空気清浄機はなかなか処分する機会がないため、いざ処分するとなると処分方法に困りますよね。本記事ではこういった疑問をお持ちの方に向けて、空気清浄機の処分方法を詳しく解説していきます。
空気清浄機の処分にかかる費用などもあわせて紹介していきますので、ぜひとも参考にして頂ければと思います。空気清浄機は大きさや使ってきた年数によって、処分方法は大きく変わります。
あとで「損をした」と後悔することの無いように、自分に合った処分方法をしっかりと吟味して選んでくださいね。
この記事でわかること
目次
空気清浄機を処分する場合、「小型家電リサイクル法」の対象となります。
小型家電リサイクル法の対象製品は空気清浄機以外にも下記のように数多くあります。
小型家電リサイクル法対象製品 | ||
携帯電話 | パソコン | 電話機 |
デジタルオーディオプレーヤー | ラジオ | デジタルカメラ |
プリンター | モニター | ハードディスク |
電動ミシン | 電動ドリル | 電子書籍端末 |
電子式体重計 | 家庭用吸入器 | 電卓 |
電子炊飯器 | 電子レンジ | フィルムカメラ |
電気コタツ | ヘアドライヤー | 電気アイロン |
照明器具 | 電子時計 | 電動マッサージ器 |
携帯型ゲーム機 | 電子キーボード | ランニングマシン |
卓上型食洗機 | 空気清浄機 | 扇風機 |
小型家電リサイクル法とは、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律のことで、廃棄物を減らすために2013年4月1日から施行されました。
収集された家電製品の部品に使用されている金属などは細かく分解され、別の製品の原材料として再利用されます。
エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)の4種の家電製品の処分は「家電リサイクル法」に基づいて、処分する際にはリサイクル料・収集運搬料が発生しますが、小型家電リサイクル法においては収集運搬料の徴収はありません。
最近では一家に一台以上あってもおかしくない空気清浄機ですが、製品の寿命や、買い替えるタイミングが気になりますよね。
多くの空気清浄機の買い換え時期は、6〜10年が目安と言われています。
また、内蔵されているフィルター交換時期が約10年となるため、空気清浄機本体もおおよそその期間までは耐えられるように設計されているのです。
しかし、使用状況によっても空気清浄機の寿命は異なるため、メーカーでは故障した際の交換部品の保管期間が6年となっています。
そのため、空気清浄機においては6〜10年が買い替えのタイミングと言えるでしょう。
空気清浄機を24時間つけたままにしておくと寿命が短くなるように思いますよね?
ですが、空気清浄機はつけたまま24時間使用するような状況でも10年間は使用できると言われています。
空気清浄機は冷蔵庫と同じように、24時間つけたままで使用することを想定して作られていますので、空気清浄機は24時間休みなく使用したとしても、基本的には寿命が短くなることはありませんので、耐用年数が10年間と考えましょう。
空気清浄機のフィルターを処分する場合は、住まわれている自治体の分別ルールに従って処分しましょう。
フィルターを交換する際には、粉塵や花粉が飛び散りますので、なるべくそれらが飛び散らないように注意して作業してください。
一般的な空気清浄機のフィルター交換目安は10年と前述しましたが、タバコ吸っていたり、ペットを飼っているかなど、生活環境によって交換時期は変わってきます。
また、フィルターはこまめに掃除を行わないと空気清浄機本来の性能が発揮できません。
フィルターのお掃除ランプや、フィルターの交換ランプが点灯したら、できるだけ早めにフィルターの掃除、交換を行いましょう。
では早速、空気清浄機の正しい処分方法を5つ紹介していきます。冒頭でもお伝えしたように、空気清浄機は大きさや使ってきた年数によって、適切な処分方法が異なってきます。
あなたの持っている空気清浄機に合わせて、適切な処分方法を選んでくださいね。
新しく空気清浄機を購入する場合、購入する店舗で古い空気清浄機を引き取ってリサイクルしてもらうのが一番お手軽です。
しかし、店舗によって引き取り料金が異なります。
主な家電量販店やホームセンターなどの販売店のリサイクル料金は以下の通りですので、参考にされてください。
店舗 | リサイクル料金 |
ビックカメラ | 無料(同店で購入が条件) |
カインズ | 無料(同店で購入が条件) |
ジョーシン | 550円 |
エディオン | 550円 |
ジャパネット | 550円 |
ケーズデンキ | 1,100円 |
ヨドバシカメラ | 1,100円 |
ビックカメラとカインズでは無料で引き取ってくれますが、空気清浄機を同店舗での購入が条件です。
処分予定の空気清浄機の購入店舗がわかる場合は、購入した店舗で引き取ってもらってリサイクルしてもらうのも一つの手です。
店舗によってリサイクル料は異なりますので、下記の一覧を参考にされてください。
店舗 | リサイクル料金 |
ジョーシン | 550円 |
エディオン | 550円 |
ヨドバシカメラ | 1,100円 |
ケーズデンキ | 1,100円 |
ヤマダ電機 | 1,650円 |
ビックカメラ | 1,958円 |
まず一つ目の方法は、リサイクルショップやアプリで売る方法です。古い空気清浄機でも売れる可能性はありますが、リサイクルショップでは引き取ってもらえないこともあります。
またメルカリなどのスマホアプリで売ることも可能ではありますが、こちらも古い空気清浄機だとなかなか売れません。
そのため、比較的新しい空気清浄機や、高価だったり人気の空気清浄機を処分する際に、有効的な方法といえます。メリットとしては処分の費用が掛からずに、逆にお金が貰える点です。
