あなたのおうちにはまだガラケーはありますか?
ガラケー(ガラパゴスケータイ)またはフィーチャーフォンといわれている、スマートフォン以前に普及した携帯電話。
かつて使っていたそのガラケーを、そのまま自宅にため込んでしまっている方はけっこう多いように思います。
この記事では、処分せず放置していたガラケーを、安心安全に処分する方法をわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
目次
ガラケーを処分する前にやるべきことや注意すべきことがあります。
スマートフォンではないガラケーといえど、電話番号やメールアドレス、写真などのように重要な個人情報が記録されています。
必ずmicroSDカードなどでデータのバックアップを忘れずに済ませておきましょう。
データのバックアップが完了して、次に行うのが「データ消去」です。
データ消去の方法としては、各キャリアもほぼ同様に設定画面から進める手順がほとんどです。
お持ちの端末の取扱説明書、もしくはメーカーなどのホームページでPDF化された説明書を参照してください。
その際、暗証番号なども必要ですので、もしわからないようでしたら携帯ショップなどで初期化してもらったほうがいいかもしれません。
microSDカードなどでバックアップをしたら、必ず抜いておくのを忘れないようにしましょう。
バックアップを取ったからひとまず安心と、そのまま入れたまま処分してしまう方もたまに見受けられますので気をつけてください。
ガラケー本体端末だけでなく、充電器やバッテリーもまとめて用意しておきましょう。
処分方法によっては端末とともに回収してもらえます。
キャリアショップなどはガラケーにまつわる付属品もまとめて対応してくれる店舗も多いです。
ガラケーを処分する方法で代表的なものとして、以下7点があげられます。
各地域の自治体によって処分方法は異なりますが、大きく分けて二種類あります。
市役所やスーパー、公共施設などに設置されている回収ボックスに投函するだけで、無料で手軽に手間なく処分できます。
一応回収ボックスは取り出せないようにカギがかかっていることが大半ですが、万が一に備えてデータ削除は自分で行う必要があります。
また回収方法は下記の表を参考にしていただけるとお分かりのように、各自治体により異なるケースがあります。
回収方法 | 特徴 |
---|---|
ボックス式 | 公共施設に回収ボックスを設置して回収 |
ピックアップ式 | 一般廃棄物の中からピックアップして回収 |
イベント式 | 定期的に開催されるイベントなどで回収 |
ステーション式 | ごみ集積所の資源ごみと合わせて回収 |
小型家電リサイクル法とは
小型家電リサイクル法は、日本で使用済みの小型家電をリサイクルするための制度であり、その有用な金属を回収することが目的です。
この制度によって、「都市鉱山」の問題が解決され、環境保護や資源の再利用に向けた取り組みが進んでいます。
リサイクルされた金属は、新たな製品の製造に利用され、持続可能な社会の実現に向けた取り組みにつながっています。
不燃ごみとして出す
自治体によっては回収ボックスを設けておらず、不燃ごみとして扱っている地域もあります。
資源の再利用という観点からは、ガラケーを不燃ごみとして出すほうが良いのですが、地域によりそれが叶わないようであれば、少なくともご自身のデータ消去は忘れずにしておきましょう。
いずれも費用は無料です。
日本を代表する携帯電話キャリアであるNTTドコモ、au、ソフトバンクは、各社のショップで携帯電話の回収を行っています。
3社とも「モバイルリサイクルネットワーク」に参加しており、携帯電話本体だけでなく、バッテリーや充電器もブランドに関係なく回収することが可能です。
携帯電話ショップの場合、データの削除はショップが代行してくれます。
そのため、自分でデータを削除するのが難しい場合は、そのままショップに持ち込んでも問題ありません。
前述のキャリア大手3社は、「ケータイパンチ」という機械で携帯電話本体を物理的に破壊し、データ流出を防いでいます。
また、ショップによっては、目の前で端末を証拠として破壊してくれる店舗もあります。
携帯電話のデータを確実に消去することで、安心して携帯電話を処分したい方におすすめです。
最寄りの、あるいは最も信頼できるキャリアショップですべて回収してもらいましょう。
費用は無料です。
小型家電リサイクル法の施行により、家電量販店でもガラケーの回収が広がっています。
ただし、店舗によっては行っていない場合もあるので、事前に回収している店舗を確認しておくとよいでしょう。
回収されたガラケーは、環境負荷を軽減するために適切な処理がされます。
また、個人情報漏えいを防ぐために、回収されたガラケーはデータ消去されることが一般的です。
家電量販店ではデータの削除を代行してくれるところが多いですが、事前に削除できるかどうか確認しておくとよいでしょう。
ガラケーの回収については、様々な企業や団体が取り組んでいます。
例えば、先述したモバイル・サイクル・ネットワークは、携帯電話の回収・リサイクルに特化した団体です。
また、家電量販店でも、ケーズデンキやエディオン・ビックカメラなどが回収ボックスを設置しています。
お近くの家電量販店が対象店舗であるか事前に問い合わせてみてください。
費用は無料です。
ガラケーの処分方法について、中古ショップでの売却もあります。
ただし、ガラケーに関しては需要が少なく、買取に対応していない店舗もあるため注意してください。
全国展開しているようなゲオやブックオフ、リサイクルショップなどでも買取可能な場合があります。
特にゲオモバイルは店舗数がおよそ1400店舗もあるため、持ち込みに便利な買取業者としておすすめです。
