いつかはやらなきゃいけない実家の片付け。
両親はまだまだ元気だし、まぁ今じゃなくてもいいだろうと考えていませんか?
しかし、そのうちそのうちと思っていると、どんどん面倒になって遺品整理で大変なことに…。
そんなあなたのために、いつ片付け始めればいいのか、何から始めればいいのか、どうやって進めていけばいいのか、できるだけ詳しく、分かりやすくご説明します!
この記事を読んで実家の片付けについての疑問を解消しましょう。
目次
遺品整理の作業を少なくするために生前整理を行った方がいいということはお伝えしましたが、生前整理はできるだけ早めに行った方がいいでしょう。
理由は以下の3つです。
当然のことですが、年齢を重ねれば体力も低下していきます。
体力が低下してくると片付けを行うこと自体がおっくうになってしまうこともあり、なかなか片付けが進まなくなってしまうことが考えられます。
特に60代に差し掛かると急激に体力の衰えを感じる方が多いと言われているため、できるだけ親が50代のうちに片づけを始められるといいでしょう。
こちらも年齢に関係することですが、認知力が落ちてくると片付けること自体が困難になっていきます。
近年では高齢者5人に1人が認知症と言われているため、そうなる前に片付けを始めるといいでしょう。
広い家に一人で住んでいると、寂しさから必要のないものを集めてしまい、捨てられなくなる場合があります。
これはパートナーに先立たれ、一人暮らしの高齢者に多い現象です。
物が多いことによりつまずいてしまったり、地震などで崩れてくる可能性があるので生活するうえで危険が伴います。
そうなる前に心のケアをしてあげることが大切ですが、もしものが増えてしまっている状態であればできるだけ早めに片付けて安全を確保し、そして定期的に家に訪れて、散らかっていれば片付けてあげるといいでしょう。
先にも申し上げたとおり、親が亡くなってからの遺品整理は大変な作業です。
そのため、少しでも亡くなってからの片付けを楽にするために生前整理を兼ねた片付けを行いましょう。
しかし、いきなり片付けを行うと言ってもどこから手を付けたらいいか迷っちゃいますよね。
ではどこから片付ければいいのか。
ここからは実家の整理を行うポイントについてご説明します。
実家の整理のポイント
もし実家にご自身の荷物があるのであれば、まずはそれらを片付けることから始めましょう。
親も荷物を置きっぱなしにしている子供から、家の中を片付けるように言われてもなかなか了承できないかもしれません。
ご自身の荷物を片付けることで、荷物のないスッキリした状態を親に見てもらうことができるため、やる気を促す要因の一つとなる可能性もあります。
また、片付けたことにより一時的なスペースを確保できるため、今後片付けを楽に進めることができます。
遺品整理を楽にするためには、親がどのような財産を持っているかを明確にしておく必要があります。
そのため、貴重品を一つにしておくことはそれらを把握することができるのでおすすめです。
また、認知力が落ちてきたり、突然入院したりすると銀行の通帳や保険証書などがどこにあるか分からず探すのに苦労することもあります。
そうならないためにも、一か所にまとめて場所を把握しておくことが必要です。
必要のないものと言ってもその種類は多岐にわたります。
例えば台所。
細かいところかもしれませんが、賞味期限切れの食品、長年使われた形跡のないタッパーや食器・調理器具など、台所には意外と多くのものがあります。
台所はご飯の支度をする場所ですので、できるだけ片付けたほうが衛生的ですし、毎日使う場所なので片付けた効果が分かりやすいところでもあります。
他にも、壊れてしまった電化製品をいつまでも押入れの奥にしまってあったり、ただの物置になってしまっている机やほとんど活用されていない家具などのないかチェックしましょう。
特に家具は大きなものが多いため、それらが無くなると片付いたという印象も強くなります。
実家の片付けを行うタイミングは大きく分けると2つあります。
この2つは行う時期が違うだけですが、特徴や注意すべき点が変わります。
以下ではそれらを詳しく見ていきましょう。
