豊島区は、東京23区の西北に位置している自治体です。日本で人口密度が一番高いことから、どれだけ密集していることがわかるでしょう。
したがって、区民が出すごみの量も多くなっています。豊島区では、粗大ごみの出し方や手順が分かりにくいという方も少なくないのです。
この記事では、粗大ごみの出し方やお得な処分方法を詳しくお伝えしていきます。豊島区にお住まいの方で、粗大ごみの捨て方でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
まず、豊島区の自治体で粗大ごみをどのような出し方で受け付けているのかを見ていきましょう。
家電や家具などの不用品は、頻繁に処分するものではないだけに粗大ごみの出し方が良く分からない方も多いものです。しかし、粗大ごみの出し方がわかるとそれほど難しい手続きではありません。
豊島区でも、1辺の長さが30㎝以上のものは粗大ごみとして申し込みしなければなりません。逆に、30㎝未満の不用品なら、可燃ごみや不燃ごみで出せるため無料で回収してもらえます。
自力で分解できるものなら、30㎝未満になるようにすれば普通のごみとして出しても回収してくれます。
自治体の粗大ごみ回収は、「収集」と「持ち込み」の2つです。
豊島区では、戸別収集のみの対応となっています。粗大ごみの出し方は、以下の手順に従ってください。
粗大ごみは、上記の出し方で収集してもらえます。具体的な申し込み方法は、この後、ご紹介していますので参考にしてください。
なお、粗大ごみ収集曜日が地区ごとに決められているので、希望日に収集に来てくれるわけではありません。
粗大ごみ収集曜日表で、お住まいの地区の収集日を確かめておきましょう。
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自治体ごとに粗大ごみを処理する指定施設がありますが、持ち込みで受け付けているところもあります。メリットは、都合の良い時間帯に自分で持ち込めるので利用しやすい点です。残念ながら、豊島区は粗大ごみの持ち込みは受け付けていません。
豊島区の粗大ごみの手数料は、以下のようになっています。粗大ごみとしてよく出されるものを一覧にまとめました。
豊島区の粗大ごみ手数料 代表的なもの
品目 | 手数料 |
自転車(16インチ以上) | 800円 |
ソファー(2人以上) | 2,000円 |
学習机 | 1,100円 |
箱物家具(高さ+幅=135㎝以下) | 400円 |
布団 | 400円 |
ベビーカー | 400円 |
マッサージチェア | 1,100円 |
マットレス | 400円 |
物干しざお | 400円 |
旅行鞄 | 400円 |
粗大ごみ品目と手数料検索をご覧になると、有料粗大ごみ処理券の組み合わせ方まで分かるので便利です。
豊島区の粗大ごみ処理券は、2種類です。豊島区粗大ごみ処理券取扱所で購入できます。コンビニやスーパーの他、公募店で購入できるので便利です。
A券とB券を組み合わせて手数料の金額になるようにします。
豊島区では粗大ゴミの収集にかかる手数料を減免とする制度があります。以下の条件に当てはまる世帯の方は、区役所の豊島清掃事務所へ申請しましょう。
豊島区で粗大ごみの収集を依頼するには、申し込みが必要です。電話とインターネットのどちらでも申し込みできるので、利用しやすい方を選んでみてください。
電話での申し込みの際には、申し込みの内容によって2つの電話番号があるので確かめてからかけてください。
粗大ごみ受付センターの電話窓口
粗大ごみ受付センター【新規・変更・取消】 | 03-5296-7000
受付時間 月曜日~土曜日 午前8時~午後7時(年末年始は休み) |
随時受付センター【新規申込専用】 | 0570-03-7000
受付時間 月曜日~金曜日 午前8時~午後7時(年末年始は休み) |
休日後や月曜日、引越しの多い時期には電話がつながりにくいこともあるので、かけ直しかインターネットを利用してみましょう。
インターネットで申し込む場合には、24時間利用できるので思いついた時に利用できるといったメリットがあります。
粗大ごみ受付センターのインターネット窓口
粗大ごみ受付センター | http://sodai.tokyokankyo.or.jp/Sodai/V2Index/0/0 |
受付時間 | 24時間OK(年末年始は休み) |
粗大ごみの申し込み方法をお伝えしましたが、実際に申し込みを始める前に目を通してもらいたい点があります。
自治体では、処分・収集できないものが決められているので、該当していないかを確認しておくと二度手間になりません。
