大切な家族や親族が亡くなったときに残された故人の衣類。
いつかは処分しようと思っていても、この服よく着てたなとか、この服気に入ってたな、この服あのとき着てたなと、思い出にふけってしまってなかなか手放せない方も多いでしょう。
また、遺品というだけでなんとなく処分しにくいですし、いったいいつ、どうやって処分すればいいのか悩んでしまいます。
そんなときはこの記事をご覧ください。
遺品としての衣類を処分するタイミングから処分するときのポイント、そしてその処分方法まで具体的にわかりやすくまとめました。
この記事を読めば、もう衣類の処分に迷うことはなくなると思いますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
この記事でわかること
目次
必ずこのタイミングで処分しましょうという明確な時期はありませんが、状況に応じて処分したほうがいいタイミングというものがあります。
主に次のようなタイミングでしょう。
亡くなってしまった家族の衣類を親族になんの相談もせずに処分してしまうと、後のトラブルに発展してしまう可能性もあります。
人によっては形見として故人の衣類を引き取りたいと思う方もいるでしょうし、着物などで価値のあるものがあればなおさらです。
そのため、四十九日や百日法要、一周忌などで親族が集まるタイミングで遺品整理や形見分けの相談をすることで、トラブルを避けてスムーズに衣類を処分できるでしょう。
最近ではすべてをごみとして出すのではなく、リユース(再利用)を推進してる自治体も多く見られます。
もし状態の良い衣類があるのであれば、なるべく親族にゆずり、故人の思い出とともに使ってもらうのもいいかもしれません。
その場合は、親族が集まるタイミングに合わせて状態別に分別しておくといいでしょう。
もし故人が賃貸物件に住まわれていた場合、衣類に限らず遺品をそのままにしてしまうといつまでも家賃が発生してしまいます。
そのため賃貸物件に住んでいた場合は、なるべく早急に遺品を整理して賃貸契約を解除されたほうがいいでしょう。
故人が戸建てで一人暮らししていた場合でも、状況によっては固定資産税が高くなる可能性があり、空き家状態での火災や不法投棄などのリスクもあるため、こちらもできるだけ早めに整理する必要があります。
家族が亡くなってからしばらくはさまざまな手続きなどで忙しく、また、故人への気持ちも整理できていないため、整理しているとついつい手が止まってしまいなかなか作業が進まないということも多々あります。
故人が住んでいた家に遺族がそのまま住み続ける場合や、相続税が発生しそうな遺品がない場合は、手続きなどが一段落し、故人への気持ちが落ち着いたタイミングで遺品整理を始め、衣類などもそのときに処分するといいでしょう。
しかし、あまりにも年月が経ちすぎてしまうと、遺品を整理すること自体がおっくうになってしまいます。
そうなるといつまでたっても衣類を処分できませんので、ある程度は整理する時期を事前に決めておきましょう。
亡くなった人の衣類、つまり遺品としての衣類を処分するときには下記のような注意点やポイントがあります。
以上の3点です。
ではそれらについてご説明します。
衣類に限らず故人の遺品を整理する際にはエンディングノート・遺言書を確認することが重要です。
エンディングノートとは、故人が生前に自身の死に備えて希望を書き残したもので、法的な効力はありません。
対して遺言書は、正しく作成されていれば法的な効力がありますが、勝手に開封してはいけない場合もありますので注意が必要です。
もし、エンディングノートや遺言書に衣類についてなんらかの遺志が書かれているのであればできるだけそれらを尊重し、故人の遺志に沿って作業を進めていくといいでしょう。
もし故人が残した衣類の量が多い場合は、残すもの、捨てるもの、一旦保留するものの3つに分別しておくことをおすすめします。
残すものは、思い出深いものや価値のあるもの、比較的状態のいいもので、形見分けなどに回します。
捨てるものは、状態が悪く、形見分けでも引き取る方がいなさそうなものです。
このような分別作業は、判断に困った場合でも手を止めずに作業を続けることが大切です。
もし迷った場合は一旦保留するものに分別して、後で気持ちが落ち着いてから改めて作業するといいでしょう。
もし思い入れがあって捨て難いものでも、写真を撮っておくことで気持ちの整理が付き、思い切って処分できるようになることもあります。
遺品としての衣類を整理する場合は、できるだけ衣類のポケットの中を確認するようにしましょう。
