横浜市で不要になった洗濯機の処分にお困りですか？洗濯機は家電リサイクル法の対象になっているため、粗大ごみとして出すことはできません。

ここでは横浜市で洗濯機を処分する具体的な方法や、費用、さらに悪質な業者を避けて安心して依頼できる方法までを徹底解説します。

横浜市で洗濯機を処分したい方へ基本ルールを解説

横浜市にお住まいの方で洗濯機の処分を検討しているなら、まずは基本ルールを理解しておくことが重要です。洗濯機は、一般的な家庭ごみや粗大ごみとは異なり、特別な方法で処分する必要があります。

洗濯機は粗大ごみではない！家電リサイクル法とは

洗濯機は「家電リサイクル法」の対象品目です。この法律は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、そして洗濯機・衣類乾燥機といった特定の家電製品から有用な資源を回収し、リサイクルを促進することを目的としています。

そのため、洗濯機は自治体では収集せず、製造業者などが責任を持ってリサイクルすることが義務付けられています。横浜市でも例外ではなく、家電リサイクル法の対象品目は粗大ごみとして排出することはできません。

不法投棄は法律で厳しく禁じられており、罰則の対象となるため、適切な方法で処分することが求められます。

洗濯機を処分する際に発生する費用とその内訳

洗濯機を処分する際には、主に以下の2種類の費用が発生します。

1. リサイクル料金：家電リサイクル法に基づいて定められた費用で、洗濯機の種類やメーカーによって全国一律で決められています。一般財団法人家電製品協会が公表しており、この料金は消費者が負担します。
2. 収集運搬料金：洗濯機を自宅から回収し、指定の引取場所まで運搬するための費用です。これは依頼する業者や小売店によって金額が異なります。自分で指定引取場所へ持ち込む場合は、この収集運搬料金はかかりません。

縦型とドラム式では処分費用が異なる

縦型洗濯機の処分費用

リサイクル料金	2,530円（ほぼ一律料金）
収集運搬料金（メーカーや大きさによって異なる）	2,000円〜3,000円程度
合計金額	4,530円〜

ドラム式洗濯機の処分費用

リサイクル料金	3,300円（ほぼ一律料金）
収集運搬料金（メーカーや大きさによって異なる）	2,500円〜4,000円程度
合計金額	5,800円〜

一般的に縦型の洗濯機よりも、重量のあるドラム式洗濯機のほうがリサイクル料金の運搬料金も料金は高めです。

ただしリサイクル料金はメーカーによっても異なる場合があるため、正確な料金は「家電リサイクル券センター」のウェブサイトで確認することをおすすめします。

収集運搬料金は、依頼する小売店や不用品回収業者によって3,000円〜5,000円程度が加算される場合が多いです。

横浜市で洗濯機を処分する方法を6つ紹介

横浜市で洗濯機を処分する方法は複数あります。ご自身の状況や費用、手間などを考慮して最適な方法を選びましょう。

横浜市指定の引取場所まで洗濯機を運ぶ

横浜市では、指定場所まで自分で洗濯機を持ち込んで処分できます。

この方法であればリサイクル料金のみで済むため、費用を抑えたい方におすすめです。持ち込みができる指定取引場所は以下の5箇所です。

横浜市内の指定引取場所

1. 東芝環境ソリューション(株)：〒230-0044神奈川県横浜市鶴見区寛政町20‐1
2. スガヤメタル(株)：横浜市都筑区早渕1－25－33
3. 日本通運(株)　横浜都筑指定引取場所：横浜市都筑区佐江戸町433
4. 東亜物流(株)神奈川営業所：横浜市瀬谷区五貫目町21-5
5. SBS即配サポート（株）横浜デポ：横浜市金沢区幸浦1‐8‐3

洗濯機を指定取引場所まで持ち込む流れ

1.情報確認	処分したい洗濯機のメーカーと容量を確認します。
2.リサイクル料金を郵便局で支払う	郵便局にて家電リサイクル券を入手し、リサイクル料金を振り込みます。 この際、一般社団法人家電製品協会家電リサイクルセンター（0120-319-640）への電話で詳細を確認できます。
3.洗濯機を自分で持ち込む	発行された家電リサイクル券と処分する洗濯機を、横浜市内の指定引取場所へ持ち込みます。
4.指示に従い洗濯機を処理施設に渡して完了	自分で運搬する場合、収集運搬料金はかかりませんが、車両の手配や運搬の労力は自己負担となります。

