さいたま市でソファを処分する際の方法を紹介します。
さいたま市でソファを処分する場合、基本的には粗大ごみに分類されます。処分するには市の粗大ごみサービスを利用して回収してもらう他、ごみ処理施設へ直接搬入したり、不用品回収業者の利用も可能です。
各方法には費用や手間の違いがあるため、ぜひこの記事で適切なソファの処分方法を選んでください。
さいたま市でソファを捨てる場合「粗大ごみ」か「特定適正処理困難物」に分類されます。
さいたま市で粗大ごみと認定されるもの
特定適正処理困難物に分類されるもの
一般的に小型ソファであれば「粗大ごみ」となり、大きなスプリング入りのソファの場合は「特定適正処理困難物」になります。
いずれにせよ一般ごみとして処分することはできず、適切な処理を経て処分しなくてはなりません。
さいたま市でソファを処分するには予約が必要です。
まずさいたま市でソファを処分する場合、以下のような流れになります。
この流れは「粗大ごみ」でも「特定適正処理困難物」でも同じです。
予約は「粗大ごみ受付センター」048-878-0053に電話をするか、さいたま市粗大ごみインターネット受付にアクセスをしましょう。
ただし予約をしたからといって、すぐに処分できるわけではありません。混雑状況により、収集まで1カ月程かかる場合もあります。
ひとことでソファと言っても、その大きさは多岐にわたります。
さいたま市ではソファの大きさによって処理手数料が異なるため、まずは家にあるソファがどれに分類されるかチェックしましょう。
1人掛けソファは、主に幅60~90cmのサイズが多いです。
幅のサイズ | 60~90cmほど |
種類や名称 | コンパクトソファ、オットマン、ラウンジチェアなど |
一人掛けソファはコンパクトなものも多く、さいたま市の不用品では粗大ごみとして捨てられるものも多いです。しかし幅が広いタイプのハイバックソファでは1人用でもかなり大きくなるため、処分の前にはしっかりサイズをはかりましょう。
幅のサイズ | 140~170cm
ほど |
種類や名称 | ローソファ、ハイバックソファなど |
二人掛けソファはファミリー向けで最も使われているタイプです。デザインによって大きさはだいぶ異なり、座面幅が広いタイプであればベッド変わりに使うことも可能です。さいたま市の場合粗大ごみとして出せることも多いですが、処分の際はスプリングが含まれているかを確認しましょう。
幅のサイズ | 170~200cmほど |
種類や名称 | ローソファやカウチセット、ベンチタイプ |
3人掛けソファは幅が200㎝ほどになることも多く、処分する際は「特定適正処理困難物」に分類されます。粗大ごみより処分費用は高くなります。
幅のサイズ | 200~250cmほど |
種類や名称 | コーナーセットや、ハイバックソファ |
4人掛けソファはコーナーセットと呼ばれるデザインが多く、L字型で重量感があります。座る以外にも寝る用途として使うケースもあるでしょう。
4人掛けソファは基本的に「特定適正処理困難物」に分類されます。また搬入には工夫が必要なので、プロによる運搬を頼んだほうが良いです。
ここからは、さいたま市でソファを処分する方法7つを紹介します。
さいたま市の粗大ごみ処分として出す方法や、大きなソファは専門業者に依頼して処分する方法もあります。ぜひ自分にあった処分方法を選んでください。
ソファは「粗大ごみ」もしくは「特定適正処理困難物」として回収してもらえます。以下の手順をしっかり確認し、スムーズに処分できるよう準備しましょう。
処分するソファの「高さ×横幅×奥行」のサイズを計測します。
大きさによって「粗大ごみ」か「特定適正処理困難物」に分かれます。一辺の長さ又は直径が、90cm~2m未満のごみは「粗大ごみ」になり、それ以上の大きさやスプリング入りソファ
は「特定適正処理困難物」になります。
電話での予約
電話番号:048-878-0053
営業時間:月曜~土曜の8:30~17:00(土・日曜、1月1日~1月3日を除く)
インターネットでの予約
さいたま市の公式サイトから「さいたま市粗大ごみインターネット受付」にアクセス。24時間いつでも予約可能です。
予約時に混雑状況によって、収集日が1カ月先になる場合もあります。余裕を持って申し込みましょう。
予約が完了すると、処分費用が案内されます。
処理手数料
・粗大ごみの場合
1品につき550円
・特定適正処理困難物の場合
