色とりどりのマニキュアは、ついつい欲しくなってしまうものです。ドラッグストアやコンビニなどで手軽に入手できるので、何かのついでに購入してしまいますね。それだけに、あまり使わないものが残り続けてしまうこともありがちです。
この記事を読んでいただくと、マニキュアの捨て方に納得が行き安心して処分できるようになります。意外と小さいものでありながらも、捨て方には注意しなくてはなりません。
ついついやってしまいがちなダメなこともご紹介しておきましょう。きちんと捨てる方法を知っておけば、もうマニキュアの捨て方で困ることもなくなるでしょう。
目次
マニキュアの捨て方は中身やキャップ、瓶と分別することが前提です。マニキュアを捨てたい時に、中身が出なくて困った方も少なくないでしょう。
上手くマニキュア液を出す方法をご紹介します。
マニキュア液が固まっている場合、自治体によってはそのまま不燃ごみで出せるところもあるので、あらかじめ自治体のホームページを確認しましょう。
ゴミの捨て方に「マニキュアの中身は使い切ること」と記載されている自治体だと、固まっている液を出さないと捨てられません。
マニキュア液でキャップが固まってしまっている時は、お湯の中にマニキュアのボトルを1〜2分入れると開けやすくなります。マニキュアのふたが開けられないときは、まずお湯で温めてみましょう。
キャップから溶けたマニキュアが出てくることもあるので、使わない容器や食品が入っていたビンを使用すると良いです。お湯を使用するときに、やけどしないように気をつけましょう。
マニキュアのうすめ液を固まってしまったマニキュアのボトルに入れて振ると、液体が柔らかくなります。うすめ液は100円ショップやドラッグストアで手軽に購入できます。
うすめ液を入れすぎるとびんの中が空気でいっぱいになり、破裂することもあるので、数滴ずつ入れて様子をみましょう。
除光液をマニキュアのボトルに入れて溶かす方法もあります。ただし、ギリギリまで入れると除光液が気化して破裂する恐れがあるので、気をつけてください。
瓶が割れて怪我をすることがないよう、取り扱いには注意が必要です。
目薬や化粧水をマニキュアに数滴入れると中身が柔らかくなります。先が細くなっている製品を使用すると、液体が入れやすいです。
うすめ液や除光液を持っていない方は試してみましょう。
マニキュア液が固まっていない時には、比較的出しやすいでしょう。
マニキュア液の出し方の手順に従って出していきます。もし、液が固まりかけている時には、綿棒などでかき出すようにすると徐々に出て来ます。
マニキュアは、小さいものですが正しい捨て方を実践するためには、分別が必要です。小さいながらも素材の違うものから構成されています。ここが、マニキュアの処分で悩ましいところでしょう。
マニキュアを捨てるには、素材によって分別が異なるので注意してください。ただ一部の自治体では、分別を不要としているところもあります。
結論、マニキュアは自治体の分別ルールに従って捨てましょう。
たとえば、横浜市ではマニキュアの中身が燃やすゴミ、びんは燃えないゴミとして処分されます。ふたがプラスチック製のものは、ふたのみプラスチック製容器包装に分類します。
参考:横浜市 ごみ分別事典
マニキュアの瓶そのものは、不燃ごみとして回収する自治体が大半です。
マニキュアの蓋やキャップは、可燃ごみかプラスチックごみで、中身は可燃ごみで分別します。マニキュアは、小さいものですがこうした分別ルールを守ってそれぞれごみに出すように注意しなくてはなりません。
飲料や調味料が入っている瓶は資源ごみで回収できますが、マニキュア、オイルや化粧品、薬品が入っていたものは、資源ごみにならないと決められている自治体もあります。
一部自治体のマニキュアの捨て方
マニキュアは小さいものですが、捨て方には注意しなければなりません。「マニキュアの一つぐらいなら、適当でも問題ないだろう」と勝手な思いで捨てていないでしょうか?やってはダメなことを3つご紹介しておきましょう。
マニキュアでやってはダメなこと3つ!