家電リサイクル法の対象品目は、粗大ごみの対象ではありません。有効な資源をリサイクルするための家電リサイクル法によって定められているためです。
これらの家電リサイクル法対象品目の処分は、主に以下の方法で行われています。家電リサイクルセンターは、東京二十三区家電リサイクル事業協同組合が運営しているので、もちろん豊島区でも利用可能です。
豊島区の処理施設では、適正に処理できない粗大ごみも申し込みができません。自治体で回収してもらえない適正処理困難物は、別の処分方法でそれぞれ問い合わせしてみてください。
適正処理困難物の処分方法
適正処理困難物 | おすすめの処分方法 |
タイヤ | 販売店・ガソリンスタンド・カーディーラーなど |
ピアノ | 買取業者・不用品回収業者 |
耐火用金庫 | 購入店・不用品回収業者 |
コンクリートブロック | 購入店・不用品回収業者 |
パソコン・ディスプレイ | メーカー回収・パソコン無料回収のリネットジャパン |
自動車・オートバイ | 公益財団法人自動車リサイクル促進センター |
消火器 | 消火器リサイクル推進センター |
有毒性・危険性のあるものは、豊島区では回収できません。以下のものは購入先へ問い合わせしてみてください。
これらの有害性や危険性があるもの、また引火性のあるものの他に著しい悪臭のあるものも回収不可です。粗大ごみで出して良いか判断がつかない場合には、以下へ問い合わせをしてみてください。
粗大ごみを豊島区で処分したい時には、自治体の回収の他には以下の方法があります。廃棄処分だけではなく売却する方法もあるので、検討してみてください。
使用感の家具や購入後の年数が5年までの家電などなら、リサイクルショップへ持ち込んで買取してもらうとお得です。
処分にお金をかけたくない方、いくらでも良いので換金したい方は、リサイクルショップを活用してみましょう。ただし、持ち込みをしやすいものと考えておきましょう。
持ち込みの労力をかけても、必ず査定額がつくわけでもありません。メール査定やLINE査定である程度、査定額を聞いてからの方が賢明でしょう。
家電リサイクル対象品目は、まず販売店に問い合わせしてみてください。購入店だけではなく、家電量販店で回収する義務があるので回収をしてもらえます。
消費者は、リサイクル料金と収集・運搬料金を支払います。家電量販店なら家電リサイクル法に従った処分を任せられるので安心です。
その他、豊島区の粗大ごみとして受付できないものは、販売店に問い合わせをすると処分に応じてくれるものもあります。
粗大ごみを簡単に処分するには、民間の収集業者がおすすめです。
不用品回収業者であれば、自治体で回収できないものも収集してくれるので便利に利用できます。まとめて不用品を処分したい時にも迅速に処分してもらえるので安心です。
粗大ごみの処分で困ってしまった時も、不用品回収業者という選択肢があると覚えておいてください。
豊島区の自治体では粗大ごみの戸別収集を行っていますが、事前予約や運び出しなど少々手間がかかります。豊島区で粗大ごみの処分を楽にするには、不用品回収業者がおすすめです。業者に依頼すると以下のようなメリットがあります。
不用品回収業者に依頼をするのも初めての方は、当然、どのような業者が良いのかも分かりにくいものでしょう。品質の良い業者を選ぶためには、以下のポイントを意識しておくだけでも見つけやすくなります。
KADODEでは、お客様に安心頂ける不用品回収を行っていることはもちろんですが、不用品買取も承っております。買取してもらえるかわからない品物もご相談いただければ、無料で査定いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。
お伝えしたように、豊島区で粗大ごみを出すには、収集の依頼は申し込みが必要です。
申し込みは、手順に従って進めて行きましょう。自治体の粗大ごみ回収は、ルールを守って処理券を購入する必要があります。また、回収はゆとりを持って申し込みするのがおすすめです。
粗大ごみを早く処分したい方や自治体では回収不可のものを捨てたい方は、不用品回収業者を利用すると楽な処分ができます。
いずれにしても、捨てたい粗大ごみが回収対象になっているかをまず調べておくことは、リサイクルの観点からも重要です。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
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