スプリング入りソファ1人掛け:1,100円
スプリング入りソファ2人掛け以上:2,200円
処理券は「粗大ごみ等処理手数料納付券取扱店」のステッカーのあるコンビニや各区くらし応援室などで購入してください。
シールをソファの目立つ部分に貼り付けます。
指定日の朝8:30までに、指定された場所(自宅前や収集場所)にソファを出して回収してもらいましょう。
ソファの処分は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者は自宅まで訪問し、ソファをスムーズに運び出してくれるため非常に手軽です。この方法を選べば、さいたま市の粗大ごみ収集手続きを行ったり、ソファを指定の収集場所まで運搬したりする必要がありません。
また業者によっては即日対応が可能な場合もあり、急ぎの処分にも対応可能です。
不用品回収業者は、処分費用として運搬料金や回収費用がかかるのが一般的です。ただし、ソファがまだ使用可能で状態が良ければ、買い取ってもらえるケースもあります。そのため、回収前に査定を依頼すると良いでしょう。
不用品回収業者は大型ソファや重い家具でも運搬に慣れています。大型のソファを無理やり自分で運ぶ必要もないため、安心して任せられます。
さいたま市でソファを処分する場合、指定の引取場所へ直接運ぶ方法もあります。
この方法は、事前に粗大ごみ受付センターで手続きを行い「粗大ごみ処理券」を購入してソファに貼り付けます。その後、指定された日時に市の引取場所へ運びましょう。
スプリング入りのソファの場合、一人掛け用は550円、二人掛け以上は1,650円の処理手数料です。
持ち込む際には、引取場所で住所確認が行われるため、身分証明書(免許証など)を持参してください。引取場所では、家庭から出たごみであることを確認します。
また、大型ソファを持ち込む場合は、車両での運搬が必要です。施設内では計量が行われ、ごみの重量や種類を確認されます。
さいたま市の引取場所は複数ありますが、事前予約が必要な場合もあるため、詳細は「さいたま市ごみ持ち込みオンライン予約受付」へ問い合わせてください。年末年始や土曜・祝日は混雑する可能性が高いため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
なお、さいたま市以外の指定引取場所につきましては、以下の記事で紹介しています。
リサイクルショップにソファを持ち込むと、状態や需要に応じて買い取ってもらえる場合があります。
特にブランド品や高品質なソファは高値での買取が期待できます。ただし、汚れや破損があると買取を断られることもあるため、事前に店舗に問い合わせると良いでしょう。
メルカリやジモティーなどのフリマアプリなどを利用して、不要なソファを個人間で売買する方法もあります。
この方法であれば自分で価格を設定できるため、納得のいく価格で取引できる可能性があります。ソファは家電とは異なり故障するリスクもないため、出品すると意外とニーズもあります。ただし購入者との連絡や配送手配などの手間がかかる点に注意が必要です。
家具店で新しいソファを購入する際、古いソファの引き取りサービスを提供している場合があります。このサービスを利用すると、手間をかけずに古いソファを処分できます。
古いソファを下取りしている家具店の一例
ただし、引き取りには別途料金が発生することが多いです。条件も店舗によって異なるため、詳細は事前に確認しておきましょう。
さいたま市でソファを処分する場合、粗大ごみとして出すのが一般的です。
しかしソファが小さいのであれば、ソファをバラバラに解体して一般ごみに出す方法もあります。ここからは、ソファを解体して一般ごみとして出す方法について紹介します。
まずは、ソファの外側を覆っている布や革などの表面素材を取り外します。
カッターやハサミを使用し、縫い目や端から切り込みを入れて、素材を細かく裁断しましょう。これらの布素材は、一般的に可燃ごみとして処分できます。
表面素材を取り外したあとは、ソファ内部のクッション材を取り出します。
クッション材はウレタンフォームや綿などで構成されていることが多く、これらも可燃ごみとして処分可能です。
取り出したクッション材は、適切な大きさに切り分けてからごみ袋に入れましょう。
ソファの骨組みであるフレーム部分は、木材や金属でできています。のこぎりや工具を使って、フレームを小さなパーツに切り分けましょう。