生前整理は親の意見を聞きながら、一緒に片付けを行うことが可能。
必要なものと処分していいものを確認しながらできるというメリットはありますが、高齢者はもったいないという理由からものが捨てられない方が多いのが特徴です。
長年使っていなくても、思い出の品であったり購入当時は高価なものであったりすると、処分するという決断ができず、結果としてほとんど片付けが進まないというケースもあります。
しかし、強引に説得したり、無断で処分しようとすると後でトラブルのもとになることもあるので、少しずつ長期的に片付けを行っていくといいでしょう。
遺品整理は親が亡くなった後に行いますので、自分の判断で不要なものを処分することが可能です。
そのため、処分していいのかその都度確認をする必要がないので生前整理よりも片付けが早く進みます。
しかし、価値のあるような遺品は相続でトラブルになることもあるため、生前に親の意向を聞いておいた方がいいでしょう。
また、遺品整理は不用品の処分だけではありません。
不用品の処分以外にも以下のような手続きが必要になるものもあります。
上記でも記載したように、亡くなった後の遺品整理は故人の身の回りのものから家具に至るまで、さまざまなものを整理し、さらには契約しているものの解約の手続きに追われるため大変です。
できるだけ遺品整理の手間を少なくするため、親が元気なうちにある程度整理を進めておくといいでしょう。
いくら自分が実家の片付けを行いたくても、そこに住む親に了承してもらえなければ片付けることはできません。
あなたにはゴミだと思うものでも親にとっては必要だと思っているものかもしれないため、勝手に捨ててしまうとトラブルになることも。
しかし、いきなり片付けをすると言っても面倒で断られたり、自分の物を勝手にさわられたくないなどの理由からなかなか片付けをさせてくれないケースも多いかと思います。
そのためここでは親に片付けを了承してもらう方法を3点ご紹介します。
片付けるとどんなメリットがあるのかを説明しましょう。
もし、とても物が多い家なら片付けることで広くスッキリし、気持ちよく生活を送れるようになります。
また、廊下や部屋の足元に荷物が置いてあるとつまずいてケガをする可能性もありますし、荷物が積み上げられていると地震などで崩れてくる可能性も考えられます。
そうした危険を避けるためにも片付けを行った方がいいことを説明しましょう。
もし、もったいなくてものが捨てられないのであれば、寄付やリサイクルを提案してみましょう。
捨てるのがもったいないと思う方は、まだ使えるかもしれない、誰かが使うかもしれないと考え、捨てられない場合が多いようです。
まったく使っていないのにもったいなくて捨てられない場合でも、寄付やリサイクルで必要としてくれる人のもとに行くならしかたないと考える方も多いでしょう。
片付けを提案してもまったく了承してもらえない場合は、とにかくどこか1か所だけも片付けさてもらえるよう説得してみましょう。
部屋の中の1か所だけでもキレイなることでその快適さに気づき、じゃあその周りも片付けようとなるかもしれません。
しかし、この場合も勝手に片付けてはいけません。
なかなか了承してくれなくても根気よく説得することを心がけましょう。
親が片付けを了承してくれたら、少しずつでもいいので片付けを進めます。
しかし、効率よく片付けを進めるためには具体的にどのような方法で片付けていくかを決めねばなりません。
まずは、以下のポイントを押さえつつ、親や兄弟などの他の家族と話し合って進めていきましょう。
快く親が片付けに同意してくれたとしても、勝手にものを捨ててしまっては親の気分を害してしまい、片付けが中断してしまう可能性もあります。
一見ゴミに見えるものでも、親にとって大切な思い出の品なのかもしれません。
必ず捨てていいのか、必要なのかを確認しましょう。
片付けを効率よく進めるためにも、事前に捨てたくないものを聞いておくといいでしょう。
その際に、大まかでいいので必要なさそうなものをリストアップしておき、まとめて確認しておけばその後の作業が円滑に進みます。
いきなり居間や寝室などから始めると物も多く、なかなか作業が終わりません。
