たまに帰る実家が汚い…。よくこんな話を耳にします。せっかくのお休みを実家で過ごそうという方にとって、汚い実家は居心地が悪く逆にストレスがたまってしまうかもしれません。
できればきれいにしておいてほしいけど、一体どうすればいいのか。そんなあなたのためにこの記事では、実家が汚いことによって生じるリスクから片付け方、片付けのコツまで詳しくご紹介します。
この記事を読んで汚い実家からきれいな実家にしちゃいましょう!
目次
実家が汚くても特に支障はないと思っていませんか?しかしそれは大きな間違いです。実は実家が汚いことで、次のようなリスクが生じる可能性があります。
実家が汚いことで生じるリスク
これらは必ずそうなってしまうわけではないですが、なるべく原因を解消してリスクを減らした方がよいでしょう。
ではそのリスクについて詳しくご説明します。
実家が汚いということは、散らかっていて生活の導線に物が置いてある場合があります。それにより、親がつまずいて転倒したりする可能性があるかもしれません。
特に高齢者は小さな段差でもつまずきやすい傾向にあるため、導線にはなるべく物を置かない方がケガのリスクが低くなります。転倒すると最悪の場合、骨折してしまう恐れもありますので注意が必要です。
また、荷物などが高く積み上げられていると、地震などで倒れてくることも考えられます。長く住んでいる家は物が多い傾向にあるため、タンスや棚の上にも荷物が積み上がっていることがよくあります。それらを取ろうとして頭上に物が降ってきてケガをするケースも考えられるため注意が必要です。
家が汚く散らかっていると、その場所にホコリが溜まりやすくハウスダウトの原因にもなります。ハウスダストは空気中に舞いやす為、それを吸い込むとアレルギーや喘息などのさまざまな病気引き起こすため注意が必要です。
物が多いと細かいところまで掃除ができないので、できるだけ物が少ない方がいいでしょう。
物が多かったり、散らかっていたりすると必要なものがなかなか見つからないこともあるでしょう。特に貴重品、預金通帳や印鑑など、大事な物がなかなか見つからず困ってしまうことも。
高齢による認知力の低下も相まって、どこに置いたか分からないということも考えられます。さらに、親が亡くなった際の遺品整理の際にもそれらを探すために時間がかかってしまったりといいことはないでしょう。
また、大事なものではないにしても、物が多く散らかっていると自分が何を所有しているか分からなくなってしまい、同じものを何度も買いなおしてさらに物が増えることもあります。
実家が汚いと親元を離れて暮らしている家族が実家に帰る回数が減ることも考えられます。特に小さいお子様がいると、衛生的な面からできれば連れて行きたくないと考える方も多く、いつのまにか家族間が疎遠になってしまったという話もよく耳にします。
実際に家が汚いとカビやホコリが舞いやすいため、体に良い環境とは言えないでしょう。あまり親族が集まらなくなると、以前よりも片付けや掃除を行うこともなくなり、さらに実家が汚くなるという悪循環におちいることも。
いったん家族の関係が気薄になってしまうと、それを修復するのは容易なことではありません。
片付けると言っても何から始めたらいいか分からない方も多いかもしれません。そのためここからは、どのような手順で片付けを行っていくか順番にご紹介します。
汚い実家を片付ける手順
いくら実家が汚いからと言って、親の承諾を得ずに勝手に片付けをしてはいけません。片付ける人がゴミだと思っている物でも、持ち主からしたら大切なものである可能性があるため、勝手に捨ててしまうと後々トラブルになる可能性もあります。そのため、まずは親と相談し、片付けを行っていいかの承諾を得るようにしましょう。
しかし、自分の物を勝手に触られることを嫌がる人もいるため、相談したからと言って快く承諾を得られないことも考えられます。そのような場合でも、汚い家で住み続けることのリスクをしっかりと説明し、根気よく説得することが大切です。それでも承諾してもらえない場合は、どこか一か所だけでもいいので片付けさせてもらえるように頼んでみましょう。
片付ける前に残すものと処分する物をある程度リスト化しておくことで、効率よく片付けを進めることができます。親と相談して、大雑把にでもいいので分けておくといいでしょう。
この場合、あくまである程度で大丈夫です。親も家に何があるか細かくは覚えてないでしょうし、細かいところまで相談しているとなかなか作業に取り掛かれません。
いきなり居間などの広い部屋から始めると、なかなか終わらずにやる気が持続しないことがあるため、まずは玄関やトイレなどの狭いところから始めるのがおすすめです。一か所だけでもきれいになると気持ちがよく、やる気も持続させることが可能。
また、まずは狭い所から始めることで片付けの一連の流れを把握し、作業にも慣れることができます。きれいな場所を少しずつ増やし、時間がかかりそうなところを後回しにすることで効率のいい片付けが可能です。
処分するか迷っている物などを一時的にまとめておく場所を作っておくと便利です。どうするか迷っているとなかなか片付けが進みませんが、とりあえずまとめておくことで作業を進めることができます。
また、親が処分しようか迷っている物でも、他が片付いてくると処分してもよいと考えが変わる可能性もあるのでおすすめです。
不要な物は早めに処分してしまいましょう。そうすることで作業するスペースを確保することができ、物が減ることでより片付けた感じを出すことができます。はじめのうちは処分する物を置いておくスペースを確保することも難しいと思いますので、処分する物は早めに処分し、できるだけ場所を確保することが大切です。
実家が汚いからといざ片付けようと思っていても、費用や作業時間がわからないとなかなか行動にうつせませんよね。ご自分で片付けるのは難しいという方は業者に依頼する選択肢もあります。
ここでは実家の片付けを業者に依頼する際の作業時間や費用をご紹介します。
実家の広さ | 費用相場 |
1K・1R | 30,000〜75,000円 |
