空き家となった実家を売ったり、引越しで不要なものの処分をしたりなどの事情で住宅や店舗などに残っているものは、それぞれ対応が求められます。残置物撤去をする必要があるのは把握していても、実際の撤去はとても重労働で手が出せないことが多いものです。
そのため、残置物撤去をプロの業者に任せたいと思っている方も多くなっていますが、気になることといえば業者の選び方と費用相場でしょう。
今回は、良い業者の選ぶ方のポイントと費用相場を詳しく解説していきます。残置物撤去の依頼で困った時には、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「残置物」は、普段は耳慣れないかもしれません。残置物は、文字通り「置いたままで残されたもの」を指します。
残置物というのは、不動産業者や解体業者、片付け業者などの業界で使われることが多い用語です。
残置物は、基本的に動かせるものを示します。借主がエアコンを設置しそのまま退去した場合には、これも残置物として扱われることもあります。
つまり、残置物撤去は残置物を必要に応じて撤去することを意味しているのです。
残置物撤去に迫られるのは、以下のようなケースです。
賃貸物件でたとえば借主が夜逃げのような形で居なくなった場合にも、残置物撤去が必要です。この時、借主の許可がないまま貸主が勝手に残置物撤去すると損害賠償を起こされる場合もあるので、確認しなくてはなりません。
老朽化した空き家を相続した場合、残置物撤去をしても家そのものに価値がないため、解体して土地を売ることも視野に入れる場合もあるでしょう。その際は、家の解体を含めた残置物撤去を進めるようになります。
また、家の住み替えで以前の住宅を売却する場合にも、残置物を置いたままにして不動産業者に残置物撤去を任せるか、自分で残置物撤去を業者に任せるなどして進めるかのどちらかを選ぶのが普通です。
残置物撤去に迫られた時には、個人で対応するのは難しいため業者への依頼を考えるようになるものです。依頼の際には、残置物撤去の費用がどれくらいかかるのかを知っておくと業者を選ぶ時にも判断しやすくなります。
また、費用が高くなるのは以下の場合だと考えておいてください。作業員を増やすか、作業時間が長くなることが想定されるため費用が高くなってしまいます。
残置物撤去の費用は、立法メートル当たりの単価で決めることが多くなっています。もちろん、同じ間取りでも残置物の量が多い、種類が多いと料金は上がってきます。
間取りごとの残置物撤去の費用相場
間取り | 広さ | 費用相場 |
1R・1K | 3~10㎥ | 3~10万 |
1LDK・2DK | 5~20㎥ | 5~20万 |
2LDK・3DK | 10~30㎥ | 10~30万 |
3LDK・4DK | 20~40㎥ | 20~40万 |
4LDK・5DK | 20~50㎥ | 20~50万 |
業者を絞り込む時、できるだけ評判の良い業者に残置物撤去を依頼したいものです。選ぶ際に抑えてもらいたい4つのポイントをご紹介しましょう。
見積もりが明確というのは、いかに現場の状況を細部まで確認している業者かどうかの見極めの際に役立ちます。適当に見積もりを出している業者の場合、追加請求される可能性もあると考えておきましょう。
見積もりを見て分かりにくい点にも、丁寧に答えてくれるところが望ましいです。
また、残置物撤去の経験が豊富かどうかも調べておきましょう。数多くの現場を踏んでいる業者なら、あらゆるケースで撤去の対応ができやすくなります。逆に、経験数が少ないと搬出に時間がかかったり、撤去が中断したりするトラブルにもなり兼ねません。
残置物撤去を行うには、行政からの許可を得ている必要があります。産業廃棄物の収集運搬許可の有無を確認しましょう。ホームページにも、取得している許可について正規業者なら掲載されています。
許可を得ないままで営業している無許可業者の場合、山中に不法投棄されてしまうケースも考えられるので注意が必要です。
あまりにも見積もりが安い場合には、一度、許可の有無を確認してみましょう。
もし、残置物の中に価値あるものがある場合には、そのまま廃棄するよりもお金に換えられないかと思うでしょう。ただ、残置物撤去を依頼する時は、自分で買取業者を探して売却をする時間的なゆとりがないことが多いものです。
残置物撤去に対応している業者の中には、需要があるものの買取も対応できるところもあるので、1社で買取も同時にしてもらう方が効率が良くなります。買取された分で、撤去費用を少しでも浮かせるメリットもあります。
残置物撤去を請け負う業者では、いろいろなサービスを特色としているところもあります。必要なサービスが利用できる業者だと、スムーズに終えられ依頼者のお困りごとを極力少なくできるのが魅力です。
残置物撤去業者の見極めを把握した上で、少しでも費用を抑えるコツも抑えておきましょう。依頼をする業者を決めるまでにすべきこともご紹介して行きます。
残置物撤去を依頼する前に、見積もりを取るのが賢明というのはお伝えしました。見積もりを取る時、最低でも3社から取るようにしましょう。なぜなら、見積もりの金額や内訳の把握がしやすくなるためです。
残置物撤去の依頼は、人によってはそうたびたびあることではないでしょう。しかも、撤去までの時間が限られていると安易に業者を決めてしまいがちです。選び方に精通していない人ほど、見極めができにくくなります。ひと手間かかりますが複数社の比較をしましょう。
物件を明け渡す、家を売却するなどで残置物撤去を依頼するのですが、ある程度のゆとりがあり計画的に進められる時には、自分でできるのもだけでも処分をしておくのがおすすめです。
たとえば、粗大ごみで出せる家電や家具は申し込みをしておいて、計画的に出せば業者よりも安く上がります。可能な限り、自分でできるところは処分を進めておくと残置物撤去の費用を安くできる可能性が高くなります。
残置物撤去は、個人・店舗・事務所などさまざまなケースで必要に迫られます。引越しや移転、廃業などそれぞれいろいろな事情があり、本来の作業が終われるばかりでとても残置物撤去まで手が回らないことも多いでしょう。
残置物撤去でお困りの時には、不用品回収のKADODEへぜひお任せください。残置物が多い場合でも、定額プラン料金で対応可能ですので安心です。
どのようなご要望にも可能な限り対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
残置物撤去を依頼する時には、費用相場を知った上で見積もりを取るようにしましょう。また、お伝えしたように業者を選ぶポイントも確認しておくのがおすすめです。
残置物撤去を依頼したいとき業者の選び方を抑えておくことは、とても重要です。相場を情報として得ているだけでも、適している業者かどうかも見極めにもなります。
時間的にも精神的にもゆとりがない場合には、業者への依頼を早急にしたいと焦ることもあるでしょう。後悔しないためにも、残置物撤去を依頼する時には慎重に業者を見極めるようにしてください。
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