小矢部市は富山県の西部に位置し、石川県金沢市と隣接しており石川県と富山県を繋ぐ場所として歴史的にも重要な街として発展してきました。小矢部市内にはあいの風鉄道が通り市内にある石動駅から富山駅まで約35分、金沢駅まで25分とアクセスも良好です。
そのため、運動用具のゴールドウインや肥料の大洋化学工業といった企業の本社が置かれています。その他、パナソニックエコシステムズ小矢部やリクシル小矢部工場など大企業関連施設も点在しています。
人口は29,577人10,547世帯と中規模ながら、住みやすい街として有名です。特に住宅の平均面積は217.06㎡と全国平均の113.85㎡の約2倍の広さで、広々とした住宅が多いことがわかります。持ち家率は92.4%とほとんどの人が持ち家で、自宅以外にもう一軒所有してい人も他エリアと比較すると多い傾向です。
広々とした家に住む人が多い小矢部市は、メルヘンタイプの洋風建物があることでも有名です。例えば、『荒川公民館』はバッキンガム宮殿をベースにノートルダム寺院の塔屋を設置し赤坂プリンスホテルの窓を模したデザインです。気品のあるデザインで自然環境にマッチしています。荒川公民館ほか35棟のメルヘンタイプの洋風建物が点在しています。
参考：土地調査結果の概要
小矢部市は住んで良かったと実感できる街をコンセプトに行政サービスの充実を図っています。実現できているかどうかを確認するために、毎年『市民満足度調査』をおこない、調査結果を市役所の公式サイトで発表しています。
小矢部市の不用品回収の傾向
小矢部市は、企業の本社や関連施設が多いため単身赴任の方やファミリー世帯の転勤などで、引っ越しにともなう大量の不用品が多い傾向です。しかし、小矢部市では粗大ごみの戸別収集をしていません。可燃性の粗大ごみは矢水町にある環境センターに、不燃性のごみは峯坪野にある不燃物処理場に持ち込みが義務付けられています。
ただし小矢部市では受け付けていない不用品の種類が多いので注意が必要です。バネの入ったマットレスやソファ、応接セットは回収できないので困っている方が多く、自然と民間の不用品回収業者に依頼する人が増えています。
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