珪藻土は、吸水性と速乾性にすぐれている特徴があるため、バスマットに活用されることが多いです。タオル地のバスマットよりも清潔感があり、お手入れも簡単なことから珪藻土のバスマットに切り替えている家庭も多いのではないでしょうか。
珪藻土マットには寿命があるため、長く利用して汚れがひどくなったときや割れてしまったときには、買い替える必要があります。珪藻土マットはどのように処分すればいいのでしょうか。当記事では、珪藻土マットの処分方法や処分する際の注意点について解説します。
珪藻土マットの処分方法は、以下の4つです。
それぞれの処分方法について解説します。
大きい珪藻土マットは、自治体の粗大ごみに出すことができます。粗大ごみの対象となるかは、珪藻土マットの大きさと自治体のルールを確認しましょう。1辺の長さが30cm以上のものは粗大ごみに分別されることが一般的です。
粗大ごみの費用は、自治体で決められた料金があります。粗大ごみの日として決められた日に合わせて、指定された場所に捨てるようにします。
粗大ごみの基準に満たない大きさの珪藻土マットは、自治体の不燃ごみとして処分することができます。不燃ごみの回収には、粗大ごみのように追加で費用がかからないため、通常の不燃ごみと同じサイクルで処分できるメリットがあります。珪藻土マットには角があるため、ごみ袋が破れないように注意して処分しましょう。
数年前に問題となった石綿(アスベスト)が含まれている珪藻土マットは、メーカーや販売店に回収してもらう必要があります。アスベストはこれまでに様々な商品に使われていましたが、健康に被害与える危険性があることが分かったため、法律で使用が禁止されています。現在は禁止されていますが、数年前に購入した珪藻土マットにはアスベストが使われている可能性があります。
そのまま利用する分には、アスベストが飛散することはありませんが、欠けたり割れたりした時に飛散するため早めの処分をおすすめします。アスベストが含まれている珪藻土マットは、粗大ごみや不燃ごみで出さないようにしましょう。
他の不用品や大型ごみが多い時には、不用品回収業者を活用すると便利です。珪藻土マットも、不用品として回収してくれます。不用品回収業者に依頼すると、自宅まで取りに来てくれて、他の商品と一緒に運び出してくれるので手間がかかりません。自治体のごみの日に合わせる必要もなく、メーカーや販売店に持っていかなくてもいいため、活用する価値はあるでしょう。
珪藻土マットを処分する際の注意点についてまとめます。
注意点について詳しく解説します。
珪藻土マットは燃えるごみで出してはいけません。不燃ごみや陶器類と合わせて処分するようにします。処分方法が不明な時は、自治体に確認するようにしましょう。
珪藻土マットの大きさによって、自治体で処分する方法が変わります。不燃ごみとして処分できるのか、または粗大ごみとしての区分になるのかは、自治体によって違います。自治体のホームページには、粗大ごみとなる基準について詳しく書かれているので、参考にして正しい処分をしましょう。
珪藻土マットを処分する時には、珪藻土マットの材質を調べます。アスベストが含まれている場合には、自治体のごみ回収で処分することができません。処分する前に材質を調べるようにし、材質がわからない時は購入店舗やメーカーに確認するようにしましょう。
珪藻土マットを買い替えたい時には、リサイクルを検討してもいいでしょう。ただし、あまりにも汚れている場合などはリサイクルが難しくなります。手入れをして状態が良いものは、リサイクルに出してみましょう。
珪藻土マットに関する豆知識を以下のようにまとめます。
珪藻土とは珪藻という植物性プランクトンの化石のことです。珪藻には目で確認することができない無数の穴が開いているため、水分を吸収する効果があります。珪藻土の特徴に注目して、世間に名前が知られるようになったのがバスマットです。水分を吸収してくれる効果があるため、足元を濡らさずにすみます。
珪藻土に空いている無数の穴には空気が含まれているため、最近は断熱効果も注目されるようになりました。家の壁に使われるケースが増えており、今後も活用範囲は広がっていくでしょう。
珪藻土マットが人気になっている魅力について紹介します。
