横浜市で不要なタンスの処分にお困りではありませんか?
この記事では、横浜市におけるタンスの処分方法を8つ紹介します。粗大ごみとしての出し方から、費用を抑えるコツ、不用品回収業者の選び方まで、あなたの状況に合わせた最適な処分方法を見つけるための情報を網羅します。横浜市でタンスの処分にお困りの方はぜひ参考にしてください。
横浜市でタンスを処分する際には、市の定めるルールに従うことが重要です。適切な方法で処分しないと、最悪の場合不法投棄とみなされ罰則の対象となる可能性もあります。
タンスは種類にもよるものの、とても大きいため一般ごみとして処分することはできません。ここからは、横浜市でタンスを処分する上で知っておくべき基本的なポイントを解説します。
横浜市では、タンスは「粗大ごみ」として分類されます。粗大ごみとは、市指定の収集袋に入らない大きさのもの、または重さのあるもの(概ね30cmを超えるもの)が該当します。
横浜市が規定とする粗大ごみ
タンスのサイズは大小さまざまですが、ほとんどのタンスがこの粗大ごみに当てはまります。一般的な衣類タンスから、背の高い洋服タンス、重厚な婚礼タンスまで、種類を問わず粗大ごみとしての処分が必要です。
むろん不法投棄は、高額な罰金や懲役が科される重大な違反行為です。環境保護のためにも、そして法的な問題を避けるためにも、必ず市の定めた適切な手順で処分を進めるようにしましょう 。
横浜市でタンスを粗大ごみとして処分する場合、事前の申し込みが必要です。いきなり収集場所に出しても回収してもらえないので注意しましょう。予約から収集までの流れは以下の通りです。
これらの手順を確実に踏むことで、スムーズかつ適正にタンスを処分することができます。
横浜市でタンスを処分する方法は大きく分けて8つあります。費用や手間、緊急性など、あなたの状況に合わせて最適な方法を選びましょう。ここからは、8つの処分方法を具体的に紹介します。
最も一般的な方法として、横浜市の粗大ごみ収集を利用する方法があります。比較的安価に処分できる点がメリットですが、事前の申し込みと、指定場所までの搬出が必要です。
粗大ごみとしての出し方は前述した通りです。横浜市におけるタンスの処分費用は以下の通りです。
品目・サイズ | 料金 |
---|---|
プラスチックタンス・チェスト 長辺1m未満 |
200円 |
プラスチックタンス・チェスト 2段以上で長辺1m以上 |
500円 |
押入れタンス(プラスチック製) 長辺1m未満 |
200円 |
押入れタンス(プラスチック製) 長辺1m以上 |
500円 |
食器棚(木製・金属製) 長辺1m未満 |
1,000円 |
食器棚(木製・金属製) 長辺1m以上 |
1,500円 |
タンス(木製・金属製) 長辺1m未満 |
1,000円 |
タンス(木製・金属製) 長辺1m以上 |
1,500円 |
籐タンス(籐製) 長辺1m未満 |
200円 |
籐タンス(籐製) 長辺1m以上 |
500円 |
このように横浜市ではタンスの種類や大きさによって処分費用は細かく分かれています。不要なタンスがどれに当てはまるか分からない場合は、横浜市粗大ごみ受付の電話0570-200-530、(携帯電話・IP電話の場合は045-330-3953)に問い合わせてください。
「タンスを自分で運び出すのが難しい」「急いで処分したい」といった場合には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
メリット |
・自宅からの運び出しから処分まで全て任せられる ・急な依頼にも対応可能(即日・24時間対応の業者もある) ・タンス以外の不用品もまとめて回収してもらえる ・解体作業にも対応してくれる業者も多い ・買取サービスを行っている業者もある |
費用 |
タンスの大きさ、種類、業者、回収量によって異なる (目安:3,000円〜15,000円程度) |
不用品回収業者は自治体の粗大ごみより費用は高いものの、自分でタンスを運ぶ手間もなく便利です。またタンス以外の不用品もまとめて回収してくれるため、不用品が多い方は利用を検討すると良いでしょう。ただし悪質な業者も多いため、信頼できる業者選びが重要です。
横浜市では、自分でタンスを市の指定する施設に持ち込むことも可能です。処理手数料は、粗大ごみ回収におけるタンスの手数料と同じです。