木製部分は可燃ごみ、金属部分は不燃ごみとして分類します。ただしフレーム部分の切り分けは専門的な工具が必要になり、怪我などのリスクもあります。解体作業中は安全のため、軍手や保護具を着用しましょう。
ソファを解体したら最後に、裁断・分解した各部品を素材ごとに分別し、指定のごみ袋に入れます。
各自治体のごみ分別ルールに従い、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみなどに分類してください。分別が正しく行われていないと、収集されない場合があり注意が必要です。
上記の手順でソファを解体し、一般ごみとして処分することも可能です。ただし、解体にはケガなどのリスクも伴います。また状況によっては解体しても粗大ごみとして扱われる場合もあるので注意しましょう。
ソファは粗大ごみとして処分するだけでなく、リサイクルショップやフリマアプリなどで売ることも可能です。
しかしソファを売る際にはいくつかのコツや注意点もあるので、以下のことを参考にしてください。
ソファの見た目がきれいだと、査定時の印象が良くなり、結果的に高値が付くことがあります。売りに出す前には普段よりも念入りに掃除しておくと良いでしょう。
ただし掃除に力を入れすぎて傷や汚れを悪化させないよう、できる範囲で丁寧に行うことが大切です。汚れがある場合は布に水で薄めた中性洗剤を少しつけ、軽く叩くようになじませましょう。
また付属品や保証書があれば一緒に持参することで、さらに査定額が上がる可能性があります。
有名ブランドや人気ブランドのソファは、一般的に高値で取引される傾向があります。
特に、デザイン性や品質が評価されるブランドのソファは需要が高く、買取価格も上がりやすいです。そのため、リサイクルショップなどに買取査定を出す場合は、ブランド名やモデル情報を正確に伝えましょう。
ソファの買取価格は、業者や店舗によって異なります。複数の店舗に査定を依頼することで、最も高い価格を提示してくれる業者を見つけることも可能です。
また、各業者のサービス内容や対応も比較検討することで、より満足のいく取引ができるでしょう。少なくとも2社以上の買取査定を依頼しましょう。
フリマアプリや掲示板でソファを処分する際には、以下のポイントを押さえましょう。
フリマアプリなどは購入者との認識違いからトラブルに発展することが多いです。上記のポイントを実践することで安全でスムーズな取引に近づけるでしょう。
引っ越しなどですぐにソファを処分したい場合は特に、迅速な対応をしてくれる業者を選ぶことが重要です。
さいたま市の粗大ごみ処分では、状況によって回収日が1か月も先になることがあります。しかし民間の業者であれば、即日対応や翌日の引き取りが可能なことも多いです。
業者選びは見積もりを比較したうえで、価格だけでなく、対応スピードも考慮すると良いです。対応スピードが速い業者ほど片付けの効率が上がり、短期間で不要なソファを処分できます。
さいたま市でソファを処分するには、不用品回収業者の利用が便利です。
さいたま市の粗大ごみ処分として出すのが最もコストを抑えられますが、不用品回収業者には自治体の処理とは違うメリットがあります。
不用品回収業者を利用する最大のメリットは、手間がほとんどかからないことです。
ソファを処分する際、指定の場所に運ぶ必要もなく、自宅まで引き取りに来てくれるため、移動や運搬の負担が一切ありません。
また、迅速に対応してくれる業者も多く、自治体の予約とは異なり予約から引き取りまでがスピーディーです。急いで処分したい場合にも適しており、忙しい方にとっては非常に便利なサービスです。
一方で、デメリットとしては自治体での処分に比べてコストが掛かります。
不用品回収業者でソファを処分する費用:1点あたり3,000円~+運搬費用など
不用品回収業者はソファの運搬費用が掛かり、サイズや状態によっては高額な料金が発生する可能性もあります。自治体での粗大ごみ処分費用と比較すると高くなりがちです。
しかし、手軽さや迅速な対応を優先する方にとっては、メリットが大きいサービスです。
ソファの処分は不用品回収業者に依頼すると便利です。
しかし適当に業者を選んでしまうと、無許可業者を選んでしまうリスクもあります。トラブルを避けるためにも、不用品回収業者に依頼する際は次の6つのポイントをチェックしましょう。
また、埼玉県内のおすすめ不用品回収業者については、以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