調味料やジュースだと中身が残っていれば、出し切ってから容器を捨てるでしょう。マニキュアも同じように中身は出してから捨てる必要があります。
小さいものだから問題ないと適当に中身が入ったままで可燃ごみに入れてしまってはダメです。
マニキュアの代表的な成分
マニキュアの成分は、引火性を持つ成分が混じっています。そのため、高温で自然発火する可能性もあり瓶ごと捨てると危険性がぬぐえません。
残ったマニキュア液を水に流せば問題ないと考える方もいるかもしれませんが、これもNGです。マニキュア液は、水に溶けない成分なので排水口などに付着して除去できなくなってしまいます。安易に水で流さないようにしましょう。
マニキュアに含まれる酢酸エチルやトルエンなどは、引火点が低いので取り扱いには注意が必要です。
タバコに火を点けるためライターを使うとマニキュアに引火する事例もあります。同じように、中身を出そうとしている時にも周囲に火気があるのは引火の可能性があるので危険です。
マニキュアは、普段はあまり危険物と思わないものですが火災の危険性を認識しておかなくてはなりません。
マニキュアの注意書きには、このように記載されています。
上記のようなお悩みをお持ちの方も多いでしょう。結論から言うと、マニキュアの中身が固まって使えないときや、色が変色してきたときに処分するのがベストです。長期間使っていないと、ふたが開けられなくなることもあります。
マニキュアは未開封のものでも1〜2年ほどしか持たず、開封すると空気に触れて劣化していきます。そのため、1〜2年で処分するのが良いでしょう。
中身の固まったマニキュアをお持ちの方は、先ほどご紹介したマニキュアの捨て方を参考に処分しましょう。
マニキュアは、その時の気分やTPOで使い分けるとおしゃれの幅も広がります。そのため、いくつものマニキュアを持っている方も多いでしょう。いつのまにか使わなくなったものも、いくつかあるかもしれませんね。
ほとんど残っているものなら、捨てずに再利用してみる方法もあります。
マニキュアをはじめコスメは、フリマアプリでも人気が高く取引されています。マニキュアもその一つで、まとめて出品している方もよく見られます。固まっていないことを確認して出品してみるのもおすすめです。
自分には合わない発色のものでも、他の人にとれば関心のあるマニキュアになるかもしれません。使用済みのものですので、期待するような売値ではないにしても再利用してもらって処分もできるので便利な方法です。
ただ注意して欲しいのは、マニキュアは郵送法で送れないものと指定されている点です。
マニキュアは引火点が低く郵送の段階で引火の可能性がある液体と定められています。郵便局のホームページで爆発性、発火性その他危険性のある物として、引火性の物は郵送できないと記載されているので、注意してください。
したがって、マニキュアの発送は「宅急便コンパクト」なら可能です。この発送方法ならオプション資材を付けると安全に送ることができます。外箱を購入し、OPP袋や緩衝材などを活用して衝撃防止のために丁寧に梱包をしてください。
本来の使い方では、飽きてしまったマニキュアでも雑貨に塗って再利用できます。アクセサリやヘアピン、文房具などに塗ると雰囲気を変えることも可能です。
マニキュアを塗ることで、ありきたりのボールペンをオシャレに変身させられます。透明のマニキュアなら、スマホケースに塗って個性的にアレンジしてみるのも良いでしょう。
その他には、透明のマニキュアをボタンの糸の部分に塗ると、ほつれるのを防ぐというアイデアもあります。
残り物のマニキュアで、遊び心あるまったく違う使い方で再利用してみませんか?
透明なマニキュアを伝線したストッキングや洗濯ネットに塗って乾かして使用する方法もあります。ストッキングは一度伝線すると、穴が広がってしまいますが、マニキュアを使えば補強できます。
また、袖口や裾のほつれを防止することも可能です。伝線したストッキングやほつれている衣類があれば試してみましょう。
意外とマニキュアの捨て方は、注意が必要です。捨て方が分からないことや小さいものだから先延ばしにすることで、いくつもたまってしまうものでしょう。
分別は、少し面倒に感じるものの手順に従って行えばそれほど難しいものではないと気づくでしょう。マニキュアは、捨て方のルールに従ってこの機会にすっきり処分してみましょう。
不用品回収のKADODEに粗大ゴミの回収を検討しておられる方は、大型家具や粗大ごみの処分にお困りの場合でしょう。もし、マニキュアがあるのに捨て方に困っておられたらどんな状態でも回収できますのでお気軽にお声かけください。
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