現金や貴金属などの貴重品、印鑑や書類などの大切なものがポケットの中に入ったままになっているケースはよくあります。
とくに、ジャケットなどの上着やズボンのポケットの中に貴重品が入っていたということがよくあります。
衣類によっては、分かりづらい部分にポケットが付いていることもあるので、できるだけ細かくチェックしましょう。
もし、大切な遺品などが入った状態で処分してしまうと、あとで相続トラブルに発展してしまう恐れもあるため注意が必要です。
ここからは衣類の処分方法を、6つ紹介いたします。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
衣類は燃えるごみや資源ごみとして、自治体に回収してもらうことが可能です。
自治体によって処分方法が多少異なる場合があるため、各自治体のルールをしっかりと確認しましょう。
量が多い場合には一度に回収してもらえない場合もあるため注意が必要です。
一番お手軽で一般的な処分方法と言えますが、人によっては故人の愛用していた服をごみで出すなんてと罪悪感に駆られる方もいるかも知れません。
その場合は下記にあげる方法なども検討してみましょう。
故人の衣類を家族や親族でほしい方がいないかどうか確認してみましょう。
着られるものや思い出として残したいものがある場合は快く受け取ってくれるに違いありません。
また、家族や親族であれば受け渡しもスムーズにおこなえるでしょうし、何よりも故人の持ち物を再利用してくれたり大切に保管してもらえるのがメリットです。
神社やお寺などでは故人の衣類の供養もおこなっています。
ごみとして処分しづらい場合など、供養してもらうことで気持ちが楽になることもあるでしょう。
神社やお寺などによってはお焚き上げで供養する場合もあり、方法や金額はさまざまですので事前にしっかりと確認することが大切です。
また、衣類以外の遺品で処分に困るものがあれば一緒にお願いしてみましょう。
故人の衣類を寄付することで、誰かが必要としている人の役に立つことができます。
発展途上国や貧困家庭に対して支援活動をおこなっている団体は数多く存在しますが、少しでも役立ててもらうために、寄付する団体の事業内容は確認しておきましょう。
また、衣類以外にもタオルや毛布などの日用品の寄付も受け付けている場合もあります。
もしそれらが遺品の中にある場合は、一緒に寄付可能か確認してみるといいでしょう。
衣類の中にブランド品などの売れる可能性が高いものがある場合は、古着屋やリサイクルショップ、またはフリマアプリやネットオークションで売却するのも一つの手です。
古着屋やリサイクルショップの場合は、店舗に持ち込むか出張査定などに来てもらい売却します。
フリマアプリやネットオークションの場合は、ご自身で撮影したり出品の文章を考えたり、発送の手間などはありますが、人気の品であれば古着屋やリサイクルショップよりも高く売れる可能性があります。
そのため、同じものがどのような値段で売却されているかあらかじめ検索して確認してみるといいでしょう。
衣類の量が多い場合や、他にも処分する遺品がある場合は不用品回収業者がおすすめです。
処分するための費用はかかりますが、依頼すればいつでも取りに来てもらえますし、なにより手間がかかりません。
買い取りをおこなっている業者もあるため、もし衣類やその他の遺品の中に売却可能なものがあればしっかりと査定してくれて、その場で現金に変えることも可能です。
遺品の量が多い、またはできるだけ手間をかけたくない場合は不用品回収業者を利用しましょう。
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亡くなった方の持ち物の処分は衣類に限らず、処分時期やその処分方法に迷う方も多いでしょう。
とくに故人が愛用していたものや衣類などはごみとして出すのはなんとなく心苦しいと思う方も多いかもしれません。
そのような場合、今回ご紹介したように、家族や親族に譲ったり、供養したりなどの方法をいくつか組み合わせて処分するのも一つの手です。
時期についても、特に期限がないといつまでも手を付けずに放置してしまいがちですが、いつかはやらないといけないことですので、期限を決めてできるだけ早めに取り掛かったほうが気持ちもスッキリしていいでしょう。
家族が亡くなったあとはいろいろとバタバタしますし、気持ちが落ち着きません。
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