自分で運搬する場合、収集運搬料金はかかりませんが、車両の手配や運搬の労力は自己負担となります。この方法は、比較的費用を抑えて洗濯機を処分したい方におすすめです。

不用品回収業者にまとめて依頼する

洗濯機以外にも処分したい家具や家電がある場合、不用品回収業者にまとめて依頼するのが便利です。専門業者が自宅まで引き取りに来てくれ、搬出から運搬まですべて任せられます。

不用品回収業者を利用するメリット

• 重い洗濯機を自分で運ぶ必要がないため、労力や怪我のリスクを軽減できる。
• 洗濯機以外の不用品も一度に処分できるため、個別に手続きする手間が省ける。
• 多くの不用品回収業者では「パック料金」を設定しており、軽トラック積み放題プランなどで費用を抑えられる場合があります。

不用品回収業者の場合「明日洗濯機を引き取ってほしい」といった要望にも対応しており、自分で部屋の中から洗濯機を運び出す手間も掛かりません。

また忙しい方や、一度に多くの物を片付けたい方にも特におすすめできる方法です。

家電量販店で引き取ってもらう

新しい洗濯機を購入する際や、以前に購入した家電量販店であれば、古い洗濯機の引き取りサービスを利用できます。

• 新しい洗濯機を買うときに下取りしてもらう:新しい洗濯機を購入する際に、古い洗濯機を同時に引き取ってもらう方法です。多くの店舗で対応しており、設置と同時に回収してくれるため手間がかかりません。
• 単体の引き取り:新しい洗濯機を購入しない場合でも、古い洗濯機のみを引き取ってもらうサービスです。ただし、店舗によっては対応していない場合や、購入履歴がないと受け付けない場合があります。

ヤマダ電機やヨドバシカメラ、ビックカメラなどの大手家電量販店では、家電リサイクル料金と収集運搬料金を合わせて5,000円〜8,000円程度で引き取りを行っています。

また、自分で洗濯機を持ち込んでの引き取りが可能な店舗もあり、その場合は収集運搬料金が安くなることがあります。

横浜家電リサイクル推進協議会へ依頼する

横浜市では、何らかの事情で自分で洗濯機を運搬出来ない場合、市の許可を受けた収集運搬業者に依頼することも可能です。これらの業者は、自宅まで洗濯機を引き取りに来てくれるため、自分で運ぶ手間が省けます。

依頼の流れ:

1. 電話（045-640-6052）またはウェブサイトにて、洗濯機の運搬を「横浜家電リサイクル推進協議会」に申し込む
2. 業者に直接電話で申し込み、回収希望日や場所を伝える。
3. 郵便局でリサイクル料金を支払う
4. 運搬当日に収集運搬料金を業者に支払って完了。

収集運搬料金は業者によって異なるため、事前に確認が必要です。一般的には収集日当日に現金で支払うことが多いです。

リサイクルショップで買い取ってもらう

まだ十分に使用できる状態の洗濯機であれば、リサイクルショップでの買取を検討しましょう。年式が新しく、状態の良い洗濯機であれば、費用をかけずに手放せるだけでなく、買取金額が得られる可能性もあります。

ポイント

• 製造年数が5年以内が目安です。
• 正常に動作し、目立つ傷や汚れがないことが条件となります。
• 取扱説明書や付属品が揃っていると、査定額が高くなることがあります。

横浜市内には多くのリサイクルショップがあり、出張買取サービスを提供している店舗もあります。事前に電話やウェブサイトで買取の可否や条件を確認しましょう。

掲示板やフリマアプリで譲渡・販売する

地域の情報サイト「ジモティー」やフリマアプリ「メルカリ」、オークションサイト「ヤフオク」などを利用して、個人間で洗濯機を譲渡したり販売したりする方法です。

メリット

• 比較的状態の良い洗濯機であれば、必要としている方に安価で譲ることができ、リサイクルにもつながります。
• 費用をかけずに処分できる可能性があります。

注意点:

• 出品、価格交渉、梱包、発送、直接の受け渡しなど、全てのプロセスを自分で行う必要があります。
• 個人間の取引となるため、トラブルには注意が必要です。特に大型家電の配送は手間がかかるため、引き取りに来てくれる方を優先すると良いでしょう。