引取り場所までタンスを運ぶ流れ
横浜市ではタンスを搬入できるセンターが全部で4つあります。以下それぞれ紹介するので、自宅から近い場所を選びましょう。
鶴見資源化センターは、鶴見工場内にある粗大ごみ搬入施設です。粗大ごみの適正処理、
リサイクル及びリユースを推進している施設です。
長坂谷ストックヤードは、保土ヶ谷バイパス下川井ICより車で10分の場所にあります。入り口には「粗大ごみ搬入」の看板があるので分かりやすいです。
神明台ストックヤードをカーナビ等で検索する場合は「横浜市泉区池の谷3949」を入力して調べましょう。保土ヶ谷バイパス本村ICより車で15分の場所にあります。
栄ストックヤードは横浜横須賀道路朝比奈ICより車で10分です。土曜日は混雑するのでなるべく平日利用がおすすめです。
状態の良いタンスであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。処分費用がかからないどころか、臨時収入を得られる点が大きなメリットです。
リサイクルショップで売れやすいタンスの種類
まずはタンスの写真を撮り、複数のリサイクルショップに査定を依頼してみるのがおすすめです。出張買取に対応してもらえる場合は、自分でタンスを運び出す手間もありません。
メルカリやラクマといったフリマアプリを利用すれば、自分で価格を設定してタンスを手放せるケースもあります。粗大ごみとして処分するよりも高値で売れる可能性があります。またネットでの販売は全国の購入希望者にアプローチできるため、買い手が見つかりやすいです。
ただし、出品には写真撮影や説明文の作成、梱包といった手間がかかります。大型家具の場合、送料が高額になる傾向があるため、「大型らくらくメルカリ便」のような専門サービスを検討する必要があるでしょう。
また買い手が見つからないことや、個人間の取引ゆえのトラブルも起こりえます。ある程度フリマアプリの操作に慣れている人におすすめです。
無料でタンスを手放したい場合は、地域情報サイト「ジモティー」や「ルームシェアルームメイト」などを利用する方法もあります。
ジモティーとは
不用品の譲渡・売買: 不要になった家具、家電などを「あげます・譲ります」として無料で出品したり、販売したりできます。横浜市内で直接取引ができるので、送料がかからない点もメリットです。
ルームシェアルームメイトとは
ルームシェアルームメイトとは、神奈川県でルームシェア相手を探すための無料掲示板です。そこに「不用品あげます」のページが掲載されており、タンスをはじめとした不要な家具・家電の譲渡情報などが掲載されています。
これらをうまく活用すれば、無料でタンスを処分できるうえ、まだ使えるタンスを有効活用できます。引き取りに来てもらうことで、運び出しの手間も省けるでしょう。
タンスを処分する前に、知り合いや知人へ声をかけることで引き取ってくれるケースもあります。また衣装ケースのような小さなタンスの場合、家の前に「自由にお持ちください」と置くことで、意外と引き取ってもらえるケースも多いです。
相手が引き取りに来てくれる場合は、自分で運搬する手間も省けます。特に大型家具の搬出は労力がかかるため、非常に助かるでしょう。さらに、タンスが有効活用されることで、資源の無駄をなくせます。
ただしこの方法で引き取り手が見つかるケースは少ないです。もちろん不要なタンスを無理やり相手に押し付けることは避けましょう。
まだ使えるタンスを手軽に手放したいなら、地域情報サイト「ジモティー」が運営する「ジモティースポット横浜」への持ち込みが便利です。
この施設は、不要になった品物を無料で引き取り、必要とする次の人へとつなげることを目的としています。
ジモティースポットは基本的に予約不要で、タンスを持ち込むだけで引き取ってもらえます。ただし、全てのタンスが引き取りの対象となるわけではありません。
持ち込める大型の家具は「組み立て時の3辺の長さの合計が180cm以下のもの」のみです。さらに次に使う人が問題なく利用できる状態であり、大きな破損や目立つ汚れがないことが条件です。
持ち込み前にジモティースポット横浜のウェブサイトで詳細な条件を確認するか、電話で問い合わせるのが確実です。横浜市にあるジモティースポットは以下の2箇所です。
