日常生活の中で意外と頻繁に出る粗大ごみ。
家具や家電を買い替えるときや模様替え、引っ越しのときには大量に出たりします。普通のごみと違って、捨てる際に手間やお金がかかるため、ついつい後回しになってしまって家の中に粗大ごみを溜め込んでしまっている人も多いかもしれません。
この記事では福岡市にお住まいの方に向けて、自治体に申し込んで粗大ごみを処分する方法や、自治体を利用しないで処分する方法を詳しくご紹介いたします。
目次
福岡県西部に位置し、福岡県の県庁所在地、ならびに政令指定都市のひとつでもある福岡市。人口が多い都市で、西日本で2番目、東京23区を除く都市の中では5番目で、九州地方の行政・経済・交通の中心地として、その役割を果たしています。
保育施設も充実し、治安がいいため移住先としても人気で、観光地としての施設も充実しているため、市内の経済も潤っているため物価が安いのも特徴です。人気の街で人口が多いため、その分粗大ごみも多く出る地域です。
その福岡市での粗大ごみ回収について解説いたします。
福岡市では、1枚の指定ごみ袋に入る大きさのごみは回収日に出すことが可能です。
ただし、事業系ごみは対象外ですので気を付けましょう。
福岡市で粗大ごみを出すには、収集日の2日前までに粗大ごみ受付センターへの申込みが必要です。
申込みから収集までの流れは以下の通りです。
LINEから申し込んだ場合は、手数料をLINE Payで支払います。
福岡市の粗大ごみ処理券の値段は以下の3種類です。
申込時に粗大ごみ処理券の種類と枚数を教えてもらえますので、必要な枚数を購入しましょう。
粗大ごみ処理券は福岡市内のコンビニやスーパーなどのゴミ袋販売店で購入可能です。
福岡市では粗大ごみの種類により手数料が異なります。
よく出される粗大ごみの種類と手数料についてまとめました。
品目 | 手数料 |
ギター(ケース込み) | 300円 |
いす(2人以上用 ソファータイプ) | 1,000円 |
たんす(高さ1m以上・横幅1m以上) | 1,000円 |
ホットカーペット(上敷きを含む) | 300円 |
電子レンジ・オーブンレンジ | 500円 |
布団(70×140×70cm以下に束ねたもの) | 300円 |
ゴルフ用品(1セット:14本まで・バッグ含む) | 500円 |
ベッド | 1,000円 |
福岡市でも粗大ごみの受付品目一覧を用意していますので、手数料を調べる時の参考にしてください。
福岡市ではごみに関する専用のサイトを設けて、関連する情報を積極的に発信しています。
家庭ごみの出し方ルールやごみの分け方、資源物回収拠点検索やごみの持ち出し日などがひと目で分かるようになっていますので、ごみ出しについてわからないことがあればまずはこちらを覗いてみましょう。
福岡市では個人搬入という形で粗大ごみを処理施設に持ち込めます。
持ち込むには、事前に電話かネットでの予約が必要で、ごみの種類によって持ち込める場所が異なります。
電話による申し込み
自己搬入ごみ事前受付センター
電話 | 092-433-8234 |
受付時間 | 月曜日~土曜日 8時30分~16時(1/1~3は休み) ※当日の受付は搬入希望時刻の30分前までで、各ごみ処理施設の受入終了時間の30分前までです。 |
インターネットによる申し込み
自己搬入ごみ事前受付 | https://jizenuketuke-kankyo.city.fukuoka.lg.jp/eco |
受付時間 | 24時間(メンテナンス期間を除く) ※当日の事前受付は14時30分まで |
粗大ごみ持ち込み場所
燃えるごみ | 東部工場 | 福岡市東区蒲田5丁目11-2 |
臨海工場 | 福岡市東区箱崎ふ頭4丁目13-42 | |
クリーン・エネ・パーク南部 | 春日市大字下白水104-5 | |
西部工場 | 福岡市西区大字拾六町1191 | |
燃えないごみ (金属など) |
東部資源化センター | 福岡市東区蒲田5丁目11-1 |
西部資源化センター | 福岡市西区大字拾六町1191 | |
燃えないごみ (陶器、ガラスなど) |
東部(伏谷)埋立場 | 久山町大字山田1431-1 |
西部(中田)埋立場 | 福岡市西区大字今津4439 |
手数料は10kgまでごとに140円で、現金で徴収されます。
ごみの荷解きや荷降ろし、投入などは搬入者自らおこなう必要があるので注意してください。
詳しくは以下のリンクをご参照ください。
福岡市の自治体では、粗大ごみの戸別収集の申し込み方法が3種類用意されています。
申込時に料金・収集場所・収集日を確認しましょう。
収集日は最短で申込日から約1週間後で、住まわれている地域ごとの決められた曜日(週2回)です。
では、それぞれの申し込み方法について詳しく解説します。
粗大ごみ受付センター
電話番号 | 092-731-1153 |
受付時間 | 月曜日から土曜日の9時から17時まで |
休日 | 年末年始(12月29日~1月3日) |
日曜日や祝日の翌日(午前中)は申し込みが多く混み合うため、電話が繋がりにくい場合はインターネットやLINEで申し込むといいでしょう。
また、耳や言葉の不自由な方のために、FAXでも申し込み可能です。
FAX番号:092-731-1195
受付URL | https://sodaigomi-kankyo.city.fukuoka.lg.jp/ |
受付時間 | 年中24時間(メンテナンス期間を除く) |
電話が混み合っている時や時間外に申し込みたい場合はインターネットやLINEでの申し込みが便利です。
インターネットで申し込む場合は「収集品目一覧」に記載のないものは申し込みできないため、その場合は電話で申し込みましょう。