洗濯機を自分で運ぶ際の注意点

横浜市では洗濯機を自ら運んで処分できる施設が5箇所あります。そのため不要になった洗濯機を自家用車で運んで処分する人も少なくありません。

しかし洗濯機を自分で運ぶのは思った以上に労力が掛かり、水抜きをしなかったことでトラブルも発生しています。ここでは、洗濯機を運ぶ際の注意点について紹介します。

運搬前に洗濯機の水抜きを行うこと

洗濯機を自分で運搬する前には、必ず「水抜き」を行いましょう。

これは、洗濯槽や排水ホース内に残っている水を完全に排出する作業です。

水が残ったままだと、運搬中に水漏れを起こし、床や周囲を濡らしてしまうだけでなく、洗濯機自体の重量がさらに増して運搬が困難になります。特に、賃貸物件などで水漏れによる損害が発生した場合、修繕費用を請求される可能性もあります。

水抜きの具体的な方法は洗濯機の取扱説明書に記載されていますが、もし説明書がない場合は、各メーカーのウェブサイトで確認するか、インターネットで「（洗濯機メーカー名）　水抜き方法」と検索してみましょう。安全かつスムーズな運搬のためにも、この水抜き作業は非常に重要です。

洗濯機によっては個人情報のデータを消去する

近年の多機能洗濯機の中には、使用履歴や設定、スマートフォン連携機能などにより、個人情報が本体に保存される場合があります。例えば、洗濯の頻度や時間帯、使用する洗剤の種類などのデータが残るケースです。

これらの情報が他人の手に渡ることで、プライバシー侵害のリスクが生じるリスクがあります。洗濯機を処分する際は、必ず取扱説明書を確認し、データの初期化や消去方法が記載されていないか確認しましょう。

安全な処分のためには、物理的な運び出しだけでなく、デジタルデータの管理も意識する必要があります。

洗濯機は重い！運搬は必ず2人以上で

安全に洗濯機を運ぶために、以下のポイントを押さえておきましょう。必ず2人以上で作業を行い、無理は禁物です。

準備・確認事項	運搬時の注意点
水抜き・霜取りの徹底	ホースを外し、庫内の水を完全に抜きましょう。水が残ると運搬中にバランスを崩し、床を濡らす原因になります。
重心を確認し、傾けすぎない	洗濯機は重心が様々です。特にドラム式は前面が重いです。持ち上げる前に重心を確認し、できるだけ水平に保ちましょう。
持ちやすい場所を見つける	洗濯機の下部に持ち手となるくぼみがあります。無理せず、安定して持ち上げられる場所を探しましょう。運搬ベルトや台車も有効です。
声を掛け合い、息を合わせる	「せーの！」などの掛け声でタイミングを合わせ、同時に持ち上げたり下ろしたりしましょう。協力して安全に運ぶことが大切です。
滑らせて移動できるグッズを活用	重量物の移動や床面保護に、洗濯機の下に毛布や家具移動パッドを敷いて滑らせるとスムーズです。安定性に注意し、滑りすぎないように。

無料または格安で洗濯機を処分する方法はある？

洗濯機を処分する際には、通常リサイクル料金や収集運搬費などの費用がかかります。

しかし、製品の状態や選び方によっては、これらの費用を抑えたり、場合によっては無料で手放したりすることも可能です。ただし「無料回収」を過度にアピールする業者には注意しましょう

リサイクルショップや個人間取引を行う

費用をかけずに洗濯機を手放す方法として、リサイクルショップへの売却や、フリマアプリ、ネットオークションなどを利用した取引があります。

ただしこの方法は、まだ十分に使える状態の良い洗濯機に限定されます。

• リサイクルショップへの売却:製造から5年以内など、年式の新しい洗濯機であれば買取対象となる可能性が高いです。製品によっては買取金額が得られることもあります。
• フリマアプリ・掲示板での譲渡:「ジモティー」などの地域密着型掲示板では、「無料」で譲渡する設定にすると引き取り手が見つかりやすくなります。

ただし、古くて壊れた洗濯機を無料で回収してもらうことは難しいでしょう。

「無料回収」をうたう業者の実態と危険性

街中を巡回し「無料回収」を大々的にうたっている不用品回収業者には注意が必要です。実際には無料で回収できることはまずありません。

こうした業者を利用すると、運び出し費用や運搬費、作業費など、後から様々な名目で高額な追加料金を請求されるケースが多いです。

また、こうした業者は自治体の「一般廃棄物収集運搬業の許可」がなく、違法業者である可能性が高いです。回収された物が不法投棄される環境リスクや、予期せぬトラブルに巻き込まれる危険性があります。

依頼する際は、事前に料金体系をよく確認し、信頼できる正規の業者を利用しましょう。

横浜市の不用品回収業者のチェックポイント5つ

洗濯機を不用品回収業者に処分してもらうのはとても便利ですが、中には「無料で回収する」といった怪しい業者もあります。ここからは、横浜市で優良不用品回収業者を見分けるためのチェックポイントを6つ紹介します。