珪藻土マットは洗濯をする必要がありません。珪藻土マットは速乾性があるため、雑菌が繁殖することが少なく、洗濯しなくても清潔な状態を保つことができるようになっています。布製やタオル地のバスマットを利用している人は、定期的に洗濯をして清潔に保つ必要がありますが、珪藻土マットはお手入れが不要で家事が助かります。
珪藻土マットは水分といっしょににおいのもとを吸収してくれるため消臭効果があります。布製やタオル地のバスマットを濡れたい状態で放置しておくとにおいが気になることがあります。お風呂場は清潔にしておきたい人には、消臭効果がある珪藻土マットは効果的といえるでしょう。
珪藻土マットは洗濯が不要ですが、定期的にメンテナンスをすることで長く清潔に利用することができます。珪藻土マットのメンテナンス方法について紹介します。
珪藻土マットは速乾性の特徴がありますが、乾燥した場所に立てかけて干すと水分による劣化を防ぐことができます。月に一度は、ベランダや庭で陰干しするとより効果的です。
珪藻土マットについた汚れは拭き取るようにしましょう。珪藻土マットの穴には水分以外にも皮脂の汚れなどが入り込んでしまいます。穴が目詰まりを起こすと吸収性が落ちてしまうため、定期的な拭き掃除をします。
珪藻土マットの穴に汚れが入り込み、吸収力が落ちた時には表面を削ると効果的です。紙やすりを購入して、珪藻土マットの表面を丁寧に削っていきましょう。目が細かいタイプの紙やすりを選ぶと、肌触りを変えることなく吸収力を復活させることができます。
紙やすりを使う時は、アスベストが含まれていない珪藻土マットである必要があります。アスベストは、そのまま利用してる分には人体への影響がありませんが、紙やすりで粉末が飛散すると人体に悪影響を及ぼす危険性があるため、注意します。アスベストが含まれている珪藻土マットは、手入れをせずに処分する方向で検討しましょう。
珪藻土マットの寿命は、おおよそ2年と言われています。紙やすりを用いたメンテナンスをしたとしても、吸収力が戻らなくなってくる時が寿命として考えるようにしましょう。
珪藻土マットは、触ってみると固いですが丈夫なものではありません。そのため、落としたりすると割れてしまうことがあります。割れてしまった珪藻土マットは、そのまま使えないこともありませんが、けがなどの恐れもあるため処分するようにしましょう。小さく砕くことができれば、コースターや靴箱の消臭剤として再利用することが可能です。
珪藻土マットのメーカーが不明の場合は、そのまま自治体のごみに出さないようにしましょう。アスベストが含まれている可能性があるためです。自治体に連絡をして、メーカー不明の旨を伝え、指示を仰ぐようにします。
また購入店舗に確認すれば、メーカーが分かる場合があります。親切な店舗ではホームページ上にアスベストが含まれた珪藻土マットの案内を流しているところもあります。最近の珪藻土マットにはアスベストが含まれていないため、案内は徐々に減ってきています。現在、問題なく珪藻土マットを使えている人も改めてアスベストが含まれていないかを確認しておくといいでしょう。
珪藻土のマットのように処分に困るものは家庭に多くあります。大型のごみや遺品整理など自治体のごみ回収に捨てていいのか、捨て方が分からずに困っている人もいるでしょう。部屋を放置してごみ屋敷になって頭を抱えている人も増えています。そんな時には、KADODEの不用品回収がおすすめです。
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珪藻土のマットを処分する方法についてまとめてきました。
珪藻土のマットは自治体の粗大ごみや不燃ごみで処分することができますが、アスベストが含まれていないかどうかの確認が必要です。引越しや部屋の片付けのタイミングで不用品回収業者を利用すれば、珪藻土マットも一緒に処分することができます。
珪藻土マットは吸収性・速乾性に優れており、メンテナンスも簡単ですが、2年間の寿命があり割れてしまう場合も考えられます。珪藻土マットは長持ちするように利用し、処分する時には正しい方法で処分するようにしましょう。
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