店舗によって変わりますが、リサイクルショップでの空気清浄機買取のおおまかな手順は以下の通りです。
古い空気清浄機の場合は、査定金額がつかない場合もありますので注意しましょう。また、自ら空気清浄機を店舗に持ち込んで買取してもらう他に、出張買取してもらう方法もあります。
車が無い方や、店舗まで行くのが面倒な方は活用していきましょう。
スマホのフリマアプリなどで売る場合の手順としては以下の通りです。
フリマアプリの経験がある場合は難なく出品から発送までできますが、経験が無いと多少手間を感じるかもしれません。また空気清浄機は大きさによっては送料が大きくかかります。
そのため、送料を出品者が負担するのか購入者が負担するのかを、しっかり考えておく必要があります。
もし送料を自分が負担する場合は、その分商品の価格を高く設定しなければ、売れた金額よりも送料のほうが、かかってしまう可能性もありますので注意しましょう。
次に紹介する処分方法は、粗大ゴミに出して廃棄する方法です。最も一般的な空気清浄機の処分方法といえます。リサイクルショップやアプリで売れないような空気清浄機を処分する場合は、粗大ゴミとして出すのがおすすめです。
粗大ゴミとして廃棄する場合の手順は以下の通りです。
粗大ゴミの申し込みをしたことがある方はスムーズに手順を進められるかと思いますが、慣れていないと思ったよりも手間がかかります。自治体によって粗大ゴミの基準は変わってきますので、かならず自治体の指示に従って申し込みをしましょう。
また空気清浄機によっては、卓上に置けるような小型のものもあります。そういった粗大ゴミにならないような大きさであれば、不燃ゴミとして出せます。
不燃ゴミとして出す場合は、申し込みは不要でゴミ袋に入れて指定日に出すだけなので非常に楽です。一度自分の空気清浄機が不燃ゴミとして処分できないか確認しておくと良いですよ。
最後に紹介する方法は不用品回収業者に頼む方法です。空気清浄機以外にも処分したい物がある場合におすすめの処分方法です。
不用品回収業者に頼む場合の手順は以下の通りです。
非常に手間が少なく、自分がやることは不用品回収業者に依頼するだけです。あとは作業員が来て回収してもらうだけです。
また空気清浄機だけでなく、他にも不用品がある場合はまとめて回収してもらえます。そのため引っ越し前に処分品がたくさんでてしまったり、断捨離をするために家のものをスッキリさせたい時に非常におすすめです。
さらに処分するまでの時間も非常に早いのも大きな特徴です。フリマアプリの場合は売れるまで家で持っている必要があり、粗大ゴミとして出す場合も約10日ほどかかりますが、不用品回収業者なら最短即日で回収に来てもらえます。
今すぐ家を綺麗にしたい、引っ越しまで時間が無い、鍵を引き渡さないといけないという方にも最適です。
手間なくすぐに不用品を処分できるのが不用品回収業者の特徴ですが、中には、「お安く回収します」「無料で回収します」と謳って、あとから法外な料金を請求してくるような業者も存在します。
無料や安いという言葉に誘惑されて回収を依頼してしまうと、不用品をトラックに積み込んだ後に「すべてが無料ではない」などと言われ、高額な処分費用を請求してくる危険があります。
そういった悪徳業者に関わってしまった結果、思わぬトラブルに発展してしまうことがありますので、街中を無料回収と謳ってトラックで巡回している業者には注意しましょう。
また、ネットなどでも不用品回収の料金が、相場から大幅に安い業者にも注意が必要です。
ネットなどの口コミ、評価なども参考にして、このような悪徳業には関わらないように気をつけましょう。
次に空気清浄機の処分にかかる手数料について紹介していきます。
処分方法 | 手数料 |
不燃ゴミ | 0円 |
粗大ゴミ | 500円~1,000円 |
不用品回収業者 | 1,000円~ |
不燃ゴミとして出す場合はいわずもがな、不燃ゴミ袋に入れて出すだけなので、費用は掛かりません。ただし不燃ゴミとして出せる空気清浄機は、かなり限られてきますので注意しましょう。
粗大ゴミとして出す場合は自治体や空気清浄機の大きさによって異なりますが、500円~1,000円が一般的です。不用品回収業者も、業者によって大きく異なり、回収してもらう数によっても変動しますが、単品回収であれば1,000円程度でしょう。
最安であれば1,000円、たくさん不用品を回収してもらう場合は、料金は高くなると考えておきましょう。
不用品回収を依頼するのであれば1,000円~のパック料金があるKADODEがおすすめです。KADODEは365日24時間受付しておりますので、急ぎの回収にも対応可能です。
そのため、引っ越しまで時間が無い方、鍵の引き渡しが迫っている方、今すぐ家をスッキリさせたい方に好評いただいております。
出張費、見積もりも無料ですので、気軽にご相談ください。さまざまなプランを設けていますので、ぜひともこちらからチェックしてみてくださいね!
関連記事|こちらの記事も合わせてチェック!
今回は空気清浄機の処分方法について紹介していきました。自分に合った処分方法は見つかりましたか?
空気清浄機はなかなか処分する機会が無いため、処分方法に困ってしまいますが、意外と単純です。高価な空気清浄機やまだ使って間もない物であれば、リサイクルショップやフリマアプリで売れる可能性が高いので、ぜひとも利用してみてはいかがでしょうか。
今すぐ空気清浄機を処分したい方や、他にも不用品がある方はぜひともKADODEで不用品回収を検討してみてくださいね。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
九州地方
四国地方
中国地方
関西地方
中部地方
関東地方
東北地方
北海道地方