具体的な作業実績や事例を公開しているか

信頼できる不用品回収業者は、これまでの作業実績や回収事例をウェブサイトなどで具体的に公開しています。

例えば「横浜市での洗濯機回収」「〇〇エリアでの引越しごみ一括回収」といった具体的な内容です。

特に作業前後の写真などが掲載されていると、その業者が実際にどのようなサービスを提供しているのかイメージしやすいでしょう。

実績が豊富であることは、それだけ多くの顧客から信頼されている証拠でもあります。具体的な事例を通じて、サービスの質を判断していきしましょう。

個人情報保護の体制が整っているか

不用品の中には、個人情報が含まれる書類やデータが残される可能性もあります。（例：パソコン、スマートフォンなど）。

優良な不用品回収業者は、回収した不用品に含まれる個人情報の取り扱いについても厳格な規定を設けており、情報漏洩のリスク管理を徹底しています。そのためデータの完全消去方法や、書類の溶解処理など、具体的な個人情報保護対策について説明があるかを確認しましょう。

安心して依頼できる業者を選ぶ上で、個人情報の取り扱いに関する意識の高さは非常に重要です。

不法投棄などのリスク対策をしているか

悪質な業者は、回収した不用品を正規の処理施設に運ばず、山林や空き地などに不法投棄することもあります。これは深刻な環境問題を引き起こすだけでなく、依頼した側も責任を問われる可能性があります。

信頼できる業者は、回収した不用品を適切に分別し、法令遵守のもとでリサイクルや適正な処分を行います。業者のウェブサイトで処分方法について具体的に説明されているか、許可情報と合わせて確認することで、不法投棄のリスクを避けられます。

口コミや評判が確認できるか

インターネット上の口コミサイトやGoogleマップのレビュー、SNSなどで、その業者の評判を調べてみましょう。実際にサービスを利用した人たちの生の声は、業者選びの貴重な情報源となります。

特に、料金に関するトラブルの有無、作業の丁寧さ、スタッフの対応、迅速さなど、多くの評価をチェックしてください。

ただし、極端に良い口コミばかりだったり、逆に特定の悪評が頻繁に見られたりする場合は、偽の情報である可能性もあります。複数の情報源を照らし合わせて総合的に判断することが大切です。

万が一の際の損害賠償保険に加入しているか

不用品の搬出作業中には、壁や床に傷をつけてしまったり、家財を破損させてしまったりするリスクがゼロではありません。

優良な不用品回収業者は、万が一の事態に備えて「損害賠償保険」に加入しています。これにより作業中に何らかの損害が発生した場合でも、保険によって適切に補償されるため安心です。

見積もりの段階で、損害賠償保険への加入について確認し、もしもの時にどのように対応してもらえるのかを聞いておくと良いでしょう。トラブル時の対応まで見据えた業者は、信頼性が高いと言えます。

横浜市で洗濯機を処分する際の注意点

横浜市で洗濯機を処分する際には、いくつかの注意点があります。安全かつスムーズに処分を進めるために、これらのポイントを事前に確認しておきましょう。

運搬作業は大変なのでプロに任せよう

洗濯機は見た目以上に重量があり、特に大型のドラム式は大人一人で運ぶのは非常に困難です。

洗濯機の種類	本体のおおよその重さ
縦型小型洗濯機（洗える量5kg）	30kg〜
縦型大型洗濯機（洗える量10kg〜）	45kg〜
ドラム式洗濯機（洗える量8kg）	70kg〜
ドラム式洗濯機（洗える量10kg〜）	85kg〜

最も軽い洗濯機でも30kg以上あり、一人で運ぶのは難しいでしょう。ドラム式洗濯機に至っては85kgを超えるものもあり、大人2人でも運搬は困難です。

無理な運搬は、腰を痛めるなどの怪我のリスクや、洗濯機本体、壁、床などを傷つける原因にもなります。安全を最優先に考え、無理せずプロの不用品回収業者にすべてお任せすることがおすすめです。

水抜き、付属品の取り外しを忘れずに

洗濯機を運び出す前には、洗濯槽や排水ホースに残っている水を完全に抜く作業（水抜き）が不可欠です。水が残ったままだと、運搬中に水漏れして周囲を濡らしたり、洗濯機の重量がさらに増してしまいます。

