自動車を運転していて、思わぬ事故にあったときに活躍する「発炎筒」は、どのように処分すればいいのでしょうか。発炎筒は、未使用か使用済みかによって処分方法が変わります。発炎筒には寿命があるため、期限を過ぎたものは買い替える必要があります。
発炎筒は普段からよく利用するものではありませんが、いざというときに身を守るために必要な道具になります。当記事では、発煙筒の概要から処分方法、処分する際の注意点についてまとめています。これまであまり発炎筒を意識してこなかった方も、これを機に参考にしてください。
発炎筒の処分方法を以下のケースで紹介します。
使用済みの発炎筒は、個人でも処分をすることができます。燃えるごみとして、自治体のごみ収集に合わせて捨てられます。
自治体で出す場合には、必ず水につけた後に袋に入れるようにしましょう。
未使用の発炎筒は火薬類取締法で「がん具煙火」に分類されているため、自治体のごみ収集で捨てることができません。火薬が入っている状態で燃えるごみとして間違って捨てないようにしましょう。
未使用の発炎筒は適切な処分が必要です。以下のような処分方法を検討しましょう。
未使用の発炎筒は、車の整備工場で処分が可能です。使用済みの発炎筒や消費期限が切れた時には、新しい発炎筒を配置しなければなりません。
車の整備工場で処分する時には、新しい発炎筒が購入できるかも確認しておきましょう。
発炎筒はカー用品店で処分できます。カー用品店であれば、新しい発炎筒を購入することもできます。一般的には無料で処分することができます。
不用品回収業者や火薬を取り扱う専門業者でも処分が可能です。専門業者であれば、大量の発炎筒でも引き取ってくれます。
他の不用品と合わせて処分をする時には、発炎筒が使用済みか未使用かを必ず伝えるようにしましょう。
発炎筒の概要について、以下のとおりご紹介します。
発炎筒の概要について詳細を解説します。
発炎筒とは、車に乗車していて何かしらのトラブルが起り、緊急を要する場合に利用します。車が緊急停止した際、発炎筒を利用して後続の車に合図をします。
道路を走っていて、前に急に停止している車があると追突の恐れがあります。停止した車の後ろに発炎筒を置き、炎の光で後続の車に合図をするためのものです。
発炎筒は、筒内に発炎剤が詰められており、上部に発火させるための摩擦式点火部で蓋をしている状態になっています。発炎筒は直径約30mm、長さ約130mmと片手で持てる小型のものですが、昼間でも約600m先から、夜間だと約2km先からでも光輝を確認することができます。
緊急時に焦らないためには、自分の車のどこに発炎筒が設置されているのかを把握しておかなければなりません。
発炎筒には寿命があることをご存じでしょうか。発炎筒の使用期限は、JIS(日本工業規格)によって4年間と定められています。
4年を超えた発炎筒は、劣化して上手く点火しない可能性があるため、期限を超えた発炎筒は交換しなければなりません。
4年間の寿命に気付く人は少ないため、法令点検の際にディーラーやカーショップの方に指摘されることが多いです。定期的に車をメンテナンスするようにしましょう。
「発炎筒」と同じ発音で「発煙筒」があります。発炎筒と発煙筒にはどのような違いがあるのでしょうか。
漢字からも分かる通り、発炎筒は炎で合図をするための道具です。一方、発煙筒は煙で合図を送るための道具になります。車に設定しておかなければならないのは「発炎筒」です。発煙筒を道路で利用してしまうと、煙で視界が悪くなりかえって危険です。
発炎筒も多少の煙は出ますが、後続車両の邪魔になるほどではなく、灯りで危険を知らせることができます。
発炎筒は、車を購入した時にはすでに設置されています。そのため、車を購入した時に追加で購入する必要はありません。
もし発炎筒に寿命が来たときは、カー用品ショップで購入することができます。また、ネット通販での購入も可能なので、使いやすさと価格で調べてみてください。
発炎筒を備え付けていないと、車検が通りません。発煙筒は、車への設置が義務付けられています。期限を含めて、車検の際にチェックされるので注意してください。
そのため、発炎筒を一度利用した後は、新しいものを購入して設定しておかなければなりません。どうしても忘れがちになりますので、できるだけ早く新しいものを購入するようにしましょう。
いざというときに発炎筒が無くて困らないようにしておくことが大切です。
発炎筒の使用方法について解説します。発炎筒を使ったことがない人も多いと思いますが、使用方法は難しくありません。
まず、発炎筒を取り出します。大体の車は、助手席の足元に設置されています。これは、運転手や助手席に座っている人が簡単に取り出しやすいためです。
