることが分かります。

処分個数別で見る「不用品回収業者」利用者の割合

‣1～3個程度を処分する場合…15％
‣4～6個程度を処分する場合…48％
‣7個以上を処分する場合…63％

少数の処分では、自治体の粗大ごみ回収を利用する割合が非常に高いです。これは費用面でのメリットが大きく、少量の場合は自分で運搬しやすいためだと考えられます。しかし品目数の増加に伴い、プロの不用品回収業者を利用する人の割合が高くなります。業者だとさまざまな不用品を一度に処分してもらえるだけでなく、手続きが簡単で急ぎの回収にも対応してもらえることが要因でしょう。処分するものが多い場合は、自治体よりも専門業者の利用が便利といえます。