1DK・3LDK | 50,000〜500,000円 |
4LDK以上 | 200,000〜700,000円 |
作業時間は2時間から半日が目安です。部屋の広さや荷物の量に応じて変動するものなので、詳細はあらかじめ業者に確認しておくと安心です。
実家の物が多いとゴミの分別や運び出しにも苦労するので、まずは無料見積もりで業者に相談してみてはいかがでしょうか。
実家が汚いと生じるリスクで上げたとおり、実家が汚くて良いことは一つもありません。ケガをしやすく、物がみつかりにくく、人が寄り付かない家では、そこに住む両親のことが心配になるでしょう。
両親にはできるだけ快適に長生きしてほしいものです。そのためにも家族でよく話し合い、安全安心に暮らせて、里帰りしても気持ちよく過ごせるよう協力して実家をきれいにすることをおすすめします。
実家をキレイにするには片付けを行わなければなりません。しかし、いざ片付けを行おうとしても年齢によって親の体力が低下してしまうと片付けを行うこと自体が困難になり、一緒に片付けることができなくなってしまいます。
また、認知力が低下すると必要な物がどこにあるか分からず、片付けの時間が余計にかかってしまうことも。そのため、片付けを行うのであればできるだけ早く始めたほうがいいでしょう。
片付ける手順については先にご紹介したとおりですが、ここからは片付けるコツについてご紹介します。このとおりにやらなければならないわけではないですが、効率よく片付けを行う参考にされてください。
実家にご自身の荷物がある場合は、まずそれから片付けを行いましょう。自分の荷物が置きっぱなしなのに親に片付けをすすめても説得力がありません。
また、片付けに渋っている親に自分の荷物を片付けてきれいになった場所を見てもらうことで、きれいするメリットなどを伝えるきっかけにもなるでしょう。
いくら実家や親のためとは言え、親の所有物を勝手に処分してしまうと後々トラブルに発展する可能性もあります。あなたがゴミだと思うものでも、持ち主にとっては思い出の詰まった大切な物かもしれません。
どんな物でも念のため処分していいか確認するようにしましょう。
貴重品などの大事な物はまとめておくといいでしょう。高齢になってくると認知力が落ちてどこにあるか分からなくなったり、突然の入院で通帳や印鑑の場所が分からずに苦労することもあるかもしれません。
また、後々の生前整理や遺品整理の際にも財産の管理がしやすいため、しっかりとまとめておくことをおすすめします。
貴重品や大事な物の例
ここまで実家を片付ける方法をご紹介してきました。しかし、家の広さにもよりますが長年住み続けている家は物が多く、片付けるのはとても大変な作業ですし、時間も場合によっては数か月から1年以上かかることも。
普段お仕事をされている方はなかなか時間が取れないかもしれませんし、実家が遠い方は片付けのために何度も出向くのは難しいかもしれません。そんな時は片付けの専門業者にまかせるのも一つの選択肢になるでしょう。
専門業者であれば面倒な片付け作業もすべて代行してもらえますし、なによりも時間がかかりません。早ければ数時間、かかっても数日というところでしょう。また、慣れていない方が大きな家具などを移動させるとケガをする可能性もあります。
さらに、実家を片付けるとかなりの量の不用品が出ることが予想できますが、行政の不用品回収では細かく分別して決めらた曜日に出したり、粗大ごみであれば事前に申し込みが必要で回収までに時間がかかります。
しかし、専門業者であればその不用品も分別いらずでまとめて引き取ってもらえるので手間がかかりません。もちろん、業者に依頼するため片付けの費用はかかってしまいますが、安全・手間・時間の面から考えても専門業者にまかせるのもおすすめです。
実家の片付けを専門業者に依頼することをお考えなら、ぜひKADODEにご相談ください!KADODEはこれまで片付けに関する数多くの実績があり、弊社スタッフが丁寧にご相談に対応いたします。ご実家の状況を教えていただければ大まかなお見積りを出すことも可能です。
また、KADODEでは定額パックをご用意しておりますので、不用品の量が多い場合でも安心してご利用いただけます。さらに買取も強化中です。不用品の中に買取可能な物があれば、専門スタッフがしっかりと査定させていただき高価買取も可能。
買取金額はお片付けの費用から引かせていただきますので、よりいっそうお得にご利用いただけます。KADODEはお客様にご満足いただけるよう、常にさらなるサービス向上に努めております。ご実家のお片付けをお考えの際は、ぜひ一度KADODEまでお気軽にご相談くださいませ。
実家が汚い場合のリスクや片付けの方法についてご紹介いたしました。実家に限らず、家が汚いことによるメリットはありません。特にケガや病気の可能性があるということが重要です。
そのため実家が汚い場合はできるだけ早めに片付けを行い、親が安心して暮らせる場所を確保する必要があります。しかし、戦後の物が少ない時代を経験した方々は、まだ使えるものを処分することに抵抗がある方が多く、なかなか片付けることに同意していただけないという話もよく耳にします。
そのような場合でも汚いことでのリスクを説明し、根気よく説得するようにしましょう。KADODEは全力でお片付けのお手伝いをいたします。実家をきれいに片付け、親も家族も安心して過ごせる空間を目指しましょう。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
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関西地方
中部地方
関東地方
東北地方
北海道地方
スタッフからのコメント
お部屋にごみが溜まりすぎてご自身ではどうしていいか分からないとのご相談を承り、片付けのお手伝いをさせていただきました。ゴミと判断できるものは全て搬出し、判断が難しいものはお客様に確認していただきながらいらないものは運び出しました。最後にかんたんにお掃除をさせていただいて完了です。