インターネットで申し込むと確認メールが届きますので、迷惑メール設定などをされている場合は「sodaigomi@sodaigomi-kankyo.city.fukuoka.lg.jp」のメールアドレスが受信できるようにしておく必要があります。
申し込んだのにもかかわらずメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを念の為確認しましょう。
LINE申し込みに関するページ | http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/kateigomi/hp/LINE-sodaigomi.html |
受付時間 | 年中24時間(メンテナンス期間を除く) |
まず、LINEで友だち追加することで利用可能です。
LINEで申し込む場合は「収集品目一覧」に記載のないものは申し込みできないため、その場合は電話で申し込みましょう。
LINEでの申込後、LINEのトーク画面に確認メッセージが送信されます。
福岡市の自治体で回収をおこなっていないものもあるため、それらを処分するには別の方法が必要です。
ではそれらの回収をおこなっていないものについてご紹介します。
会社や商店、病院など、事業所から出るごみは家庭ごみとしては出せません。
事業所のごみ処分については以下のサイトを参考にしてください。
これは福岡市に限ったことではありませんが、テレビ、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫は家電リサイクル法の対象製品となるため、自治体では回収をおこなっていません。
消費者自身が家電リサイクル料金を払い、家電メーカーや販売店に引き取ってもらう必要があります。
パソコンも同様に福岡市では回収してくれませんので、以下のページを参考にしてください。
出典: 市が収集しないごみ(冷蔵庫・テレビ・洗濯機などの家電やパソコンなど)
車 | バイク | ピアノ |
タイヤ | バッテリー | 農機具 |
LPガスボンベ | 消火器 | 身が入った灯油缶 |
塗料缶 | 農薬 | トナー |
これらは福岡市の施設では処理できないため、専門の業者に処理を依頼する必要があります。
福岡市の自治体以外でも次のような方法で粗大ごみを処分する方法があります。
福岡市などの自治体に粗大ごみを回収してもらおうとすると、事前に粗大ごみ処理券を購入したり、指定回収場所まで自力で運搬したりと何かと面倒です。
また、申し込みから回収までの時間も長く、福岡市だと最低でも1週間はかかります。
まだまだ使えるものに関しても、自治体では買取をしてくれませんので、もったいないと感じる方も多いでしょう。
そのため、自治体以外で粗大ごみを処分する方法をご紹介します。
まだまだ使える家電や家具などは、リサイクルショップに売却するのも一つの手です。
粗大ごみの処分手数料がかからないだけでなく、買い替えであれば次の家電や家具を購入するための資金を得ることができるためお得に処分できると言えるでしょう。
リサイクルショップに売却する方法として、店舗に持ち込む方法と自宅まで査定に来て貰う方法があります。
大きくて重量のある家具などを売却したい場合は、出張サービスを利用して自宅まで査定に来てもらうほうがいいでしょう。
家具や家電の専門店であれば、購入した店舗でなくても引き取ってもらえるサービスをおこなっていることもあります。
通常は引き取り手数料がかかりますが、新しく家具や家電を購入するタイミングであれば、無料で引き取ってくれる可能性が高いためおすすめです。
また、買い替えの場合だと、新しく購入した製品を設置するついでに引き取ってもらえるので手間もかかりません。
不用品回収業者に依頼すれば、自治体を利用することなく粗大ごみを回収してくれます。
自治体とは違い、早ければ問い合わせ当日に回収してくれますので、早く処分したい場合にも便利です。
また、自治体ではおこなっていない屋内からの運び出しもおこなってくれるので手間もかかりません。
ですが、自治体で粗大ごみを処分するよりは費用が高額になる場合がほとんどですので、まずは見積もりを取って、自治体で処分する手間・時間と比較してみるといいでしょう。
ただし、不用品回収業者の中には、料金が高い業者やサービスの悪い業者もあるため、口コミなどを参考にしっかりと業者を選ぶ必要があります。
福岡市の自治体の回収ではなく、不用品回収業者の利用をお考えの場合は、ぜひ年間40,000件の実績を持つKADODEにご相談ください。
KADODEはお得な定額パックプランをご用意しており、わかりやすい料金設定でみなさまからご好評を頂いております。
定額パックプランは1㎥のカゴ車詰め放題から4tトラック積み放題まで、さまざまな量の不用品に対応し、量に応じて最適なプランを選択できるのでお得に不用品を処分可能。
他社では有料オプションとなるようなスタッフ追加や、清掃作業も定額パックプランに含まれています。
また、通常であれば取り外しに別途料金が発生するエアコン・洗濯機などの取り外しも無料です。
さらに、KADODEは買取にも力を入れていますので、他社には負けない価格で査定いたします。
KADODEがおすすめの理由
福岡市の粗大ごみ処理方法について詳しくご紹介しました。
引っ越しや部屋の模様替え、家族が増えたときなど、粗大ごみが多く出るタイミングがあります。
ごみの種類や量によっては、手間や時間のかかる自治体の回収ではなく、専門の販売店や不用品回収業者を利用するのもいいでしょう。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
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