粗大ごみを自治体に引き取ってもらおうとすると、手続きが面倒だったり、手数料もかかるうえに処分するまでに時間がかかったりと何かと大変です。
この記事では、そんな粗大ごみの処分方法について、多摩市の自治体に依頼して引き取ってもらう方法から、その他のかんたんお得に処分する方法まで、わかりやすくご紹介いたします。
ぜひ多摩市で粗大ごみを処分するときの参考にしてください。
目次
東京都西部の多摩地域南部、多摩ニュータウンの中心に位置している多摩市。
多摩ニュータウンは、多摩市を含めた4市にまたがった国内でも最大級のニュータウンとして知られます。
市内全域がベッドタウンとして役割をもっていますが、都立桜ヶ丘公園や多摩中央公園などの公園が多数あり、市内の面積を占める公園の割合が東京都トップクラスです。
さらに、多摩丘陵や多摩川など、四季折々に移り変わる自然豊かな地域でもあり、大型商業施設をはじめとしてさまざまな形態のレジャー施設があるため、週末には多くの人が訪れます。
交通面では、国道20号線をはじめとした主要な道路が通り、小田急線や京王線、モノレール線などの鉄道網も充実しているため都心部へのアクセスも良好。
聖蹟桜ヶ丘駅や小田急多摩センター駅の周辺には商業施設が集まっており、平日休日を問わずショッピングを楽しむ人々で賑わっています。
また、全国で初になる屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」があり、ハローキティにあえる街としても有名です。
都心とのアクセスが良好で、東京のベッドタウンとして機能する多摩市には、多くの方が暮らしているため、粗大ごみの排出量も多い地域です。
ここからは、その多摩市の粗大ごみ処分方法について詳しく解説していきます。
多摩市の自治体では、粗大ごみ以外で家庭から出る以下のごみの収集をおこなっています。
多摩市指定の有料指定袋に入れるごみ
透明・半透明の袋に入れるごみ
かごなどの容器に入れるごみ
ひもでしばるごみ
もし、分別方法がわからない場合は、多摩市の「ごみ・資源の分別ガイド」を参考にしてください。
多摩市での粗大ごみとは、原則として、耐久消費財を中心とした家庭から出る大型ごみのことをさし、有料指定袋に入らないもの、重さが5kg以上のものです。
粗大ごみは多摩市の粗大ごみ専用ダイヤルへ申し込むと収集してもらえます。
収集までの流れは以下の通りです。
多摩市の処理券の値段は次の2種類です。
単価が600円以上の品物はシールを複数組み合わせて使用します。
処理券は、多摩市内のスーパーやコンビニなどの店舗で購入可能です。
粗大ごみは品物によって手数料が異なります。
多摩市で多く排出される粗大ごみと手数料をまとめました。
品目 | 手数料 |
電子レンジ(オーブン含む) | 600円 |
電気こたつセット | 400円 |
扇風機 | 200円 |
空気清浄機 | 200円 |
カラーボックス類(高さ90cmまで) | 200円 |
シングル・セミダブルベッド(ベッドマット除く) | 800円 |
ベッドマット(スプリング付のもの) | 800円 |
ふとん・マットレス(中綿のある物) | 200円 |
自転車 16インチ以上 | 600円 |
パイプハンガー | 200円 |
健康器具(ランニングマシーンなどで電動のもの) | 1200円 |
クーラーボックス | 200円 |
その他の粗大ごみにつきましては下記ページでご確認ください。
出典:多摩市粗大ごみ手数料
多摩市では、直接清掃工場に持ち込んでも粗大ごみを処分してくれます。
持込は予約制です。
申込先
粗大ごみ専用ダイヤル | 042-375-9713 |
受付時間 | 月曜日-金曜日の8時30分から17時まで(祝日・年末年始を除く) |
多摩市粗大ごみ持込施設
施設名 | 受入時間 | 所在地 |
多摩清掃工場 | 月曜日-金曜日、(祝日・年末年始を除く) 8時30分-11時30分、13時- 16時30分 毎月第4日曜日 8時30分-11時30分、13時-16時30分 |
東京都多摩市唐木田2-1-1 |
必要なもの
持ち込みは、市内在住の申込者本人がおこなってください。
処理手数料は10kgあたり250円かかります。
処理手数料の支払いは現金のみです。
持ち込みについては下記ページをご参照ください。
多摩市に粗大ごみの戸別収集を依頼するには、電話かFAXで粗大ごみ専用ダイヤルへ申し込みをおこないます。
注意点
多摩市粗大ごみ専用ダイヤル
電話番号 | 042-375-9713 |
FAX | 042-356-3919 |
受付時間 | 月曜日~金曜日 8時30分~17時 |
休日 | 祝日、土曜日、日曜日 |
※氏名を伏せて排出したい場合は、申込時に相談しましょう。
家庭からはいろいろなごみが排出されますが、その中には多摩市の自治体では回収していないものもあります。
多摩市の清掃工場で処理が難しいものや、リサイクルが義務化されているものなどは違う方法で処分する必要があります。
多摩市だけではなく、下記の家電リサイクル法の対処品目は法律でリサイクルが義務化されているため自治体では回収してくれません。