また、給水ホースやアース線、電源コードなどの付属品も本体から外し、まとめておきましょう。コードなどが伸びた状態のままだと、運搬時に思わぬ怪我につながるリスクもあります。自分で運搬する場合は、これらの事前準備をしっかり行い、運搬時の絡まりや事故を防ぎましょう。

搬出経路の確保と床・壁の養生の重要性

重くてかさばる洗濯機を安全に運び出すためには、設置場所から玄関までの搬出経路を事前にチェックし、床や壁を保護しましょう。

特にマンションやアパートなどの集合住宅では、自分の住戸内だけでなく、共用部の廊下や階段、エレベーターなどの保護も大切です。これらの共用部分に傷や汚れをつけてしまうと、他の居住者への迷惑になるだけでなく、修繕費用が発生する可能性もあります。

洗濯機を運ぶ際は、毛布や養生シートなどをしっかりと使い、慎重に運び出すようにしましょう。もちろん不用品回収業者に依頼すれば、こうした保護準備もすべてお任せできます。

悪質な回収業者に注意！安全な依頼先の見分け方

不用品回収業者は便利ですが、一部には不当な高額請求や不法投棄などを行う悪質な業者も存在します。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、信頼できる安全な依頼先をしっかり見分けることが重要です。

許可証を明示しているか確認する

信頼できる不用品回収業者は、必ず必要な許可証を保有し、それを明示しています。家庭から出る不用品を回収するには「一般廃棄物収集運搬業許可」、買い取りも行う場合は「古物商許可」が必要です。

これらの許可を持たない業者に依頼すると、不法投棄などの違法な処分につながるリスクが高いです。業者のウェブサイトや問い合わせ時に、これらの許可の有無と許可番号を確認しましょう。

事前にしっかりと見積もりを取る

悪質な業者は、見積もりを曖昧にしたり、口頭でのみ伝えるケースが多いです。見積もりは必ず書面で詳細な内容をもらいましょう。

見積もりでは電話やメールだけでなく、可能であれば現地での訪問見積もりを依頼し、詳細な費用内訳を提示してもらうことが大切です。

曖昧な見積もりや、見積もりを出す前にすぐに作業を始めようとする業者は要注意です。追加料金が発生する可能性や、高額請求に発展するリスクがあるため、複数の業者から相見積もりを取りましょう。少なくとも3社の見積もりを比較検討することをおすすめします。

スタッフの対応や身だしなみはどうか

問い合わせの電話やメール、そして実際に見積もりや回収作業に来るスタッフの対応は、その業者の信頼性を示すうえで重要です。言葉遣いは丁寧か、質問に誠実に答えてくれるか、身だしなみは清潔かなどをチェックしましょう。

不用品を運び出す際、乱暴に扱ったり、壁や床にぶつけられてはのちのちトラブルが生じます。最初から対応が悪かったり、不誠実だと感じたりした場合は、他の業者を検討するべきです。

訪問営業や巡回アナウンスによる急な勧誘がないか

自宅への突然の訪問営業や、トラックで住宅街を回りながら拡声器で不用品回収をアピールしている業者は避けましょう。

これらの営業手法は、自治体の許可を得ていない違法な業者や、強引な手口で契約させようとする悪質な業者が多いです。

信頼できる業者は、基本的に利用者が自ら問い合わせて予約する形をとっています。利用の際は自分で業者の情報を集め、比較検討した上でこちらから連絡しましょう。

領収書は発行されるか

料金を支払った際に、正規の領収書をきちんと発行してくれるかを確認しましょう。

領収書は支払いの正式な証明となるだけでなく、その業者が適切な作業をした証です。領収書の発行を拒否したり、曖昧な手書きのメモのようなものしか渡さなかったりする業者は、悪徳業者の可能性が高いです。事業の実態が不透明である可能性があり、後々のトラブル時に連絡が取れないといったリスクも考えられます。

横浜市で洗濯機を処分する際のまとめ

横浜市で不要になった洗濯機を処分するには、家電リサイクル法に基づいて適切な方法を選ぶ必要があります。しかし洗濯機は非常に重く、自分で運ぶのは困難なため、自治体の指定引取場所への持ち込みも大変です。

最も手間なくスピーディーに処分できるのは、不用品回収業者に依頼する方法です。自宅からの運び出しから回収、運搬、リサイクルまで全て任せられるため、忙しい方や体力に自信がない方にとっては非常に便利です。

不用品回収業者を選ぶ際は、悪質な業者に騙されないよう、明確な見積もり、スタッフの対応、そして不法投棄対策などのチェックポイントをしっかり確認しましょう。適切な業者選びで、洗濯機処分をスムーズかつ安全に完了させましょう。