次に発炎筒のキャップを外して本体を取り出します。キャップについている摩擦式点火部を擦って火を付けます。火を自分や人に向けないようにしましょう。
そのまま手で持つか、道路に置くなどして利用します。雨の日や雪の日でも発炎筒の火は消えることなく、後続車に合図を送ることが可能です。
発炎筒の注意点は、以下のようになっています。
発炎筒には寿命があるため、定期的に寿命をチェックしておきましょう。もし1年点検を問題なく続けている人であれば、カーディーラーや販売店が気付いてくれるので心配ありません。
ユーザーが忘れがちになるのは使用した後です。使用した後には、必ず新しいものを購入して準備しておきましょう。
未使用の発炎筒は燃えるごみで捨てることができません。焼却の際に、爆発してしまう危険性があるためです。専門の業者に依頼するか、カーディーラー・販売店・整備工場などで処分をしてもらうようにしましょう。
発炎筒の利用方法は簡単ですが、いざという時に焦ってしまうこともあります。心配な方は、車を購入した際に利用方法を聞いておくといいでしょう。
試しに使ってみるほどではありませんが、使用方法を聞いておくかどうかで、いざというときに落ち着いて利用することができるようになります。
発炎筒は、発煙筒に比べると煙の量は多くありませんが、トンネル内での使用は避けるようにしましょう。トンネルの中で発炎筒を利用すると、煙が中にこもって視界が悪くなり、他の車の通行を妨げてしまいます。
トンネル等では非常点滅表示灯等を使用してください。
発炎筒は、車内で点火すると危険なので、車を降りてから点火するようにしてください。車から降りた後も、周りに人がいないところで点火するようにしましょう。また、周りに燃料や可燃物がないことを確認しておくことも大切です。
発炎筒に関するよくある質問を以下のようにまとめます。
発炎筒は、技術の発展に伴って小型化しています。古いタイプの車だと小型の発炎筒が設置できない場合があるため、現状の発炎筒のサイズを確認した上で購入しましょう。
使用済みの発炎筒であれば、粗大ごみとして捨てることができる自治体もあると思います。ただ、燃えるごみで捨てることが可能なので、そちらの回収に合わせることをおすすめします。
性能によっても違いますが、おおよそ500円~1000円の範囲で購入することができます。高額な商品ではないため、万が一の事故にあったとき、もったいないと思わずに安全第一で発炎筒を利用するようにしましょう。
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KADODEは、スタッフの対応に力を入れている不用品回収業者です。発炎筒のように処分方法が分からないものも、他の不用品と合わせて処分をします。
また、処分方法に悩まれている方には、自治体を利用した処分方法についてもご説明をさせていただきます。
不用品の回収だけでなく、部屋の清掃にも対応しています。ゴミ屋敷のように散らかってしまった部屋の中から、利用していない発炎筒が出てくることもあるでしょう。
そのままごみの中に埋もれてしまうと、発火の恐れもあるため早めの処分が必要です。不用品を処分するだけでなく、部屋がきれいになって新しい生活がスタートできるようにKADODEがサポートさせていただきます。
KADODEであれば、時間の融通を利かせて対応が可能です。仕事が忙しくて土日しか時間が取れない人や、昼夜が逆転している人、ご近所の目が気になる人など、状況に応じて対応させていただきます。
見積は無料なので、まずはご相談をしてください。KADODEの専門スタッフがお伺いをして、対応させていただきます。
発炎筒の処分方法について解説をしてきました。
使用済みの発炎筒は、水につけて袋に入れる処理をした後「燃えるごみ」で捨てることが可能です。必ず火がついていない状態になっていることを確認しましょう。未使用の発炎筒は、燃えるごみで出してはいけません。車の整備工場やカーディーラー、販売店で処分するようにします。
発炎筒を車に設置するのは義務です。寿命が過ぎた発炎筒は、必ず買い替えておくようにしましょう。車の検査の際に注意してくれるはずなので、定期的な車のメンテナンスをおすすめします。
発炎筒のように、普段あまり利用していないものの処分に困ったときには、専門業者に依頼するのもいいでしょう。処分方法や価格、他の不用品と合わせて処分する提案など、様々な相談に乗ってくれます。
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