これらの製品は次の方法で処分可能です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
家庭で使わなくなったパソコン・デスプレイにおいても、製造したメーカーでの回収が義務化されているため、自治体は回収をおこなっていません。
これらは次の方法で処分可能です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
これらのものは、購入したお店や専門店に引き取ってもらうか、または不用品回収業者などへ相談して回収してもらう必要があります。
詳しくは以下のサイトをご参照ください。
多摩市の自治体を利用して粗大ごみを回収してもらう場合、室内からの運び出しはしてくれませんし、大きな粗大ごみの解体などもしてくれません。
さらに、基本的に土日祝日は対応してくれないため、何かと不便を感じる方も多いようです。
また、まだ新しいものや使えるものを処分する場合でも買い取りはしてくれないので、その場合も手数料を払って処分しなければなりません。
しかし、自治体以外のサービスを利用することで手間をかけずにお得にすることも可能です。
そのため、自治体に依頼する前にこれから紹介する方法もご検討いただくといいでしょう。
多摩市の自治体以外のサービスを利用して粗大ごみを処分するには、次の3つの方法があります。
それぞれの方法について詳しく解説いたします。
まだ新しいものや使えるものを処分する場合は、リサイクルショップで売却するとお得に処分可能です。
通常であれば、粗大ごみは処分料を支払って回収してもらわないといけませんが、リサイクルショップに買い取ってもらえば処分料を支払うどころか逆に現金が手に入ります。
ですので、売れそうなものがある場合はぜひリサイクルショップを利用しましょう。
リサイクルショップに粗大ごみを売却する方法は、主に店頭への持込と出張査定の2種類です。
大きさや重さなどで持込が難しい場合は、自宅で査定してもらったほうが手間なく売却できるでしょう。
家電や家具の販売店では製品を回収するサービスをおこなっています。
ただ回収してもらうだけですと、その分の手数料がかかってしまいますが、買い換えるときなら無料引取サービスをおこなっている店舗も多くあります。
また、買い替えで製品を配送してくれる場合、新しい製品と引き換えに古い製品を回収してくれるので手間もかかりません。
ですが、家電リサイクル法の対処品目は、リサイクル料金・運搬手数料が発生しますので気をつけましょう。
自治体の不用品回収ではなかなか対応できない、細やかなサービスを提供しているのが不用品回収業者です。
屋内からの不用品の運搬はもちろん、大型家具の解体、エアコンや洗濯機の取り外しまでおこなってくれるので助かります。
さらに、問い合わせ当日でも回収してくれるので、思い立ったその日に粗大ごみを処分可能。
遺品整理やゴミ屋敷の片付けなど、自治体にはないサービスも提供しています。
また、買い取りをおこなっている業者も多く、処分品の中に買取可能なものがあれば、処分する手数料がかからないばかりか、現金が手に入るためお得に処分できてしまいます。
しかし、回収の手数料は自治体の粗大ごみ回収の手数料と比べると多少高くなってしまうのがデメリットです。
ですが、手間のかからなさや回収までの時間、買取サービスなどのメリットも大きい処分方法ですので、選択肢のひとつとして考えてみるのもいいでしょう。
KADODEは、北海道から九州までのほぼ全国に対応する不用品回収業者です。
おかげさまで年間の実績は40,000件以上で、口コミでも高い評価を数多く頂いています。
不用品の量によって選べる定額パックプランがなんと6種類もあるためムダがありません。
定額パックプランには、清掃作業やスタッフ追加などの他社では有料オプションになってしまうものも含まれているためお得で安心です。
また、洗濯機・エアコンの取り外し、家具の解体も無料でおこないます。
さらに、KADODEは買取強化中!。
他社で断られた買取品でもKADODEなら買い取れる可能性がありますので、あきらめる前にぜひ一度ご相談くださいませ。
KADODEがおすすめの理由
多摩市における粗大ごみの処分方法について詳しく、わかりやすくご紹介いたしました。
粗大ごみ回収というと、まず自治体のサービスを思い浮かべる方がほとんどかと思いますが、処分方法はその他にもいくつかあり、それぞれメリットデメリットがあります。
自治体の回収は手数料の安さがメリットですが、手間や時間がかかるのがデメリットです。
しかし、他の方法であれば手間や時間がかからなかったり、手数料がかかるどころか逆に現金が手に入る可能性もありますので、不用品回収業者などの利用も視野に入れて、いくつかの処分方法から自分にとってベストな方法を選択しましょう。
不用品回収例
など、様々な不用品処分に
ご活用いただけます。
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