不用品回収業者を選ぶ際は、許可証の有無を確認することが重要です。
まず「一般廃棄物収集運搬業許可」は家庭の不用品回収に必須の許可証です。無許可業者への依頼は不法投棄のリスクがあり、自分も法的責任を問われる可能性があります。
次に「産業廃棄物収集運搬業許可」は企業の廃棄物回に必要な許可証です。そして「古物商許可」は中古品の売買に必要で、リサイクル活動を重視する業者選びの目安となります。
優良業者はこのいずれかの許可証を持っています。公式サイトでこれらの許可の有無を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
不用品回収の見積もりをもらった際は、料金体系の透明性を確認することが重要です。
品目ごとの料金や合計金額が詳細に記載され、基本料金、運搬費、処分費などの内訳が明確になっているかを確認しましょう。
また他社と比較して価格が不自然に安い場合、追加料金が発生することがあります。透明性を見極めるためにも相見積もりは必ず行いましょう。
そして支払い方法がクレジットカードや振込など多様な業者のほうが、信頼性は高いと言えます。見積書の内容を丁寧に確認し、安心して依頼できる業者を選びましょう。
不用品回収業者を選ぶ際には、事前に評判や口コミを確認することが欠かせません。
他の利用者の体験談を参考にすることで、安心して依頼できる業者を見つけやすくなります。
情報を得るには、口コミサイトやSNS、地域コミュニティの掲示板などを活用すると良いでしょう。特に口コミサイトは評価が一覧で見られるため便利です。
しかし、一方的に良い評価ばかりが並ぶ業者には注意が必要です。内容が過度に偏っている場合、自作自演の可能性も考えられます。幅広い情報から自分に合った業者を選びましょう。
不用品回収業者にソファの回収を依頼する際は、事前に対応品目を確認することが重要です。まず業者の公式サイトで回収品目リストをチェックし「ソファ」が対象かを確認しましょう。記載がない場合は、直接問い合わせて具体的な品目について確認するのがおすすめです。
多くの業者がソファの回収に対応していますが、生ごみや危険物などは対象外のことが多いです。ソファ以外の不用品回収も依頼する場合は特に、対応範囲を事前に確認しましょう。
自分の住所エリアが、業者の対応エリアに含まれているかを確認しましょう。多くの業者の公式ウェブサイトには、さいたま市内の対応エリアが記載されています。まずは自分の住む地域が対象かどうかチェックしましょう。
地域密着型の業者は、さいたま市のルールやニーズに詳しく、迅速かつ適切なサービスを提供してくれるためおすすめです。また、「さいたま市全域対応」や「特定の区のみ対応」といった具体的な範囲を確認することも重要です。
さらに急ぎで回収を希望する場合は、即日対応可能な業者を探すのもポイントです。複数の業者を比較し、さいたま市内で最適なサービスを提供する業者を選びましょう。
ソファを回収してもらう際には、回収の手順と日程を事前に確認しましょう。
訪問してからスムーズに回収してくれるのか、吊り下げ作業は必要なのかなど、まずは回収手順を聞いてみましょう。またソファの分解や分別が不要な業者を選んだ方が、余計な手間を省けるので便利です。
日程については、希望する日時に対応可能かどうかをチェックしましょう。急ぎの場合は、即日対応ができる業者を選ぶと安心です。ただし、引っ越しや大掃除が増える年末年始などの繁忙期には、早めに予約を入れることが大切です。自分に合った回収方法とスケジュールを確認して、効率よくソファの処分を進めましょう。
さいたま市でソファを処分する方法はさまざまですが、スピーディーかつ手軽に行いたい場合は不用品回収業者がおススメです。
プロの業者に依頼すれば自宅まで引き取りに来てくれるため、大型で重いソファでも負担なく処分できます。即日回収に対応している業者も多く、忙しい方でもスムーズな片付けができます。
さらに、業者に依頼すれば運搬や分別の手間を省き、リサイクル手続きも任せられるので、平日に時間を取る必要がありません。他の不用品とまとめて回収してもらえるため、効率的な家の整理が可能です。
さいたま市でソファを処分する際は、信用できる不用品回収業者に依頼し、安心・安全に処分を進めましょう。
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