転勤や家族の事情で予定していなかった急な引っ越しをしなければならないという経験をしたことはありますか?そうでなくとも、ゆっくりと引っ越し準備をしていたら、いつの間にか引っ越しの日が近づいてきてしまったという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
そんな時に困るのが引っ越し時に不要になった粗大ゴミの処分です。
本記事では粗大ゴミの処分方法の基礎知識から、今すぐに処分したいときにおすすめの方法、雨の日でも粗大ゴミを出せるのかを紹介していきます。
粗大ゴミの処理に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
結論からいうと、粗大ゴミは雨の日でも収集してもらえます。しかし、台風や大雪のような天候であったり、大地震などの災害時は収集しない場合もあります。
ゴミの収集を中止するときは、一般的に自治体のホームページで知らされます。判断に悩む場合はお住まいの地域のホームページをご確認ください。
参考:相模原市
お住まいの地域によって異なりますが、雨の日だと資源ごみに該当する紙類や繊維類などは、収集されません。
紙や布は再利用できますが、雨で濡れてしまうとカビや臭気の発生により、使用できなくなってしまいます。雨の日に回収して再利用できなくなった紙や布は可燃ごみとなります。
ですから、雨予報で資源ゴミが濡れてしまいそうなときは、次の週にゴミを出すようにしましょう。可燃ごみや不燃ごみは雨の日でも問題なく回収してもらえます。
粗大ゴミの捨て方もまた各区市町村によって変わりますが、大まかには同じフローです。
自治体によっては粗大ゴミ処理券や予約が必要ないところもあるので、必ず自治体のホームページを確認しましょう。
粗大ゴミを雨の日に処分するときはいくつか注意点があります。せっかく粗大ゴミに出しても、回収してもらえないことがあるかもしれません。
これから粗大ゴミを出す方はぜひ参考にしてくださいね。
粗大ゴミに貼り付けるシールが剥がれないようにしましょう。自治体で粗大ゴミを捨てるときは、シール状の処理券を購入しなければいけない地域が多いです。
雨に濡れてシールが剥がれてしまうと、粗大ゴミを回収してもらえません。ですから、雨が降っているときはシールの上からテープを貼り付けて、濡れないようにしましょう。
粗大ゴミを出すときに怪我をしないように気をつけてください。足元が滑りやすくなっているので、運び出す時に手や足を滑らせると大きな怪我につながりかねません。
作業をするときはグリップ付きの軍手を使用したり、サンダルではなく運動靴を履くようにしたりしましょう。
まずは一般的に「粗大ゴミ」と呼ばれているものが、どのようなものを指すのか解説していきます。分類は各自治体によって変わるので、細かい分類は各自治体のホームページで確認してください。
粗大ゴミとは大まかに言うと「普通に捨てられないような大きなゴミ」を指します。一般的に、各自治体によって「指定のゴミ袋に収まらないもの」、「1つの辺が○cm以上の大きさのもの」という具体的な規定が設けられています。
例えばビニール傘を処分する際には、「指定のゴミ袋に収まらないもの」という規定がある区市町村に関しては、ゴミ袋に入ればそのまま不燃ごみとして出すこともできます。
一方で、「1つの辺が30cm以上の大きさのもの」という規定がある区市町村では、ビニール傘は粗大ゴミとして処分しなければなりません。また、不燃可燃の違いはあまり関係ないことがほとんどです。
粗大ゴミと聞くと「燃えない大きなゴミ」をイメージしがちですが、燃やすことのできる布団のようなものであっても、大きさが大きいものは粗大ゴミとして出すことができます。
具体的には、ベットやソファ、机、イスのような大型家具、掃除機やオーブントースターのような家電、自転車や楽器といったものが粗大ゴミとされていることが多いです。
一方で大きさが規定以上の大きさであっても、以下のようなものは粗大ゴミとして処理できないので注意が必要です。
家電リサイクル法の対象になっているものは、具体的に「テレビ」、「エアコン」、「冷蔵庫」、「冷凍庫」、「洗濯機」、「衣類乾燥機」です。資源有効利用促進法の対象になっているものに関しては、「パソコン」がこれに該当します。
これらのゴミは、粗大ゴミとは別の所定の手続きを経ての処分が必要です。また、灯油や消火器、タイやのような危険物や処理に困るものは粗大ゴミとして捨てられません。
それぞれガソリンスタンドや中古車販売店のような場所で引き取っているので、そちらを利用して下さい。
各区市町村に回収を依頼する方法は、予約したい日があいておらず予約できないこともあります。特に引っ越しシーズンの3~4月は前もって予約しなければなりません。急な引っ越しとなるとなかなか回収を依頼することが難しいことも少なくないでしょう。
そのような場合でもできるだけゴミの処理費用は抑えたい…という方におすすめの方法が2つあります。