ジモティースポット横浜井土ヶ谷店は、店舗前には搬入用の台車が用意されており、駐車場も利用できます。タンスのような大型の家具も運び込みやすいでしょう。
ジモティースポット横浜瀬谷店は、厚木街道沿い、相鉄線三ツ境駅近くにあるeモール内にあります。100台以上のモール共用駐車場があるため、車での持ち込みに非常に便利です。こちらも営業時間は10:00から19:00で、年末年始を除いて定休日なしで開いています。
タンスを処分する際には、いくつかの注意点や、よりスムーズに進めるためのコツがあります。これらを知っておくことで、予期せぬトラブルを避け、効率的に処分を進めることができます。
タンスを家から運び出す前に、経路をしっかり確認しましょう。玄関や廊下の幅、ドアの開閉スペース、階段の有無と踊り場の広さなどを測っておくと安心です。
またタンスを横にしたり、傾けたりする必要がある場合も考慮に入れましょう。無理な運び出しは、タンスや壁、床に傷をつける原因になるだけでなく、自分の怪我にもつながります。必要であれば、毛布や養生シートなどで周囲を保護しておくと良いでしょう。
それが難しい場合は、無理をせず不用品回収業者などのプロに依頼するのが賢明です。
最も基本的なことですが、処分するタンスの中身は完全に空にしてください。衣類や小物はもちろんのこと、売ることを検討する場合は引き出しの奥にある小さな物やホコリなどもきれいに取り除きましょう。
タンス処分に関しては、たまに現金や貴重品、印鑑、通帳といった重要なものが入っていたという報告もあります。そうした物が入っていると大きなトラブルにもつながるため、処分する前には念入りに確認することが大切です。
タンスを細かく分解して一般ごみとして出すことを検討する方もいるかもしれません。確かに小型のタンスならそのようにして処分することも可能です。
しかし大型タンスの解体は想像以上に大変で危険を伴います。
無理な解体作業は怪我や家屋の破損につながります。自信がない場合は専門業者に依頼しましょう。
新しいタンスを購入する際に、販売店が古いタンスの引き取りサービスを提供している場合があります。このサービスを利用すれば、新しいタンスの搬入と同時に古いタンスを処分できるため、手間が大幅に省けます。
ただし、ほとんどの家具店やホームセンターの場合、タンスの引取り料金には追加料金が発生します。新しいタンスを購入しても無料で引き取ってくれるわけではないので注意しましょう。
横浜市には数多くの不用品回収業者が存在しますが、中には不法投棄を行ったり、不当に高額な料金を請求する悪質な業者も存在します。安心してタンスの処分を依頼するためにも、以下の6つのチェックポイントを確認しましょう。
横浜市でタンス回収を頼む際は、万が一の事故に備えて損害賠償保険に加入している業者を選びましょう。
作業中に家屋を傷つけられたり、運搬中にタンスが破損したりといった不測の事態は起こりえます。保険に未加入の業者だと、修理費用や弁償費用を自己負担しないといけないケースもあります。安心して作業を任せるためにも、事前に保険加入の有無と、その補償範囲について確認しておくのが賢明です。
大切な家や家具を守るためにも、損害賠償保険に加入している業者を選びましょう。
不用品回収業者を選ぶ際は、料金体系が明確で分かりやすい業者を選びましょう。優良業者は「基本料金+品目ごとの料金」や「トラック積み放題プラン」など、複数の料金プランを提示しているのが一般的です。
見積もりには、電話やWebでの概算見積もりと、実際に自宅で不用品を確認する現地見積もりがあります。特に大型のタンスなどがある場合は、正確な料金が分かる「現地見積もり」が重要です。
また、追加料金の有無も必ず確認しましょう。「運び出し費用」や「階段料金」など、作業当日に予期せぬ費用を請求する業者も存在します。見積もり時に全ての費用が含まれているか、追加料金が発生するかなどを明確にしましょう。
急な引っ越しや家のリフォームなどで、タンスを早急に処分したいケースもあるでしょう。そのような時、即日対応や緊急時に応じてくれる業者の方が心強いです。
事前に「急ぎの依頼に対応可能か」「最短でいつ回収に来てくれるか」などを確認しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
