大阪市は、経済・文化・交通の中心となる政令指定都市です。現在でも大阪都心の区では人口が増加しつづけています。市民も、ごみの分別や出し方には注意が必要です。
今回は、大阪市の家庭から出る粗大ごみを処分する方法を解説していきます。粗大ごみを出す手順や手数料などを詳しくまとめました。また、自治体以外で粗大ごみを楽に早く処分できる方法もご紹介します。
大阪市で粗大ごみの処分でお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
粗大ごみの基準は、自治体ごとで定められています。大阪市の場合には、以下のようになっています。
家庭から出る粗大ごみが対象で、会社やお店から出る事業系ごみは収集できません。
大阪市で粗大ごみの回収を利用するためには、まず申し込みから始めなくてはなりません。収集して欲しいと思ったら、前もって予約を入れておきましょう。
申し込み方法は、以下の3種類です。
電話で知らせることは、住所・名前・電話番号・粗大ごみの数や品目です。
収集希望日は、申し込みから4日後ですが1カ月先まで選べます。
受付センターからは、収集日や受付番号、手数料を案内されるのでメモを取っておくことをおすすめします。
粗大ごみ収集受付センター電話 | 固定電話 0120-79-0053(無料)
携帯電話 0570-07-0053(有料) |
受付時間 | 月曜日~ら曜日の午前9時~午後5時 ※12月29日~1月3日はお休み |
週明けや祝日明けは、電話が混みあう可能性があります。再度かけなおすか、可能ならインターネットを利用してみてください。
インターネット受付は、画面の案内どおりに入力していきます。受付が完了すると受付番号とパスワードの連絡が指定したメールアドレスに届くので確認をしておいてください。
インターネットの申し込みの場合、5日後先から収集を申し込めます。
粗大ごみ収集インターネット受付 | https://s-kantan.com/kankyo-osaka-u/offer/offerList_initDisplay.action |
受付時間 | 24時間365日 |
聴覚や言語障害などのある方は、ファックスやはがきで申し込みをします。
粗大ごみ収集受付センターファックス番号 | 0120-53-4153(無料)
06-7639-1432(有料) |
はがき送付先 | 環境事業センター
住まいの地域でセンターが異なるので注意してください。 |
どちらの場合も、収集日や受付番号・手数料の連絡が返信されます。
大阪市では粗大ごみの出し方は、収集とごみ処理施設への持ち込みがあります。それぞれの出し方をご紹介して行きましょう。
複数の粗大ごみがある場合、一度に収集できない場合もあります。念のため、収集が終わるまでは手数料券の領収書を取っておきましょう。
また、手数料券は一度貼ると剥がせません。いくつも粗大ごみを出す場合には、品目と手数料券を確認した上で貼りましょう。「受付番号」か「氏名」を記入の上、貼ってください。
粗大ごみを直接持ち込みする際には、本人確認ができる免許証などを持っていくようにしてください。また車検証も必要です。
持ち込みは、1日1回と決められており1台までです。大量の粗大ごみがある場合には、複数に分けて予約をしてください。
処理施設の電話番号
お住まいの区 | 処理施設 電話番号 |
中央区・東成区・城東区・鶴見区 | 鶴見工場
06-6912-4700 |
北区・西区・港区・大正区・浪速区・西淀川区・住之江区・西成区 | 西淀工場
06-6472-3000 |
福島区・此花区 | 舞洲工場
06-6463-4153 |
天王寺区・生野区・阿倍野区・住吉区・東住吉区・平野区 | 平野工場
06-6707-3753 |
都島区・淀川区・東淀川区・旭区 | 東淀工場
06-6327-4541 |
他工場の状況次第で持ち込みする場合もある | 八尾工場
072-923-4226 |
電話受付時間は、午前9時~12時、午後1時~5時までとなっているので注意してください。
持ち込み可能な曜日と時間
大阪市では粗大ごみ回収の申し込みをしたら、手数料の案内があります。粗大ごみ処理手数料券を購入しておきましょう。金額は以下の4種類です。
粗大ごみ処理手数料券を購入できるのは以下の場所です。取扱店の印としてステッカーを表示しています。
同じ品目でもサイズに寄って手数料が違って来ます。粗大ごみの予約をする前に、サイズを測っておくとスムーズです。
品目 | 手数料 |
ガスコンロ | 400円 |
石油ファンヒーター | 400円 |
マッサージ機(イス型) | 1,000円 |
ホットプレート | 200円 |
湯沸かし器 | 200円 |
本棚 | 400~1,000円 |
電子ピアノ | 1,000円 |
物干し竿 | 200円 |
食器棚 | 400~1,000円 |
粗大ごみの中でも、以下に該当するものは大阪市では回収していません。別の処分方法を検討しておかなくてはなりません。
家電リサイクル法で定められた品目は、粗大ごみでは回収しません。
家庭用のエアコン・テレビ・冷蔵庫、冷凍庫・洗濯機、衣類乾燥機は、排出者(購入者)も適切にリサイクルする義務があります。
家電量販店に回収を依頼したり、指定引取場所に持ち込んだりなどの処分方法でリサイクルをします。購入店が分かる時には、引き取る義務があるので引き取りを依頼してください。
家庭用で使った以下の蛍光灯管は、区役所に設置されている回収ボックスに入れるほか、環境事業センターに申し込むと訪問回収を行ってくれます。
資源となる古紙は、粗大ごみ回収ではなく資源集団回収で出します。その他、スーパーで古紙回収を行っているところもあるので、買い物のついでに持参するのもおすすめです。
その他、危険物や処理が困難なものは粗大ごみ回収できません。販売店や専門処理業者に問い合わせをしてください。
粗大ごみの処分は、自治体のサービスを利用すると割安です。しかし、収集日まで時間がかかったり、出せないものがあったりするなどやや手間取るため、早く処分したい時には向いていません。
大阪市で粗大ごみの処分を楽に進めたい時には、不用品回収のKADODEを検討ください。
大阪市で不用品回収業者に依頼するのは初めてという方でも、安心してご依頼いただける業者です。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
大阪市で粗大ごみの処分するには、まず自治体のサービスを考えるでしょう。ルールに従って行けば粗大ごみを処分できる割安な方法です。
ただ、事前の申し込みや粗大ごみ処理券の購入、搬出方法を考えておかなくてはなりません。しかし、引っ越しや大掃除などで粗大ごみがたくさんある時、急いで処分をしなければならない時には、民間の不用品回収業者なら行き届いたサービスを提供してもらえます。
業者の品質や料金設定が一定ではないため、依頼をする際には良質な業者の見極めは欠かせません。定額パックで割安になるケースもあるので、必ず見積もりに納得の上で依頼をするようにしましょう。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
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