また、ライズマークは他店で買取できなかったガラケーを扱ってもらえる可能性があるため、ガラケーを持っている人は一度査定を受けてみても良いかもしれません。
買取アローズ・ネットオフ・バイヤーズなどは、高額買取をしている機種があるため、該当する機種を持っている場合は高値で買い取ってもらえることもあります。
ただし、買取金額には査定額や市場価格などによって大きな差が出るため、複数の店舗で査定を受けることがおすすめです。
なお、中古ショップでガラケーを買取してもらう場合は、売却前にデータ削除をしてください。
店舗によってはデータ削除をしてくれる場合もありますが、自分で行うことで個人情報漏洩のリスクを回避できます。
費用は持ち込みさえできれば、あとは買取価格で決まります。
ただし機種にもよりますが、前述したとおりガラケーの高価買取は難しいかもしれません。
今や手軽に購入できたり出品できたり非常に便利なフリマアプリやネットオークション。
ガラケーもスマートフォン同様出品して売却できるかもしれません。
メリットとしては、業者を介さないため高額で売れる可能性がある点です。
特に最新機種や良い状態の端末であれば、高価格で売れることも。
ただし、今回ピックアップしているのはガラケーですので、やはりスマートフォンより高額での売却はハードルが高いです。
フリマアプリやネットオークションの大きなデメリットとしては、梱包や発送作業、購入者とのトラブルなどは全て自分で対応しなければならないため、手間と時間がかかってしまう点です。
また、売った端末が直接他人の手に渡るため、個人情報の消去の徹底は必須条件。
ガラケーを出品する場合には、端末の動作確認を必ず行ってから出品し、チェック項目として画面に割れがないか、正常に表示されるか、カメラやスピーカーが正常に作動するかなどを確認しましょう。
動作確認後は、情報漏えいのため初期化をお忘れなく。
また、端末のネットワークの利用制限を事前に確認することも重ねて忘れずに。
ガラケー端末を分割で契約している方は、必ず完済しておいてください。
ネットワーク利用制限がかかってしまうと、出品できない場合もあるため注意が必要です。
費用に関しては、手数料や配送料が出品する際かかってしまい、だいたい販売価格の5~10%程です。
そこを差し引いても利益がでるのであればお得な方法といえるでしょう。
家電回収業者による携帯電話の回収は、まだあまり知られていません。
しかし、環境省・経済産業省が認定するリネットジャパンのような会社は、パソコンだけでなく携帯電話も回収してくれます。
回収する段ボール箱の購入や料金に関する情報は、リネットジャパンのホームページまで。
携帯ショップや家電量販店が近くにない人や、手間をかけずに処分したい人には出張回収も行っていますのでその点についても便利です。
なんども言及し恐縮ですが、やはりデータ削除については、自分で行う必要があります。
業者によってはデータ消去を行ってくれるところもありますが、悪用された場合のリスクを考え、あらかじめ自分で消去したほうが安全でしょう。
費用は無料。
不用品回収業者を利用するメリットとして、他にも不用品がある場合は、あらゆる不用品をまとめて処分できる点や対応が速い点が挙げられます。
コストはかかりますが、手間や時間を省くためには最適な方法といえます。
しかし、自分でデータ消去することはもちろんのこと、正しい業者の選定が必要です。
利用者の口コミ評判、会社情報などを確認してから業者を選んでください。
悪徳業者には注意が必要で、「一般廃棄物処理業許可」や「古物商許可」の取得有無も確認したほうがいいでしょう。
会社名や連絡先が不明な業者や「無料回収」をアピールしている業者にも注意が必要です。
不法投棄などで費用をかけずに処分している可能性があります。
業者選びは慎重に精査してから決めましょう。
費用は最低価格が3000円から5000円程度です。
不用品をまとめて処分する場合は量により5000円以上です。
「KADODE」という不用品回収業者は、全国に活動拠点を持ち、定評のあるサービスを提供しています。
同社は、大手運送会社の料金システムを採用しており、明朗会計でわかりやすく、業界最安値に挑戦中。
独自ルートを駆使し、他の業者では買取できないものでも高価買取可能です。
また、見積もりは無料であり、困りごとや疑問に思うことがあれば、電話一本で対応してもらえる安心設計。
年中無休24時間体制で対応しているので、忙しい方でも都合の良い日時に合わせて利用できます。
不用品の量にかかわらず、1点からでも対応可能で、家庭にある粗大ごみや大型家電の処分も、各自治体の法的制約に悩まず、KADODEがまとめて処分。
料金プランは、個人のニーズに合わせてさまざまなプランがあり、無料の見積もりサービスも行っていて、全体量が把握できていない場合でも、気軽に相談してベストなプランを提案してもらえます。
緊急時や仕事で忙しい方、祝日しか家にいない方なども安心して相談できます。
また、不用品の保存状態が良かったり、品目によっては高価買取もしてくれるため、一度試してみる価値があるでしょう。
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この記事では以下の代表的なガラケー処分方法を取り上げてきました。
今やスマートフォンがなくてはならない時代の中、ガラケーはその役目を終え処分する方も多いと思います。
個人情報漏えいなどの被害を出さないためにも、適切に処理してスッキリとした生活を送りましょう。
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など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
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