またフットワークの軽さや顧客への配慮は、優良業者を見極める上で重要な要素です。迅速かつ柔軟な対応力がある業者の方が、利用者にとってもメリットが大きいです。急なタンス処分が必要になることも考慮し、頼りになる業者を選びましょう。
回収物の分別やリサイクルに積極的に取り組んでいる業者を選びましょう。
回収されたタンスがその後どのように処理されるかは気になるところです。環境への配慮をしている業者は、綺麗なタンスを買取したり、分解してリサイクルするケースが多いです。しかし中には回収したものをそのまま不法投棄する業者も存在します。
地球環境に配慮し、資源の有効活用を考えている業者であれば、回収したタンスを可能な限りリサイクルするなど取り組みを行っています。
企業の環境意識は、問い合わせ時の説明やウェブサイトの情報からも読み取れます。持続可能な社会に貢献するためにも、この点を意識して業者を選んでください。
不用品回収業者を選ぶ際、スタッフの対応は非常に重要です。問い合わせ時の電話応対や見積もり時の態度を通じて、その業者の顧客対応の質を見極めましょう。
質問に対して丁寧かつ迅速に答えてくれるか、作業内容について専門知識を持って分かりやすく説明してくれるかなど確認しましょう。
さらに言葉遣いや態度に問題はないか、清潔感のある身だしなみかも見ておきましょう。そのうえで顧客の要望をしっかり聞き、最適な提案をしてくれるか「顧客への配慮」も大切です。対応が悪い業者は、実際の作業も雑になる可能性が高く、トラブルに繋がるリスクがあります。
不用品回収業者は、オプションサービスなど対応範囲の広い業者を選んだ方が便利です。
例えば回収できる品目もポイントで、タンスだけでなく、他の家具や家電、衣類、雑誌など、幅広い品目に対応しているかを確認しましょう。
特に、家電リサイクル対象品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど)の回収や、古物としての買取も行っている業者であれば、まとめて処分する手間が省けます。また、自分の住んでいるエリアが対応範囲に含まれているか、早朝や深夜、土日祝日など、都合の良い時間帯に回収に来てくれるかも要チェックです。
さらに急ぎの場合は即日対応が可能かも確認しましょう。部屋からの運び出しや解体作業、ハウスクリーニングといったオプションサービスもあれば、いざというときの利便性も高まります。支払い方法が多様であるかどうかも、事前に確認しておくと良いでしょう。
不用品回収業者を利用することは、タンス処分において非常に便利です。その前に、不用品回収業者のメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。
以下の表を参考にして、ご自身の状況や優先順位に合わせ不用品回収業者を利用するかどうかを判断しましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
大型家具の処分が簡単で手間がかからない | 悪質業者のリスクがある |
即日対応や希望日に合わせて回収してくれる | 自治体サービスよりコストが高い |
解体が必要な家具も対応可能 | 対応エリアや時間帯が限られている場合がある |
他の不用品もまとめて回収できる |
横浜市でタンスを処分する際、手間や時間をかけずに進めたいなら「不用品回収業者」の利用がおすすめです。
自治体の粗大ごみ収集や施設への持ち込みは費用を抑えられますが、重いタンスを自分で運び出す必要があり、回収まで時間もかかります。その点、不用品回収業者なら、自宅からの運び出しから処分まで全て任せられ、急な処分にも柔軟に対応してくれます。費用は自治体サービスより高めですが、その分、労力や時間を大幅に節約できるメリットは大きいでしょう。
さらにまだ使えるタンスであれば、買取サービスに対応している業者を選ぶことで、処分費用を抑えられる可能性もあります。最終的にはタンスの状態、処分したい時期、かけられる費用と労力を考慮して、最適な方法を選びましょう。
特に不用品回収業者を利用する際は、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。ぜひ横浜市で実績のある業者を選び、スムーズにタンスを処分しましょう。
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