モチベーションを維持するためにも、まずは洗面所や玄関などの狭いスペースから始めることをおすすめします。
狭いところでもキレイになれば気持ちいいものです。
キレイなところを少しずつ増やし、大変そうなところは後に回した方が効果的に片付けを進められます。
もし、親と相談して捨てていいか迷っている場合には、そのようなものを一旦まとめておく場所を作っておきましょう。
そこに一時的保管しておいて、できるところから片付けをすすめます。
今まで大切に保管してきたものをいきなり大量に処分するのは勇気もいりますし、寂しく感じるかもしれません。
しかし、他の部分が片付いてくれば思い切って処分しようという気になることも考えられます。
これまで実家の片付けについてご説明してきましたが、個人で家を丸ごと片付けるのかなり大変な作業です。
重い家具などもあるでしょうし、なにより時間がかかります。
もしそのような労力を少しでも抑えたいのであれば、片付けや生前整理、遺品整理を専門とする業者に依頼するのも選択肢のひとつです。
ご自身で片付けを行うと、数か月から場合によっては1年以上時間がかかることもありますが、専門業者であれば長くても数日で片付けを完了してくれます。
大型家具を移動させる際にケガをしてしまうことも考えられるため、安全に作業を完了してくれる専門業者に依頼するのもおすすめです。
実家の整理をお願いする業者を選ぶときのポイントは主に5つあります。あまりに安い業者に依頼すると、遺品を雑に扱われたり後で法外な金額を請求されたりします。
不用品をまとめて処分するときは、慎重に業者を選びましょう。
実家の整理をお願いする業者選びのポイント
特に営業許可の有無や口コミ評判はよく確認しておきましょう。適切な料金がわからない場合は、2,3社に見積もりを依頼して最も安い業者に依頼すると損しづらいです。
実家の片付けを専門業者に依頼するのであれば、KADODEにおまかせください!弊社スタッフがご家族に親身に寄り添いながら、丁寧に仕分け作業を行い、不要な物はまとめて処分可能です。
お客様と相談させていただきながら作業させていただきますが、ものの移動や運び出しは弊社スタッフがすべて行いますので、お客様側はとても楽に片付けを進められます。また、これまでたくさんの生前整理・遺品整理に関わってきたベテランスタッフですので、片付けに関するご相談はもちろんのこと、仕分け作業も迅速に行います。
さらに、KADODEは買取サービスも行っておりますので、不用品の中にまだ使えるものがあればその場で査定させていただき、買取可能であればその金額分を片付けの費用から差し引かせていただくことも可能。
不用品の量が多くても安心の定額料金プランもご用意しておりますので、実家の片付け、生前整理・遺品整理のことなら、お気軽にKADODEまでご相談くださいませ。
スタッフからのコメント
実家の不用品を回収してほしいとことでご相談いただきました。自治体では粗大ゴミを捨てる際に分別しなければいけませんが、当社にお任せいただければスタッフが仕分けから運搬まで全ての作業を行います。
実家の片付けについて、片付けるタイミングや片付ける方法など、詳しくご紹介いたしました。
親が亡くなってからの遺品整理はすごく大変と分かっていても、なかなか生前に取り掛かれない方も多いことかと思います。
しかし、親が元気なうちに少しでも片付けを進めておくことが大切です。
この記事を見に来られたということは、少なくとも現在実家の片付けについてお悩み中なのでしょう。
KADODEはそのような方々のご相談にも丁寧に対応させていただきますので、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。
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ご活用いただけます。
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スタッフからのコメント
実家の整理をしてほしいとのことでご依頼いただきました。すでに荷物をまとめていただいていたので、スムーズに作業が進みました。実家の整理にお困りの方はお気軽にご相談ください。