1つ目がリサイクルショップに持ち込む方法です。この方法であれば基本的に無料で引き取ってもらえますし、状態が良ければ引き取りではなく買い取りしてもらえることもあります。
また、先に紹介した自治体を通した処分方法だと処分できなかった家電も引き取りの対象なので、まとめて処分可能です。リサイクルショップに搬入できる手段さえあれば、持って行った当日に一度に処分できるので、とにかくすぐに処分したいという方におすすめします。
先述の通り、商品の状態が良ければ価格がつくこともあるので、一度リサイクルショップに持って行って査定してもらうのも一つの方法です。
カーペットや布団のような細かくできるものもあります。そういったゴミは細かくして可燃物、もしくは不燃物として処分する方法もあります。
この方法を使うと粗大ゴミを処分する際の代金はかかりません。また、決められたゴミ出しの日に出してしまえるので、予約ができず処分できないといったトラブルを避けることができます。
ただし、この方法は自治体によっては認められていないこともあるので、各区市町村のホームページで可能かどうか必ず事前に確認してください。
粗大ゴミを捨てたいと思ったその日にすぐに捨てたい場合には、今から紹介する2つの方法を検討してみたください。
お得さを度外視してとにかく早く粗大ゴミを捨てたいというときには、先に紹介した2つの方法よりもこちらの方がおすすめです。
各自治体が管理しているゴミ処理場に直接粗大ゴミを運び込む方法です。自家用車や軽トラのような粗大ゴミを運ぶ手段をお持ちの方や、日中時間が取れる方はこの方法を検討してみてください。
運び込む際の流れはこちらです。
個人の粗大ゴミの処理の範疇を越えて、何度も運び込んでいたり、一度に大型トラックで運び込んでいたりすると廃棄業者と疑われてしまうこともあるので、引っ越しの際に出たゴミであることをしっかりと伝えましょう。
中には搬入の前に予約が必要な自治体や、日曜日や祝日はゴミ処理場が休みで受付をしていない自治体もあります。ゴミの搬入に関する詳細や、搬入時の料金といった詳細は必ず事前に確認しておくようにしてください。
ゴミ処理場に搬入する手段がなかったり、空いている日がちょうど処理場の休日と重なっている場合はこちらの方法がおすすめです。不用品回収業者に依頼するのにはいくつかメリットがあります。
冒頭でも説明したように、不用品回収業者は回収に来てくれるので、運び込む手段がなくともゴミを処理することが可能です。また、24時間365日受付対応してくれるので、忙しい方でも比較的簡単に都合をつけられます。
手続き方法も簡単で、無料見積もりをインターネットと電話と2つの窓口で受け付けている業者がほとんどです。他にも、ジャンルを問わず回収してくれるので、引っ越しのようにさまざまなゴミがたくさん出るような場合にもってこいの方法です。
KADODEは大手運送会社の料金システムを導入しているため、不用品の数や量に合わせてぴったりのプランを選ぶことができるのが最大の魅力です。
全国の幅広いエリアに対応しており、お忙しい方も利用しやすいように24時間365日受付けています。また、問い合わせや見積もり、出張費が無料なので安心して回収を依頼することができます。
販売業務も行っている会社のため、予想外の高価買取で回収してもらえる場合もあります。
他の家具や家電と一緒に回収依頼をするとよりお得になるサービスも行なっています。支払い方法は現金の他にクレジットカードにも対応しており、とても便利です。
KADODE | |
主な対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、山口県、大分県、福島県、佐賀県、宮崎県、熊本県、長崎県、鹿児島県 |
料金プラン | 最安プラン:SSパック5000円(税込)~、作業費、追加料金等が込みのプラン |
見積り料金 | 無料 |
主なサービス内容 | 不用品・粗大ゴミ回収、不用品買取、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理など |
営業時間 | 24時間365日年中無休 |
公式HP | https://kado-de.jp/ |
電話番号 | 0120-966-926 |
粗大ゴミは自治体によって処分方法のルールが違うことや、事前に回収の予約をしなければならないことから、なかなか急な処分には向いていません。粗大ゴミを今すぐに捨てたいというときには「直接ゴミ処理場に運び込む方法」や「不用品回収業者に回収を依頼する」方法を検討してみてください。
特に、忙しい方は回収日を指定でき、面倒な手続きが不要な不用品回収業者の利用がおすすめです。無料での見積もりに対応している業者も多く、電話やインターネットとその間口が広いのも特徴です。
急な引っ越しは他にもいろいろとしなければならないことがあり、ごみの処理にエネルギーを割けないことも多いと思いますが、各々ご自身に合った方法で処分してくださいね。
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