南砺市は富山県の南西部に位置し、東部は県庁所在地の富山市、西部で石川県金沢市、南部は1,000〜1,800m級の山岳地域で岐阜県飛騨市や白川村に隣接している街です。2004年に8町村が合併してできました。そのため、エリアごとに特徴を有しています。
全体に自然に恵まれたエリアで全面積の8割は白山国立公園といった森林エリアです。南部の五箇山地方には茅葺き屋根の合掌造りが特徴の家が集まり、特異な文化が評価され世界遺産に選ばれています。
また城端エリアで5月5日に毎年開催される『城端曳山祭（じょうはなひきやままつり）』というお祭りもユネスコ無形文化遺産に登録されました。見事な彫りと塗りで装飾さえあた山車で笛や三味線の演奏とともに『庵唄』が歌われます。
参考：富山の世界遺産
伝統的な生活が残っている南砺市は、ライフスタイルも伝統的で住宅の平均面積は全国一の221.67㎡です。昔から住んでいる人がほとんどなので、治安が良く子育てがしやすいと住んでいる人たちは満足しています。
南砺市では子育て支援のために、『なんと！やさしい子育て応援企業』というキャンペーンを実施中です。子育て支援に取り組み、子育て中の従業員をサポートし子育て中の人たちに何らかのメリットのある事業を推進していることなどをもとに市で認定しています。
しかし2021年現在で人口は49,235人17,687世帯が住んでいますが、減少傾向にあります。また高齢者の割合が全体の35%以上を占めており、これからさらに減少化が進むことが予想されます。
南砺市の不用品回収の傾向
南砺市は粗大ごみの戸別収集をしてません。行政でのサービスでは、クリーンセンターにご自分で持ち込む方法しかありません。そのため、急な引っ越しやリフォームで大量に不用品が出てしまうと困ってしまう方が少なくありません。
また南砺市では回収してもらえないものが多く、販売店などに相談する必要があります。アイテムごとに問い合わせ先が違うので、時間がない方はなかなか捨てられないと悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
家が広いのでついつい自宅にしまいこみ、気がつくと山のように不用品があるという状態になり急遽民間の不用品回収業者に相談するという方があとを絶ちません。
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